2024/05/21
ぱくっ むふふな 野菜時間を。チームaiyueyoの挑戦の結晶、ついにデビュー
「人も食も、いのちはすでに魅力的!」と考えているaiyueyoでは、らしさが溢れるごきげんな人生の実現を応援しています。そんなaiyueyoと同じ想いをもち、相互に連携をさせていただいている農園があります。東京三鷹市にある冨澤ファームです。
この度チームaiyueyoと冨澤ファームの間で新しい、心ときめく暮らしを彩る商品が誕生しました。今回はそんな商品誕生の物語をお届けします。
ぱくっ むふふな 野菜時間を。
家庭 職場 コミュニティ
たくさんの顔をもっているわたしたち。
あれ? なんだか最近、慌ただしい。
そんな時、冷凍庫にいる あまい“ゲンキ“のミカタ。
野菜の色 野菜の味 野菜のにおい
口の中でもちっととろけて はみ出す野菜たち
一口ほおばって 思わず笑顔になるわたしたち。
テレビもスマホもぜんぶおやすみ
食べる時間を楽しみたくなる ハタケのおやつ。
野菜って、やっぱり美味しいね。
野菜たっぷり!おやつにも軽食にもなる「ハタケ・ブレッド」
冒頭にお読みいただいたのは、東京・三鷹の地で120年続く冨澤ファームの新商品「ハタケ・ブレッド」のステートメントです。
ハタケ・ブレッドはこの春リニューアルデビューする新商品。
畑で穫れた季節の野菜をたっぷりと使い、おやつにも軽食にもなるしっとりとしたケーキに焼き上げました。
旬の野菜を第一原料に、米粉の2倍もの量を配合し、てんさい糖やきび砂糖、米油を使うことで、からだにも優しい味わいに。
1口食べると、土の香りがしてくるような、目を閉じると、畑の光景が浮かぶような、そんな食体験がそこにあります。
著者も食べてほんわり。心も体も喜んでいるようなおいしさに出会いました。ぜひみなさんにもご賞味いただきたい一品です。
なぜハタケ・ブレッドを?園主に聞く開発の経緯
「育てているのは、笑顔です。」そう語るのは、冨澤ファームの4代目園主、冨澤剛さん。畑に関心のある方をオープンに受け入れ、縁をつむぐ農園スタイルをとっていらっしゃいます。ハタケ・ブレッドはそんな人の縁を大事にする冨澤ファームだからこそ生まれた商品。
きっかけは新型コロナウイルスの大流行にありました。人と人のつきあいをしていた飲食店から「冨澤ファームの加工場を使って、加工品の開発・販売をさせてもらえないか?」と打診がありました。有事の人助け。快く引き受けた冨澤さんは飲食店支援として冨澤ファームの野菜を使ったパウンドケーキを製造するようになりました。シェフが開発したこだわりのレシピ。味も間違いない逸品でした!
その経緯を知り、当時ブランディングのサポートでご縁があったaiyueyo旗振り役のあべなるみがこのパウンドケーキをaiyueyogift、想いある農家直送の食品を束ねたカタログギフトでぜひ掲載したいと打診。
これも快く掲載いただけることになりました。
ただ、この頃から新型コロナウイルスによる停滞も徐々に収まり、飲食店側としてパウンドケーキ製造を続けるのが逆に負担になってきてしまいます。
そこで冨澤さんは冨澤ファームと縁のあったあるふたりのチームaiyueyoメンバーに製造を依頼することになります。
その方が、今回のハタケ・ブレッド開発の立役者となる、通称かえるさんとみーるさんです。
農と食卓を料理でつなぎたい。若手社会人2人の挑戦
かえるさんとみーるさんは共にaiyueyoの「あなたのらしさのナエを芽吹かせるプログラムナエドコ」0期に参加したメンバー。
2人とも農と食卓を繋ぐことに元から関心があり、自分の料理を中心としたスキルを活かして、できることをしたい、そんな自分だけのキャリアを作っていきたいと考えていました。
このとき、aiyueyo経由でご紹介した農家さんが、冨澤さんでした。
この縁をきっかけに冨澤ファームとの関係が深まり、パウンドケーキ製造というチャンスを冨澤さんがふたりにギフトしてくれたのでした。
約1年の製造を経て
パウンドケーキ製造を担当した間に、かえるさん、みーるさんはそれぞれのキャリアも着実に前進させていきます。かえるさんはフードテック系スタートアップの会社に入社し、新規事業のPdmとして経験を積みながら、自身でもパウンドケーキのブランドを持ってみたり。
みーるさんは、動画レシピサイト運営の会社で経験を積み、フリーランスとして独立。「食材スタイリスト」として、食材のらしさが伸びるブランディングから料理、イベント販売までを手がけるようになりました。
ふたりの成長を近くで見守りながら信頼も強めていった冨澤さん。これまで飲食店シェフが作ってきた調理難易度の高いレシピから、ふたりの力をかりて作り替え、新生パウンドケーキをつくろうと決意しました。
野菜を絶対に第一原料にする。優しい食材だけで。
ハタケ・ブレッドの開発では、絶対に野菜を一番多い量を使う第一原料にすることを決めて進めていったのだそう。ただ、水分量の多い野菜をケーキ類に使うのは至難の技です。
たくさんの試行錯誤を経て、レシピは完成しました。
身体や自然への優しさと農への想いを詰め込んで、油には米油を、粉は米粉を、糖類にはてんさい糖やきび砂糖を採用したのもこだわりです。
カステラのようにしっとりおいしいのに優しい食材だけで、野菜もたっぷり楽しめる。ぜひ一度食べて実感いただきたいおいしさです!
パッケージや販促物デザインもチームaiyueyoが担当
そんなハタケ・ブレッドのパッケージデザインと言葉は、チームaiyueyo内で開催したコンペにて決定しました!
駆け出しのブランディングデザイナー・ライターの活躍の機会も作っていただき、クリエイターたちは計8名、心を込めた提案をしました。
そうして出来上がったパッケージデザインやチラシのデザイン(一部掲載)がこちら
か、かわいくないですか!?わくわくする気持ちになりますよね。
冨澤ファームとaiyueyoの縁が重なり合ってできたこの商品。
ここから大切にこれからも一緒に育てていきたいと思っています!
ハタケ・ブレッドは愛食フェスに出店しますので、ぜひ皆さんもお手に取ってみてくださいね。
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