2022/04/22
選ばれるのには理由があった。ひとへの優しさを諦めないサラヤがつくった甘味料 –ラカントS編 –
連載「サラヤとハタケト、愛ある暮らし」では、暮らしと自然の両方を大切にできるサラヤのプロダクトを紹介します。
料理における砂糖の役割は、甘味だけではないことをご存知ですか。水とのなじみが良い砂糖は、加熱によって状態が変わる特性もあり、お肉のパサつきを防いだり料理にコクや艶を生み出してくれるといった役割もあります。
「おいしくするためにたっぷり使いたい」と思いながらも、気になるのはカロリー。また糖質は体に必要な栄養素ではありますが、量を摂り過ぎてしまうと負担にもなってしまいます。
そこでカロリーを気にせずに、砂糖と同じように使える調味料があれば嬉しいですね。植物由来の素材を使った自然派甘味料、「ラカントS」を試してみませんか。
(実際にラカントSで肉じゃがを作ってみたら、慣れ親しんだ優しい味に仕上がりました)
砂糖と甘味料の「良いとこどり」でカロリーゼロを実現
スーパーにはさまざまな甘味料が並んでいますが、健康的な食生活にはどれを選べばいいのでしょうか?
甘味料はまず、化学合成などで人工的に作り出された「合成甘味料」と、植物由来の甘味成分から作られた「天然甘味料」の2種類に分類できます。ラカントSは、ウリ科の果実である羅漢果(ラカンカ)から抽出される高純度エキスと、トウモロコシなどを発酵させて作る天然甘味成分を配合したもの。これが自然派甘味料といわれる所以です。
2種類の天然甘味成分を配合し、砂糖と同じ甘味度に調整しています。また、加熱による味の変質もないので、肉じゃがのような煮込み料理で使用しても、苦味が出たり甘味が消えることはなく、料理にコクを出してくれました。
暮らしに寄り添うサラヤだから
ラカントSを製造販売するのは、石鹸や洗剤などの衛生用品を得意とするサラヤです。なぜサラヤが羅漢果を使用して甘味料を作ったのか。ここからは、サラヤ広報宣伝統括部の廣岡竜也さんに伺いました。
ラカントSが生まれた背景には、高度経済成長と共に増加した糖尿病という社会問題に対し、天然素材を用いた食品開発で健康の向上に貢献したいというサラヤの精神があります。
実は40年ほど前、羅漢果ではない素材で自然派甘味料を製造しました。しかし、素材独特な甘味は砂糖の代用にすることが難しい味でした。どうにかして砂糖のようなやさしい甘味を生み出し、カロリーも抑えられる天然素材がないかと探していた時に、古くから漢方の原料として使われてきた羅漢果に出会ったんです。
当時の羅漢果は、品質の良い実を育てるため、山の斜面で栽培していました。足場の悪い場所のため収穫作業も大変ですし、収穫後のエキス抽出作業など、製品として実用化するためには多くの日数と人手が必要なものでしたが、当社はそれでも諦めずに挑戦を続けてきました。以前ハッピーエレファントという洗剤のために天然酵母のソホロを開発した時と同じです。その結果、日本初のカロリーゼロの甘味料を製品化させることができました。
誰もが簡単に使えるように砂糖と同じ甘味度に調整しているので、使用量の換算の必要がなく、砂糖をラカントSにそのまま置き換えるだけで簡単にカロリーダウンができます。今までの生活スタイルを崩すことなく体に負担が少ないものを選択できることで、愛用いただける方は国内外に広がっています。
選んだ理由は「使い心地」の良さ
ここで、実際にラカントSを愛用するハタケトのメンバーにも話を聞いてみました。
2〜3年前にダイエットについて調べていた時に、好きなインフルエンサーさんが使っていたことがきっかけで購入しました。使ってみると、砂糖と変わらずに調理できることや、ジップ付きで保存性が良いところも気に入り、長く愛用しています。はじめは、どの会社が製造しているのかを知らなかったのですが、環境問題に取り組み、消費者にも寄り添ってくれるサラヤさんの製品と知ってからはより安心感が増しました。
カロリーを抑えたいと思っていた時に、砂糖の代替品として手に取ったのがきっかけです。甘さもしっかりあるのにカロリーゼロであること。また、優しい甘さで100%植物由来の素材からできていることが、身体にも優しいと感じられて心地良く使っています。
子どもの頃に食べた人工甘味料を使った食品の独特な味わいが苦手で、甘みはお砂糖を使うようにしていたのですが、ラカントSは砂糖とまるで変わらないことに驚きました。何も言われなかったらお砂糖じゃないことに気づかないと思いますし、カロリーもゼロとはさらに驚きです。食べることが大好きで、料理は何よりもおいしさを重視するわたしも、ラカントSだったらカロリーを抑えながらお腹も心も大満足な料理に挑戦できそうです。