2024/06/08

〜 はたらくも暮らすもわたしらしく。“自分ファーマー”という生きかた〜

もっと自分らしく、自分を解放して生きていきたい。

こんな風に思ったことがある方も、多いのではないでしょうか。
一生懸命頑張ってきて、気づけば日々の生活で「やらなくちゃ」に追われてばかり。

「何のために頑張ってきたんだっけ。」
「わたしって何がしたかったんだっけ。」
「もっと、わたしらしく、生きていきたい。」

でも、ちょっと考えてみてほしいのです。
そもそも「自分らしい」ってどういうことなのでしょう。

わたしたちaiyueyoは、らしさの定義にも色々なものがあると思っています。

aiyueyoは「らしさを循環させるワークプレイス」です

チームaiyueyoは、参加するメンバーが色とりどりの個性をいかして、自主性を大切にしながら活動しています。

「やらなくてはいけない」という義務感ではなく、「やってみたい」「ここは自分の得意をいかせそう」「夢の一歩をここで小さくはじめてみたい」などの想いを、お互いが大切にする文化があります。

得意をいかしたお役立ちでは、自分も相手も幸せな状態をつくることができます。

また、新しいチャレンジならば、まずはaiyueyoの中で小さく“実験”ができるのです。
実際に必要としてくれる人はどのくらいいるんだろう…?値付けは…?もっと目に止めてもらえるようにするにはどんな風に告知や宣伝をすればいい…?など、最初の一歩を試すことができる場所でもあります。

こんなaiyueyoのことを、わたしたちは『らしさを循環させるワークプレイス』と定義づけました。
らしさをいかしたお役立ち(=お仕事)を通して、世の中に温かい循環を生み出していくことをめざしています。

aiyueyoが提案する働きかた【自分ファーマー】とは

そして、誰もが自分らしく生きられることを大切にするaiyueyoがご提案したい働き方があります。それが【自分ファーマーです。

  • すでに持っているスキルや得意なこと
  • 夢を叶えるために小さく始めてみること
  • 誰かのニーズに合わせて始めてみること

など、想い・らしさをいかした複数のお仕事を組み合わせることを意味しており、さまざまな実りをもちながら自分の人生を経営していくイメージ。

※「ファーマー」という表現について
食を起点にするわたしたちは、いのちの原点はすべて畑にあると考えており、畑に関連することばになぞらえて概念を表現しています。
ここでは、「自分の人生を耕し、よく育て、実りを収穫していく」という意味合いで“自分ファーマー”と表現しています。

よく耳にする「自分らしさ」というと、好きなことや得意なことを見つけるための、終わらない自分探しのように感じてしまいがち。
でも、まるで定められているかのようなものを探さなくても良いと思うのです。

もちろん好きなことや得意なことは、あなたのらしさ。

それに加えて、「この場所でこの人たちと一緒にいたいから、いまこのチームの中で自分ができることをする」のもらしさ。「いつか叶えたい夢や、そのために小さな一歩を踏み出す」こともらしさ。

全部、あなたらしさでいいし、それは人生のフェーズとともに変わっていって良いのです。むしろ、変わることが自然なのだと思います。

このように、さまざまな「らしさ」を生かして複数のお仕事(aiyueyoではこのお仕事を“ナリワイ”と呼んでいます)をしているのが、自分ファーマーです。

自分ファーマーのここが素敵

aiyueyoにはごきげんな自分ファーマーさんがたくさん。

たとえば、ほんの一例ですが

⚫︎料理を軸に、レシピ開発や間借り店舗でのお料理提供など幅広く活躍

⚫︎「仕事は自分が好きな人とつながる絶好のいいわけ」と位置付けて、気づけば12個のナリワイをもっていた

⚫︎デザイナーとしてのキャリアをいかしつつ、大好きなトマトの代理販売やハーブをいかしたワークショップを開催するなど、”くらし全体をデザインする”ことまで手を広げるようになった

⚫︎農家の妻として家業にも携わりつつ、得意のライティングスキルや栄養士の資格も活かした仕事も。将来はオンラインコミュニティの運営も検討中

⚫︎子育てをナリワイの軸として、子どもといっしょに楽しめること、をテーマに家庭菜園の推進などに関わりつつ、本業で別のスキルも伸ばし中

などなど…

このように自分ファーマーのあり方は人それぞれ。そして完成するというものでもありません。自分のらしさを解放しながら、自分を耕し続ける。「自分ファーマー」にはそんな意味も込められています。

それぞれ自分がいくつももつ「らしさ」をいかしてお役立ちしつつ、くらしも含めて生き方をまるっと愛して日々を生きる、魅力的な人たちです。


では、自分ファーマーさんたちはなぜ魅力的なのでしょうか。

それは「自分らしさ」を最大限いかして生きているからだと思います。
本人たち自身も、それが心地よく、楽しく感じており、それが周りに伝わっているのでしょう。

好きなことも得意なことも。やってみたいことも、誰かのためになることも。興味のおもむくまま何でもやってみることも。
丸ごと全部自分だと受け止めて、全部やってみる。
それが、自分ファーマーという生き方です。

自分ファーマーさんを紹介する連載「ごきげんワークスタイル通信」がはじまります

次回以降、いよいよ具体的な自分ファーマーちゃんの紹介がはじまります。

具体的な働きかたや、なぜ今の働きかたに至ったのかの想い、それぞれどんな「らしさ」をいかしているのか、これからのことについてなど、たっぷりお届けしていきます。

さあ、次は、あなたがあなたらしさを見つける番です。
これからはじまるストーリーが、あなたのらしさが溢れる未来へお連れします。