2023/08/11
「まず自分」を実践したら、想いと強みが活きたわたしだけのナリワイが産まれた
「愛の循環をshokuから耕す」をスローガンに3つの「shoku」(食・職・色)を応援しているaiyueyo。aiyueyoでは、個々がすでに持つ想いや強み・個性を活かしたお商売の形を「ナリワイ」と呼んで、自分らしいナリワイを生み出すことを応援しています。
そして、第一期となるナリワイ助産院を4月から2カ月にわたって開催。17組の参加者が、想いや強み・個性など自分軸で向き合う事業創造プログラムに挑戦しました。今回は、ナリワイ助産院に参加したのぞみさんに受講後の体験談を聞きました!
「できること」ではなく「やりたいこと」に向かいたい
わたしは、学部・修士と日本語教育学を専門にしてきました。日本語を学んでいる方に、もっと心地よく学べる場を作っていくことが、自分にできる唯一の社会貢献だと信じていたのです。修士号取得と同時にフリーランスになり、日本語教育関連の記事を執筆しながら地域日本語教育に携わっていました。
約1年後、「なんかしんどい」という小さなわだかまりがみるみる大きくなって、ついに耐えきれなくなりました。今まで「できること」から選んでいたけど、本当は「やりたいこと」しかやりたくない。
自分の向かいたい方向には気づけたけど、実際どうしたらいいのかわからない。そんなタイミングで出会ったのが、ナリワイ助産院でした。25歳を迎える月に、変わる覚悟を決めました。
「まず自分のことを考えていいんだ」
初回の講座で衝撃を受けたのが、「まず自分」ということばでした。今まで散々「周りの人のことを考えて」と言われてきたのに、「まず自分」?
主語を「わたし」にして、素直な自分になる【ナリワイ助産院DAY 1】
愛本主義では、まず自分がごきげんになり、そこから周りの人をごきげんにしていきます。今までどれだけ自分を犠牲にして、周りのごきげんばかり考えてきたんだろう。愛本主義に出会わずに生きていたら、どうなっていたんだろう。想像するだけでゾッとするほど、今となっては生活の基盤になっている考え方です。
これを真ん中に置いて自分の棚卸しをすると、常識の枠にとらわれない本気の想いが溢れてきました。初めて愛本主義に触れたはずなのに、わたし自身の経験と強く紐づいていることに気づいたのです。ここで産まれた「社会の正しさよりも自分の満足感を信じる」という自分ミッションは、選択に迷ったときの大事な指針となっています。
社会の正しさより自分の満足感を信じる【ナリワイ助産院DAY 3】
この想いを抱いて、「まず自分」を常に意識して未来を想像すると、不思議とたくさんのナリワイが産まれてきました。講座の初回は2つしか書けなかったナリワイが、気づいたら11個になっていたのには今でも驚きです。多ければいいというわけではありませんが、複数のナリワイを持つことで、自分らしさを100%発揮することに近づいています。
わたしのナリワイはグラデーションらしい【ナリワイ助産院DAY5】
わたしにしかできないナリワイを出産!
私は、ライティングとコーチングを掛け合わせて「心のごきげんを育てる3ヶ月伴走プログラム LIFE COLUMN(ライフコラム)」を出産しました。LIFE COLUMNの由来となっているのは、「あなたの物語にコラムを添えたい」というコンセプト。3ヶ月というひとつの季節をコーチングでともにし、次の章に進む前にひと呼吸おけるようなコラムを書き添えて、大切にお手元に届けます。
月に一度のコーチングは、夕方から始まり夜がふけていくようなイメージ。自分の願いにピントを合わせながら、心のごきげんが育まれていくのを感じられます。コーチングの中では自分の心の声に耳を傾け、コラムを読むことでコーチに見えている世界から気づきを得る。そんな循環が生まれていくことを願っています。
私が愛を込めて育てたナリワイは、「aiyueyo循環基金」でサポートを受けることになりました。aiyueyoの収益を、愛食・愛本主義を耕す活動に使っていく「aiyueyo循環基金」。ご支援いただけると決まったことで、LIFE COLUMNを通して愛本主義の輪を広げていく決意を新たにしています。複数のナリワイを持って心地よく暮らしながら、大切な人のごきげんを育てていきたいです。
2023年10月から始まるナリワイ助産院2期 のエントリー期間は7月31日(月)〜9月7日(木)23:59です。詳細はこちらをご覧ください。