
2025/08/18
がんばらないエコに出会えた!「無理なくつづく地球にやさしい暮らし術」講座レポ
〜このレポートでは、子育て中でもできる“無理なく続くエコな暮らし”のヒントを、講座の内容とともにご紹介します。
「エコな暮らしに関心はあるけど、忙しくてなかなか…」そんな気持ちに寄り添う視点をお届けします。〜
こんにちは!今は2歳の子どもを育てているアラフォーママ、aiyueyoでライターをしている、ともよです。 もともとエコな暮らしに関心があり、以前はマイボトルを持ち歩いたり、布ナプキンを使ったり、できる範囲で実践していました。
でも、今は子育てと家事に追われる日々。やってみたい気持ちはあるのに、気づけば「続けること」がちょっと遠く感じてしまうこともありました。
だからこそ、今回の講座の講師であり、「くらしの目からウロコ」代表・なかあづさ(通称:あづあづ)さんが語ってくれた、「無理なく」「ごきげんに」「完璧じゃなくてもいい」という言葉たちが、とても心にしみたのです。
講座で学ぶ、自分と地球にやさしい暮らし方

オンラインで開催された75分の講座は、アットホームな雰囲気のなかあっという間に過ぎました。「自分を守ることは、地球を守ることにつながる」という言葉が印象的で、自分と環境のつながりを見直す良いきっかけに。
講座では、あづあづさんが実際に実践している月経カップやマイボトル生活、ヘチマたわしなどのリアルなエコアクションが紹介され、「これならできるかも」と感じられるものばかりでした。 さらに、「知っておきたい環境問題」についてのやさしい解説や、今日からできるエコアクションを考えるプチワークもあり、エコが遠いものではなく身近な暮らしの中にあることを実感できました。
講師・なかあづささんと「くらしの目のウロコ」
あづあづさんは大阪府在住で、2歳児のママ。関西弁の軽やかな語り口が魅力で、登山やアウトドアがきっかけで自然とのつながりに目覚め、地球にやさしい暮らしを広めるコミュニティ「くらしの目からウロコ」を立ち上げています。
みつろうラップ(繰り返し使える天然素材のラップ)の販売やエコな暮らしを紹介するイベント・講座の開催などを通して、「無理なく」「楽しく」「続けられる」エコアクションを日常に取り入れる提案を続けており、この秋には量り売りのお店をオープン予定。夢に向かって進む姿からもたくさんの元気をもらえます。
印象に残った2つの気づき
講座を通して、私の心に特に残ったのは2つの視点でした。エコを“続けられるもの”として捉え直すきっかけにもなりました。
【その1】無理なく続けるための4つのマインドセット
あづあづさんが教えてくれたのは、方法だけではなく、エコを無理なく楽しく続けるためのマインドセットでした。

・心地よい範囲で小さく継続する
・続かなくても、絶対に自分を責めない
・実験思考で、失敗も楽しむ
・自分を大切にすることを最優先にする
これらは、エコに限らず“暮らしそのもの”にも通じる大切な考え方。「まずは自分から。完璧じゃなくていい」——その言葉に、ふっと心が軽くなりました。
【その2】暮らしに「循環」を取り入れる視点
さらに深く印象に残ったのが、「自分から出たものは、巡って自分に戻ってくる」という循環の考え方。

ゴミや排水だけでなく、選ぶ言葉や行動、モノの選び方もすべて、自分を中心とした“小さな循環”の一部として捉えてみる。
「暮らしの中に循環を意識することで、自分を大切にする選択が増える」
この視点は、私の毎日の見方を静かに変えてくれました。
【講座後の変化】自然に始めた“わたしのエコアクション”

講座を終えて、子育て中でも無理なく続けられるマイカップ生活を、ふたたび始めることに。また、やろうと思っていたのに忘れていたダーニング(衣類を糸でかわいく補修する手仕事)にも手をつけ、うちの愛犬に噛まれて穴の空いたズボンを繕いながら、じつは講座を受講していました。 無理に何かを始めるのではなく、すでに自分の中にあった“やってみたかったこと”が、自然と動き出す—— そんな変化が、とても心地よかったです。
参加者の声から広がる、“ごきげんに続けるエコな暮らし”

参加者からは、こんな声も聞こえてきました。

「中学生の頃から環境問題に関心があったけれど、1人の力じゃ変わらないと思って挫折していた」という方からは、「あづあづさんのBeforeに共感し、改めて自分にできることを見つけられて嬉しかった」との声が。
マイボトルやたわしなど、小さなエコ習慣を続けていた方も、「まだできることがある」と気づくきっかけになったようです。
また、「“循環”という言葉が好き」という参加者からは、「ギブアンドテイクではなく、巡って返ってくる感じが心地よい」「地球にやさしい暮らしも“愛の循環”の一部」といった素敵な視点も寄せられました。
「環境問題は“大きなこと”をしなきゃと思い込んでいたけど、講座を通して“生活の中で回り回って自分に返ってくること”とイメージできた」という声もあり、エコがより身近なものとして感じられるようになった方が多かったようです。
生理カップについても「前から気になっていたけど、実際に使っている人の話が聞けて前向きになれた」という感想も。
誰かの「できた」が、誰かの「やってみよう」に変わる。そんな小さな循環が、この講座にはそっと息づいていました。
おわりに|ごきげんを暮らしの真ん中に、無理なくエコを続けよう
あづあづさんの語り口は、関西弁でユーモアたっぷりなのに、押しつけがましさはゼロ。むしろ「がんばらなくてええんやで」「できるときにやったらええよ〜」と、やさしく背中を押してくれるような安心感がありました。 ご自身の失敗談や日々の工夫もたっぷりシェアしてくれて、気づけば参加者みんながリラックスしていた気がします。
エコな暮らしは“がんばること”じゃなくて、“心地よいから続くもの”。 講座を通して、それを実感できたことが何よりの収穫でした。
aiyueyoでは、「まずは自分をごきげんにする」ことを大切にした講座がほかにもたくさんあります。 暮らしの中に、少しずつやさしさを取り入れていきたい方に、ぜひおすすめしたい世界です。
この講座を通して出会った「くらしの目からウロコ」も、無理なくエコな暮らしを始めたい方にぴったり。
・エコな暮らしに興味はあるけど、どう始めたらいいかわからない方
・子育てや仕事で忙しくて、じっくり取り組む時間がない方
・「完璧じゃなくても大丈夫」と背中を押してほしい方
・無理せず、日々の暮らしにやさしさをプラスしたい方
そんなあなたにこそおすすめしたい“ごきげんエコ”の世界。
くらしの目からウロコのオンラインコミュニティ「ウロココミュニティ」はこちらからご参加いただけます。
ライター/ともよ