2026/06/19

5月のみかん畑。花の香り、森の生き物、愛あふれる共生の景色

2026年5月、ゴールデンウィークが明けた爽快な晴れの日。

さところさんとわたし やましたの2人で訪れたのは、愛知県豊橋市雲谷のヤマイシ果樹園さんのみかん畑。

わたしたち2人は伴奏隊として、ヤマイシ果樹園さんの活動に関わらせていただいています。

伴奏隊とは、生産者の販売・販促活動をサポートする活動部隊です。ヤマイシ果樹園さんの想いが詰まったみかんたちを、大切に、必要な人へ、一番想いが伝わる形で届けるため、オンラインでの作戦会議を定期的に実施しています。

この度は、みかんが実る時期ではない5月。この時期だからこそ味わえる景色に触れながら、作戦会議も兼ねて畑を訪れました。

この記事では、ヤマイシ果樹園3代目のみかさんから教わった「オフシーズンの畑のこと」や畑を通して「生き物たちと共生する愛あるストーリー」をお伝えします。

いろんな種類のいい香り

わたしたち2人がヤマイシ果樹園さんに到着するとすぐに、迎えてくださった みかさんが畑を案内してくださいました。

畑に一歩入ると、緑や土のいい香り。
そして、みかんの樹に近づくと、甘い香りがしました。

甘い香りの正体はこちらのお花!

ゴールデンウィーク中から明ける頃までは、みかんのお花のシーズン!
可愛い姿にも、漂う香りにもメロメロ。

香りをあえて言い表すならば「THEみかん」。甘さの奥にほのかな酸味も香ってきてしあわせな気分になれます。

お花の香りを堪能した後は、葉っぱの匂いも嗅がせていただけることに。

みかさんがとってくださった新芽の香りを味わうさところさん。

みかんの葉っぱの香りは、なんと、スパイシー!

柚子胡椒、山椒と近い香りなんです!

みかんも柚子も山椒も同じミカン科の植物。葉っぱを通して「香り」が共通しているという大発見がありました。

そびえ立つ樹は、守護神

高くそびえ立つこの樹は「イヌマキ」という名の樹木。

庭の生垣や果樹畑の防風林として使用されることが多く、焚き火やストーブの薪として使われることもあるのだとか。

そんな万能な「イヌマキ」は、強風でみかんの実が落ちたり、傷つかないように、みかんの樹たちを守っているのですね。

それにしても、大きな樹でした。畑をどんどん進んでいくと、この樹がたくさん植えられていて、ヤマイシ果樹園さんのおいしいみかんたちを守る様子は、まさに勇姿です。

森と生き物と畑と

畑のお隣には、森が広がっていました。

森にはウサギ、キツネもいるんだとか。ちなみに、この日は大きなヘビに遭遇しました!

みかさん自身もあまり見ないような大きなサイズのヘビ。わたしたちを歓迎してくれているかのような、この森ならではの出会いでした。

森と畑の間を歩く中で、みかさんが話してくださったのは、生き物たちとのスタンス。

みかんの樹上に、鳥が巣を作ったり、みかんの樹をウサギがかじりに来たり、蝶々が葉っぱに卵を産んだり…孵化したアオムシたちがみかんの葉を食べたりするのだそうです。

そこで、わたしはこんなことをみかさんに聞いてみました。

「虫や動物は駆除したり、対処が大変だったりするんですか?」

すると、みかさんはこう答えてくださいました。

「そんなことしないですよ〜。だって可哀想じゃないですか、鳥だとヘビに食べられちゃうかもしれない。大きな被害もないし、これだけみかんの樹があるんで、多少大丈夫です。」と。

なんて、愛ある おおらかな考え方!

森があって、畑があって、生き物がいて、みかさんのお家もある敷地内。それぞれの「いのち」がフラットに存在している「愛あふれる共生」に感動しました。

この愛があるからこそ、ヤマイシ果樹園さんのみかんはあんなにおいしいんだなと、2025年の年末に食べたみかんを思い出しながら、しみじみと感じました。

みかんたちのおいしさに感動した2025年末。

今後の話

畑見学の後は、おいしいランチをいただきながらの作戦会議。

2026年秋冬のみかんシーズンには、ヤマイシ果樹園さんの敷地での直接販売に一層チカラを入れていきたいというお話に。

ヤマイシ果樹園さんは道路沿いにあって、車でのアクセスがしやすい場所なんです!

みかんシーズンにはぜひヤマイシ果樹園さんへ。

ヤマイシ果樹園さんの最新情報はこちらのInstagramをご覧ください。
https://www.instagram.com/yamaishi.kajuen

みかさん、ありがとうございました!

ライター/ やましたゆり