愛しい家族時間は「余白」で叶える。共働き我が家の衛生管理

「サラヤと愛ある暮らし」連載では、人と地球の両方にやさしい暮らしを探求するサラヤ株式会社と一緒に心地よい日用品の選び方を見つけていきます。

こんにちは、あんどうまりこです。aiyueyoでは「サラヤと愛ある暮らし」連載で編集を担当しています。本業は出版社の編集者。夜や土日の時間に、個人で受けている編集のお仕事や、出産の代筆屋〈つむぎや〉の執筆・運営をしています。

4歳と2歳の息子の母でもあり、忙しい日々。やりたいことが多くて予定をつめこみがちなわたしですが、最近、ひと工夫で「余白」が生まれることを実感しています。

家庭内感染はなるべく防ぎたい

わたしは、息子たちと絵本を読む時間が好きです。本棚から好きな一冊を取り出して「読んで」と持ってくるのがかわいいし、膝に座る息子たちの体温に癒されるんです。物語に浸っている表情を見たり、感想を聞いたりと、息子たちと過ごす穏やかで愛おしい家族時間。

平日は、仕事終わりの夕食やお風呂で慌ただしく、絵本を読むのは20分ほど。そんなわずかな時間さえ、取れなくなるときがあります。それは家族の誰かが体調を崩したとき。保育園に通う息子たちは感染症にかかりやすいので、なるべく兄弟どちらかで抑えたい。せめて大人はダウンしないよう気をつけています。

家庭内感染を防ぐためには、きちんと手洗いうがいをし、家を清潔に保つ必要がありますよね。とくに我が家は幼児二人なので、気になるのはおむつ替えやトイレの後。子どもの肌や衣服にウイルスがついているのだろうと思うので除菌したいのですが、ほかの子どもの対応に追われ、そんなに時間もかけられません。かといって、殺菌・除菌力の高いスプレーは、なんでも口に入れる2歳の次男を思うと使えませんでした。

ためらいなく、さっと使える

さっと手軽に使えて、ウイルスを抑えられるものはないかな？ と思い、わたしはサラヤさんのWebサイトで商品検索しました。

実は、4年前、SARAYAという文字を毎日のように目にしていました。長男は生まれたあとNICU（新生児集中治療室）に入院していて、面会時には必ず手指や持ち込むものを消毒していました。

その、NICUで使われている石鹸やアルコールスプレーがサラヤさんのものだったのです。衛生管理が徹底されている総合病院で使われているもの。効果・効能はまちがいないだろうと思いました。

見つけたのは「ウイルス細菌除去スプレー」。食品成分100％なのでまな板や食器にも使えて、二度拭き不要。これなら次男がベビーマットを舐めても大丈夫だなと思って、すぐ購入しました。

手にしてみて、その使い勝手のよさに驚きました。当然ながら、気になる場所にシュッと吹きかけるだけなんです。調理器具はもちろん、個人的な使い方にはなりますが、わたしは子どもが触れる場所にも使っています。保育園から帰ってきたときに触るドアノブ、裸足で歩く玄関や廊下、ごはんを食べる前に触るベビーチェアの背もたれなど。息子たちも「シュッてする？」と言うようになりました。同じタイミングで「手を洗っておいで」と声をかけやすくなり、手洗いの習慣もついてきているのは思わぬ収穫です。

こまめに除菌し、家族の衛生意識が高まったことで、家庭内感染が減りました。それに、「後できれいにしなくちゃ」と覚えておくのは、けっこう疲れることだったんだなとわかりました。忙しいときでも一瞬で済ませられて、時間と心に生まれた余白。おかげで、ゆっくりと家族と過ごす時間を取れます。

生まれた「余白」で心地よく暮らせる

余白が生まれたのは、それだけではありません。今まで場所ごとに使い分けていた殺菌・除菌するアイテムを、ウイルス細菌除去スプレーに一本化しました。おかげで「お風呂用はこれ」と考える必要がなく、在庫管理もしやすくなりました。

それに、（実はこれが個人的にかなり推したいポイントなのですが！）ラベルを剥がせるんです。「ウイルス細菌を除去」と大きく書かれた商品ラベルをぺりぺりと剥がすと、モノトーンでシンプルなデザインのボトルが登場。食卓の上に置いていても気にならず、空間の余白を守ります。

「除菌できる」効果をいちばんに求めていましたが、生活に馴染み、心地よく使い続けられるのはとても大事だと感じています。いろいろな場所でさっと使えて効果があり、生活空間に置いてあっても気にならないもの。ウイルス細菌除去スプレーを使い始めたことで、いろいろな余白が生まれました。

息子たちと絵本を読むような愛しい家族時間は、余白があってこそ叶えられるもの。これからも、自分にとって心地よいものを選んでいこうと思います。

ライター/あんどうまりこ