2023/02/01

農家とシェフが技を重ねた、畑が主役のケーキ

食事は毎日のことだから、美味しい時間はきっと暮らしを温める。フードギフトカタログ「aiyueyo gift」は、心も体も満たされる食体験を通して相手を大切に想う気持ちをお届けしています。こちらの連載では「aiyueyo gift」で掲載している食と、その作り手のストーリーを紹介します。

〜シェフと組むのもaiyueyo〜
季節のパウンドケーキ

どこを切っても存在感が溢れるほど季節の野菜・果物がたっぷり。甘さ、口触り、食感のバランスが絶妙なパウンドケーキは少しの量でもしっかり心とお腹を満たしてくれます。素材の良さを贅沢に感じられる、いま旬の味わいをお届けします。

旬の野菜や果物を使ったパウンドケーキ250g を【まんぷくサイズ】では3つ、【たべきりサイズ】では2つお届けします

多様な人と交わるから、未来が育つ

軍手をつけ意気揚々と畑に入る大学生たち、子どもと一緒に初めての収穫を楽しむお母さん。冨澤ファームにはいつも人が集い、和気あいあいと農作業をしています。畑に集う人々を見て微笑む園主の冨澤剛さんは「僕の仕事が捗るのは二の次でいいんです。みなさんがこの場を楽しみ、何かのきっかけにしてもらえれば」と語ります。畑に興味がある人たちを積極的に受け入れる剛さんは、東京都三鷹市の住宅街にある冨澤ファームの四代目。かつて世論や法律が市街化を促進していた東京で農地を守りぬくのは簡単なことではありません。

ご両親の代から苦労を重ねてきたなかで、剛さんは畑を手伝いに来た友人がリフレッシュして帰る姿に救われる気持ちになりました。畑の良さを知ってもらうことも、農家以外と会話して視野が広がることも楽しい。地域の人といい関係を築ければ、自身も楽しみながら農地を守っていけるかもしれない。希望を見出した剛さんは援農を積極的に受け入れ、畑にたくさんの人を呼べるように受け入れ態勢を整えていきました。

今や年間延べ1000人が集うようになった冨澤ファームには、野菜の卸先である飲食店のスタッフや常連さえも足を運びます。中でも交流が深い『東京オーブン』がコロナ禍で経営が厳しくなり飲食以外の業態の検討を始めると、剛さんは自身の利益は度外視で農産物を使ったパウンドケーキの開発・販売に協力。素材の良さを引き出すことが得意なシェフと手がけたパウンドケーキは、農作物のおいしさが主役になる、食事としても満足度の高いケーキに仕上がりました。そう、冨澤ファームが育てているのは野菜だけではありません。畑に集う人々と共に生きる、心温かな未来です。

冨澤ファームの冨澤剛さん

aiyueyo giftは、愛を贈ることをテーマにしたフードカタログギフトです。 食の作り手が大事に育てた農産物を食べやすい形で。畑から食卓までの全ての過程にめいっぱいの愛を注いで、あなたの気持ちを大切な方へお繋ぎします。

INFORMATION

冨澤剛

冨澤剛

東京都三鷹市にて農園「冨澤ファーム」を営む。代々農家で現在4代目として120年以上続く農地を守り続けている。
80アールの畑で年間約30品目の野菜を栽培する。毎月第4土曜日には畑のオープンキャンパスを開催して援農を受け入れている。
三鷹市認定農業者、野菜ソムリエ、江戸東京野菜コンシェルジュなど多数の資格を保有し、短大の非常勤講師も務める。