2025/08/14

aiyueyo初の“やさしいコンソメ”ができるまで——愛食フェスで味わえる新商品

日々の食卓で、そっと支えてくれる存在を目指して——。
aiyueyoが初めて手がける商品開発「コンソメ」は、料理好きにも苦手な人にも使いやすく、季節や地域の恵みをそのまま味わえる“やさしいコンソメ”です。

この記事では、開発の背景や商品開発リーダーのみーるさんの想い、そして9月開催の「愛食フェス2025」で予定されているお披露目情報をご紹介します。

日々のごはんに、やさしさひとさじ。aiyueyo流“コンソメ”に決まるまで。

aiyueyoではこれまで、カタログギフトや「aiyueyo box」など、特別感のある商品を届けてきました。
これらは、生産背景や素材を吟味して選びたい方々に特に喜ばれてきました。
けれど、忙しい毎日の中でも気軽に安心して使えるものを求める方々にとっては、日常使いには少しハードルがある—
そんな課題もありました。

「もっと気軽に、愛食を日常の中で感じてもらえる方法はないだろうか?」

そんな想いから動き出したのが、みーるさんをリーダーにした今回の商品開発チームです。
目指したのは、食事を楽しむすべての人に寄り添える、暮らしに溶け込む“愛食アイテム”

大人も子どもも好きで、調理が比較的簡単、そしてどんな食材も活かせる——そんな条件を満たす“定番料理”を探しました。

いくつかの候補を経て辿り着いたのが、「コンソメ」。
コンソメなら、料理が好きな人にも苦手な人にも使いやすく、家にある既存のコンソメと置き換えるだけで自然と「愛食」につながります。

また、スープや煮込み料理だけでなく、パスタや炒め物など、アレンジの幅も広く、物販でもアレンジ料理の販売でも展開可能。さらに、四季の野菜で味を変えられるため、季節感や地域性を活かすことができるのも魅力の1つでした。

こうして、aiyueyoの商品開発第1弾は「コンソメ」に決定。

 「これさえあれば、ちゃんとごはん」というコンセプトのもと、日常に溶け込みながらも、食卓にやさしい革命をもたらすプロダクトを目指しています。

みーるさんに聞く「コンソメ」開発秘話

食材スタイリストとして活動されているみーるさん

開発のきっかけや試作の裏側、そして「aiyueyoだからこそ」の意味——。
「コンソメ」には、メンバーの想いと工夫がたくさん詰まっています。

ここからは、商品開発チームの中心メンバーである、みーるさんにお話を伺いました。

── 実際にスタートしてみていかがでしょうか。

みーるさん:ただ商品を考えるのではなく、

・aiyueyoをどう外の方に伝えていくか
・aiyueyoで商品を開発する意味
・メンバーが自分のナリワイと組み合わせて活用しやすいもの


……と、aiyueyoだからこその意味合いを考えるのが難しかったですね。

でも、一番大事にしたのは、ただ商品を売るために商品を開発するのではないということ。
aiyueyoの取り組みやファミリーの想いを、まだ出会ってない方達につなぐ、「てつなぎツール」になってほしいという想いを重視しました。

・新商品×自分のナリワイで、新しい取り組みが生まれる
・新商品×各地域のコラボができる
・aiyueyoを紹介するときの手土産になる

など、愛食の概念をもっと多くの人・地域に広げていくきっかけになってほしいなと思っています!

── コンソメに決まるまで大変だったと伺いました。

みーるさん:aiyueyoを伝える手段として、どの商品が最適なのか、それを考えるのにめちゃくちゃ苦戦しました!!笑

最初はカレーが良いのではないかという前提で話が進んでいたのですが、aiyueyoメンバーにインタビューをしていく中で、辛味やスパイスが効いているカレーだと親子で楽しめないという意見や、「料理好きの人はレトルトカレーを買わないよね」という話が出たり…
根本から見直そうと市場調査やリサーチをチームみんなで役割分担しました。

カレー以外にも、ジャム、スープ、お菓子、万能調味料・・・といろんな候補が出たことで、逆にどう選ぼうか本当に悩みましたね。

「愛食を日常的にするには?」「お料理好きの方、お料理が苦手な方にも使いやすいものは何なんだろう」と使ってもらうシーンを連想した時に、メンバーのきむかなさんがふと、「コンソメじゃない?」と言ってくださって。

それが開発商品を決定する最終ミーティングの終了10分前くらいで、やっとこれだ!と納得できた記憶があるのですが、みんなでアイディアを出し合う時間はとても楽しかったです!

── 現在はどんなレシピを試している段階でしょうか?

みーるさん:玉ねぎやパセリ、にんじん、きのこなどを使いながら、担当者が色々なレシピで試作し、ベースとなるレシピを確立しているところです。

材料は農家メンバーから直接仕入れることで規格外野菜も活用し、廃棄を減らしながら素材の個性を活かす工夫も進んでいます。

今後、夏はトマトや枝豆、秋はかぼちゃやさつまいもなど、季節の野菜を使ったりしながらバリエーションを増やしていく予定で、旬の味をどう生かすかがポイントになってきそうです。

レシピ試作中の様子

── みーるさんにとって、食のものづくりの醍醐味はなんでしょうか。

みーるさん:食材をどう活かすか、何パターンも実験して、一番美味しい調理法や配合を見つけることがとても楽しいです!
生産者さんや手に取ってくれる人たちを想像しながら形にしていく作業は、いい意味で緊張感があって、“頑張らなければ!”という気持ちになります。

── 完成後はどんなシーンで使ってほしいですか?

みーるさん:日常のスープや煮込みはもちろん、パスタや炒め物、炊き込みご飯などにもぜひ使ってほしいです。冷蔵庫の残り野菜と組み合わせて、自由にアレンジしてもらえたらうれしいです。

愛食フェス2025で初お披露目予定!

今年の愛食フェスは、初の2DAYS開催。
会場となるBONUS TRACKには、aiyueyoメンバーによる農産物や加工品、雑貨、飲料、そして「まいにちコンソメ」を含む新商品が並びます。

日時:2025年9月27日(土)・28日(日) 11:00〜18:00
会場BONUS TRACK(東京・下北沢)
入場料:無料

詳細はこちら▶︎https://aiyueyo.jp/15196

会場で、”はじめてのひと口”を

aiyueyoとしての初めての試み。aiyueyoメンバーみんなのアイディアがぎゅっと詰まった、“やさしいコンソメ”が、いよいよ完成します。

第一弾は愛食フェスでお披露目の予定。
ぜひ当日会場で一緒に味わいましょう!

みーるさん、ありがとうございました!

ライター/makio