2023/01/31

彩りにもおやつにも。頬張ると広がるトマトの世界

食事は毎日のことだから、美味しい時間はきっと暮らしを温める。フードギフトカタログ「aiyueyo gift」は、心も体も満たされる食体験を通して相手を大切に想う気持ちをお届けしています。こちらの連載では「aiyueyo gift」で掲載している食と、その作り手のストーリーを紹介します。

〜働きやすさを優先するのもaiyueyo〜
季節の希少トマト詰め合わせ

フルーツのような甘みを感じるトマト、酸味が程よくスッキリ食べられるトマトなど、大きさも形も様々で個性豊かなトマトたち。食べきりやすいよう、生で食べるのがおすすめの品種と加熱により旨みが増す品種をバランスよく詰め合わせます。

希少トマト詰め合わせ 1.3kg を【まんぷくサイズ】では2回、【たべきりサイズ】では1回発送します。

お母さんの笑顔は、家族みんなの笑顔の源

「​​『子どもが風邪をひいて行けません』と連絡しても、全員が受け入れてくれてありがたいですし、他の人が急にお休みになっても快く受け入れられます。持ちつ持たれつですからね」。子育て中の女性たちが目をキラキラさせながら働くのは、栃木県宇都宮市のトマト農園・絹島グラベル。普段から子どもを丁寧に観察しているお母さんたちは、トマトの栽培においても日々の僅かな変化を感じ取り、大切に可愛がりながら育てています。

園主の長嶋智久さん絵美さんご夫婦は、子育て中のスタッフが楽しく安心して働いてもらえるように環境づくりを徹底。お弁当作りの手間を増やしたくない心遣いから勤務時間はおおむね午前まで、土日を家族と過ごす大切な時間にしてもらうために月曜日は出荷しない、子どもの体調不良など急な欠員にも対応できるように収穫適期が長い品種を扱うなど、経営に関するあらゆる決断をスタッフの働きやすさ第一に決めています。

働く人にとってはありがたい環境である一方で、雇い主にとってはリスクを引き受ける選択。しかし、長嶋さんご夫婦は笑顔で語ります。「家族が幸せで、子どもがやりたいことをできるお金があれば、それ以上のお金はいらないと思っています。自分たちだけが稼いでいい思いをするよりも、地域の働きたい女性たち、そして彼らの子ども全員が笑顔になれるようにしたいんです」。ここには家族の笑顔が何よりも大事と迷わず言い切れる人しかいません。そんな絹島グラベルで育ったトマトたちはそれぞれの家庭で笑顔を生むタネとなっています。

絹島グラベルの長嶋智久さん・絵美さんご夫婦

aiyueyo giftは、愛を贈ることをテーマにしたフードカタログギフトです。 食の作り手が大事に育てた農産物を食べやすい形で。畑から食卓までの全ての過程にめいっぱいの愛を注いで、あなたの気持ちを大切な方へお繋ぎします。

INFORMATION

長嶋智久・絵美

長嶋智久・絵美

栃木県宇都宮市のトマト農家。鬼怒川の河原の極端な砂目土壌で、ヨーロッパ系中玉トマトを土耕栽培している。「社会の財産として子どもたちを大切にすること」が夫婦の人生のテーマであり、自分たちだからできることとして農園では子育て中の女性をスタッフに採用して家庭のバックアップすることを選び、全スタッフが楽しく安心して働いてもらえるような環境づくりを徹底している。トマトの販売期間は1〜5月と10~12月。