2023/01/06

さようなら野菜不足。旬の感動を詰め込んで

食事は毎日のことだから、美味しい時間はきっと暮らしを温める。フードギフトカタログ「aiyueyo gift」は、心も体も満たされる食体験を通して相手を大切に想う気持ちをお届けしています。こちらの連載では「aiyueyo gift」で掲載している食と、その作り手のストーリーを紹介します。

〜旬に寄り添うのもaiyueyo〜
旬野菜の瓶詰め合わせ

彩り豊かな野菜を手軽に楽しめる旬野菜のピクルスや、一つひとつ手作業で育てたお米を糀の力を借りて発酵させ作りあげる「甘糀ジャム」。農家が素材のおいしさに自信をもっているからこそシンプルな材料で作られた、体に嬉しい加工品です。

ピクルス・ジャム・パテ・ジュースを詰め合わせてお届けします。写真は【まんぷくサイズ】の例です

全ての生き物たちの暮らしを尊重する

人々が暮らす住宅街から少し離れ、木々に囲まれた小道を通り抜けると、そこはまるで別世界。清々しい空気に鳥のさえずりが心地よく響き渡る畑で、野菜たちは太陽の光を浴びて輝いています。400年続いてきた農地を有機栽培に切り替えたのは柴海祐也さん・佳代子さんご夫婦。有機栽培で旬の時期に合わせて育てる理由を尋ねると、祐也さんは「野菜が気持ちよく育ってくれて、働く人も気持ちいいから」、佳代子さんは「大好きな生き物たちも暮らせる畑になるから」とそれぞれの想いを教えてくれました。

旬は野菜が一番おいしく、伸び伸びと育ってくれる時期ですが、旬にしたがって栽培すると同じタイミングに同じ野菜ばかりが食べごろになります。いつでも色々な野菜を食べたいという人々の願いに応えるため、農業は旬に抗うように発展してきました。しかし、ハウス栽培や農薬などの旬に抗う知恵や工夫は人間の暮らしの便利さを優先し、他の生き物の暮らしには負荷をかけてきたのです。

柴海さんご夫婦は、全ての生き物の暮らしやすさを追求して、環境への負荷を軽減できる有機農法で旬に野菜を育てることを選び、人々が旬のおいしさをいつでも楽しめるように野菜の一部を瓶詰めに加工するスタイルを始めました。獲れたての素材を活かしたシンプルな加工品は、食べる人の心と体をやさしく満たします。「野菜ってこんなにおいしかったんだ」と思わず驚く柴海農園の瓶詰めは、旬を味わう喜びに気がつかせてくれます。

柴海農園の柴海祐也さん・佳代子さんご夫婦

aiyueyo giftは、愛を贈ることをテーマにしたフードカタログギフトです。 食の作り手が大事に育てた農産物を食べやすい形で。畑から食卓までの全ての過程にめいっぱいの愛を注いで、あなたの気持ちを大切な方へお繋ぎします。

INFORMATION

柴海祐也・佳代子

柴海祐也・佳代子

千葉県印西市にて年間60品目の野菜を有機で栽培し、季節の加工品製造を行う。「旬のある暮らしを共に分かち合う」をテーマに、約20名の仲間たちと共に長所を活かしあいながら歩んでいる。野菜と加工品はオンライン販売のほか、地元千葉を中心としたスーパー・オーガニック店・道の駅・ライフスタイル提案の雑貨店でも販売。毎週水曜10〜12時の間は農園で直売所もあけている。