2024.01.29
こんにちは！自然の甘みでわたしだけでなく子どもも愛犬もさつまいもが大好きな、チームaiyueyoのともよです。
今回紹介する「さつまいもめでたべ会」に参加してから、その奥深い魅力に取り憑かれ、さつまいも料理にハマっています。そんなわたしから、お腹が満たされるだけでなく心も彩る体験レポートをお届けいたします！
めでたべ会とは？
「生産者さんの想いやこだわり、生産方法、種類ごとの違い・・・食材がもつストーリーをさまざまな角度から掘り下げて、その上で五感をつかって愛でながら味わう。そうすることで普段何気なく行っている「食べる」という時間がもっと愛おしいものになるのではないか・・・？」
こんな発想からうまれたのが、旬の食材を愛でて食べて、心とお腹をごきげんに満たす食の体験会である“めでたべ会”です。
まずは目で見て楽しんで、食べ比べる。そして食材のストーリーを知った上で、生産者さんの愛ごと味わう。家族や友人と一緒なら、それぞれの感想をシェアして楽しむこともできる。旬の食材を通してワクワクする時間を過ごし、みんなでごきげんになろう！という企画です。
第3回目となる今回の食材は、おやつとしてもよく食べる野菜“さつまいも”をめでたべしました。
さつまいもめでたべ会の流れ
さつまいもにもたくさんの種類があることをご存じでしょうか？参加者さんの元には、北海道のさつまいもが、前もってなんと7種類も届けられます。届いたさつまいもは、驚いたことに色とりどりです。お芋は、めでたべ会に参加する前に調理します。といっても作り方は、焼くだけ、蒸すだけと簡単です。同封されていたレシピを参考に、オーブンの温度を設定し、わたしは焼き芋にしました。
お待ちかねのめでたべ会。はじめに愛でタイムという時間があります。さつまいもを観察して形や色・香りなどを楽しみます。そのあとは、さつまいもを提供してくださった井澤農園さん、その園主の妻・料理研究家の井澤綾華さんにさつまいも栽培への想いなどを聞きながら1種類ずつ食べ比べします。
一通り食べ終わった後は、参加した人それぞれの推しさつまいもをシェアし、綾華さんがオススメするアレンジレシピの紹介です。心とお腹を美味しく満たされるだけでなく、身体にも寄り添うことができますね。
ナビゲーターとさつまいもを提供してくださった農家さん
今回も同じくaiyueyo旗振り役のあべなるみさんがナビゲーターとして、さつまいもの魅力を案内してくれました。
さつまいもを提供してくださったのは、北海道栗山町で入植100年以上を誇る井澤農園さん。主力野菜は玉ねぎとのことですが、近年はさつまいも栽培にも力を入れており、種類豊富にさつまいもを育てられてるとのことです。その園主の妻であり料理研究家である綾華さんに、それぞれのさつまいもの特徴や栄養素などを説明していただきました。
それでは、当日の様子を詳しく見ていきましょう！
見た目や香りなどを楽しむ「愛でタイム」
さつまいもの皮は、紫色だけだと思っていたわたし。けれど、箱を開けて驚きました！なんと長芋のようなベージュのお芋も入っていたからです。さらにお芋ごとの説明が書いたラベルが貼られているのです。たくさんのさつまいもを箱詰め、発送するだけでも大変なことだと思います。加えてひとつひとつ丁寧にラベルされており、井澤農園さんの食べる人への優しさが深く伝わり感動しました。
オーブンでじっくりと焼いていくと、お芋の美味しそうな甘い香りに食欲がわきます。けれど、食べるのはめでたべ会までの我慢。笑
種類により形にも特徴があるさつまいも
ハロウィンスイートと由栗いもは寸胴系、ゆきこまちは丸っこく船型、パープルスイートロードは細長いことが特徴とのこと。また、しろほろりはゴツゴツ丸く育つそうです。すずほっくりに関してはバナナのようなシュッとした形になり、シルクスイートと同じように先っぽが鋭利な形になると説明していただきました。じっくりと観察すると、さつまいもひとつひとつ形が違うのはもちろんのこと、品種による特徴を発見できたときは嬉しかったです。
個性豊かなさつまいもの色と香りを楽しむ
綾華さんからさつまいもそれぞれの色や香りの特徴ついて伺いました。焼き立て、蒸し立てはとても香りが高くなり、それぞれ香りが違うとのこと。またお芋の中身は一般的に黄色ですが、よく見るとひとつひとつに違いがあり濃い黄色、オレンジがかった黄色などがあることを発見できました。
栄養素も知る
お芋を半分に切って片方は残し、半分を焼き芋にした方もおられました。そのため、焼く前と後のお芋を同時に見比べることができたので、焼いた後の色鮮やかさにテンションが上がったそうです。また切り口から白い液が出てくることはありませんか？それはヤラピンというさつまいも独特の成分で、食物繊維と同様に整腸作用があることも知ることができました。
環境によってちがう、美味しくできるさつまいも品種
北海道の甘くて美味しいお芋に感動したなみるさんから「北海道だから美味しいお芋の品種があるの？」という疑問が。綾華さん曰わく、北海道は本州よりも気温が低く寒いので、本州で作るさつまいもよりも、早く熟す品種が向いてるそうです。同じさつまいもでも環境により、美味しくできる品種に違いがあることを知れて面白かったです。
お待ちかね！ひとつずつ味わう「たべタイム」
以下、7品種を綾華さんの解説のもと、美味しく味わいました。
・最近の新品種のなかでも美味しいと有名。香りがよく、じゃがいものようなホクホク感がありつつ、滑らかな食感だったり、緻密さを味わえます。綾華さんイチオシ「すずほっくり」
・焼酎などの原料になる黄金千貫（こがねせんがん）が親戚。澱粉質が多く繊細な甘い香りにやさしい甘みと、じゃがいものようなホクホクがたまりません。料理にも使いやすい「しろほろり」
・まだ食べた人が少ない北海道専用品種。昔ながらの落ち着いた甘さとホクホク感がたまらない「ゆきこまち」
・品種は紅あづまで、綾華さんたちが住む栗山町と由仁町の農家さんたちによってブランド化された、黒糖のような濃厚な甘さと本州で作るよりねっとり感としっとり感のある「由栗いも」
・甘みは控えめでねっとり系、名前の通り中身はカラダに良いアントシアニン色素による紫色。油との相性がよく、天ぷらにすると色鮮やかな紫になりオススメ。風味を楽しむ「パープルスイートロード」
・焼き芋にぴったりのねっとり感、しっかりしているけれどしつこくない甘さが美味しい「シルクスイート」
・このまま赤ちゃんの離乳食にしても良いぐらいの滑らかさ。とっても個性が強いけれど、それがまた美味しいと感じられるかぼちゃのような色と甘さの「ハロウィンスイート」
探してみよう！推しのさつまいもはどれ？
一通り食べた後は、みんなで推しさつまいもを選びます。どれも美味しさに個性があり選ぶのに迷います。悩みながらも選んだ結果、私は甘くてねっとり感があるシルクスイート推しです。
参加されていた皆さんも迷いに迷っておられました。途中その会話から、「あったかいお芋より冷めているお芋の方が甘いよね」と品種だけでなく焼き方、温度によっても推しが変わると話されておりました。本当にそれぞれの良さがあり、推しがその都度変わりそうです。ちなみに綾華さんの推しは、複雑な味わいがたまらない由栗いもと料理するとまた違った美味しさがあるパープルスイートロードだそうです。
綾華さんがオススメするさつまいもアレンジレシピ
食べきれなかったさつまいも用に、とても簡単に作れるおすすめレシピを教えていただきました。めでたべ会参加中だけでなく、終わった後も楽しめます。
参加者の声
Xで #めでたべ会 と検索してみると、参加者のみなさんの楽しんでいる様子がたくさん！
みなさんの美味しいしあわせと楽しさが投稿から伝わってきます。見ているだけでも、いますぐに、井澤農園さんのさつまいもが食べたくなりますね！
他にもたくさんの投稿があります。ぜひご覧ください！
井澤農園さんのお野菜たち
美味しいお野菜を食べてほしい気持ちだけでなく、わたしたちの身体へも心を配る井澤農園さん。めでたべ会でのお話から、また大切に育てられたさつまいもからも感じることができました。
「井澤農園の野菜を食べる人たちが、笑顔になったり、健康になったり、食卓が華やいだり、話題が一つでも増えるといいな。」「食べる人たちの親戚のような農家で在りたい！」という気持ちから、全国に「おいしいおすそわけ」することを理念にされているそうです。このような親戚がいたら、心も身体も健やかになれて最高ですよね！
・美味しいさつまいもを食べたい方
・種類豊富にさつまいもの食べ比べをしたい方
・井澤農園さんのお野菜や加工品が気になった方
・こんな親戚のような農家さんと繋がりたい方
さつまいも、もしくは主力野菜である玉ねぎなどはいかがでしょうか？
井澤農園さんのお野菜や加工品の販売はこちらから。
aiyueyo giftは、愛を贈ることをテーマにしたフードカタログギフトです。 食の作り手が大事に育てた農産物を食べやすい形で。畑から食卓までの全ての過程にめいっぱいの愛を注いで、あなたの気持ちを大切な方へお繋ぎします。
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