
2026/08/03
【イベントレポート】aiyueyoとamu株式会社の出会い!水産と環境から食を楽しく考える作戦会議を開催しました。
2026年7月16日(木)に、amu株式会社の遠山愛実さんをお招きし、【水産x環境】海からはじまる”愛食”作戦会議を開催しました!アイキャッチ画像は、amu株式会社さんのある宮城県気仙沼市の海です。

2026年7月16日(木)に、amu株式会社の遠山愛実さんをお招きし、【水産x環境】海からはじまる”愛食”作戦会議を開催しました!
本イベントは、aiyueyoメンバーのハナウタカジツさんと、amu株式会社の遠山さんのつながりから開催が決定。農業と水産業という一次産業を切り口に、一緒におもしろいことはできないかと考えてみる”仲良くなる”ための作戦会議です。
amu株式会社 遠山愛実さん
学生時代、東京都内のスタートアップ2社と宮城県気仙沼市の建設企業で計5年間インターンを経験。大学3年生からインターンをしていた株式会社ビビッドガーデンに第1期新卒社員として2019年に入社。マーケティング業務やオウンドメディアの運営に従事。2024年6月より、amu株式会社の1人目の社員として入社。営業、製造、広報を担当するとともに、タイル事業の責任者を務める。
amu株式会社
「いらないものはない世界をつくる」をビジョンに掲げ、2023年5月に宮城県気仙沼市で創業したスタートアップ企業。全国の漁港から廃漁具を回収し、分別・加工を経て、アップサイクル素材「amuca®(アムカ)」として再生・販売している。
気仙沼での生活を通じた、産業×地域にまつわる遠山さんの気づき

長野県出身の遠山さん。東京の大学に進学したことをきっかけに、住んでいる地域によって、提供される機会が異なることを実感したといいます。
「東京での生活で、さまざまな機会を通して視野の広がりを実感しながらも、“長野にいたら同じことができたのだろうか”と考えて、地域ごとの機会の違いを感じたことが、キャリアの始まりでした」
東京と地方の機会格差を感じ、自然と地方創生に興味を持つようになったといいます。「地方が気になるなら、まずは行ってみよう!」と気仙沼でシェアハウス&インターンへ。長野とも東京とも違う気仙沼の魅力を体感したそう。

「海と漁業と共に生きる人々の姿、震災復興への思い、土地の特性が表れた人との交流を経て、土地に根付いた文化が人を作っていることを実感しました。気仙沼での気づきが、地元長野の魅力を捉え直すことにもつながったんです」
遠山さんの中に生まれた、土地が違うと文化も人も違うという気づきが、その土地だからこそ発展した産業に触れたいという欲望へと変化。その思いが、遠山さんを一次産業へと導きました。

食べチョクを運営する株式会社ビビットガーデンに入社し、さまざまな地域と産業に触れながら、業務に邁進していったといいます。
そして、引き続き各地の産業に根付いた業界で、事業の立ち上げフェーズに挑戦してみたいと、創業1年目だったamu株式会社へ1人目の社員として入社。現在は営業、製造、広報など、業種を横断しながら働いています。
いらないものはない世界をつくる

現在、遠山さんが勤めるamu株式会社では、廃漁網を原料にしたナイロンやプラスチックのリサイクル素材を作っています。
廃漁網が含まれる漁業関連ごみは、国内の海洋プラスチックごみのうち59.5%を占めます。廃漁網は、漁業を続けるうえでは必ず出てしまうごみである一方で、廃棄には漁師に経済的なコストがかかってしまいます。
そもそも、荒波にもまれながらさまざまな地域で仕事をしてきた道具である漁網が、ただ捨てられてしまうなんてもったいない!

amu株式会社は、ネガティブを解消するだけでなく、漁具にまつわるストーリーやロマンを伝えることも大切にしながら、海と生きるマテリアルブランド「amuca®」を運営しているのです。
現在販売している製品は、ナイロン素材の糸や、布など。糸にするのが難しい漁網はタイル素材。現在は、北海道函館市から沖縄県石垣市まで、漁協をまわり、漁業関係者とコミュニケーションをとりながら、廃漁網を回収しているそうです。

そして、特徴的なのがタグのQRコードを読み取ると、その素材がどの船からやってきたのかを知ることができる点です。まさしく、漁網が持つストーリーを感じられるプロダクトになっているのです。
aiyueyoと何ができる? わいわい作戦会議!
遠山さんからamu株式会社の取り組みを聞いた上で、さっそくaiyueyoと何ができそうかの作戦会議をしました!
遠山さんから、amu株式会社を知ってもらうために「コラボを増やしていくための、アドバイスが欲しい!発信方法を模索したい!」との要望を聞き、みんなでアイデアを出すことに。
まず、ファシリテーターを担当したなぎちゃんから、草木染めとのコラボの提案が。食に関する産業廃棄物である玉ねぎの皮を染料として使うアイデアが飛び出しました。
淡路島の玉ねぎと気仙沼の漁業であれば、地域を支える産業のコラボレーションとして面白そうです!
そして、ブランディングを生業にするべーちゃんからは、木綿ではなく漁綿、コットンではなくてギョットン(gyotton)など、生地の新しいカテゴリーを作るアイデアが。ネーミングがかわいい!
発信していく過程で、aiyueyoメンバーがお手伝いできることがありそうです!プロジェクトをコンテンツに変えていくことができれば、amu株式会社が抱える課題に直接アプローチできるかもしれません。
沖縄の海を愛する参加者のさところさんからは、漁網をそのまま使用した子ども向けのワークショップの提案も。漁網自体のかわいらしさを生かした使い方は、検討の余地がありそうです。
海の生き物を愛するぴなそのさんからは、amu株式会社を巻き込みながらaiyueyoメンバーが各地の海を楽しむ交流の機会をつくりたい!漁師さんの困りごとを聞く機会があるとうれしい!と、大きな視点でのアイデアも。
aiyueyoに水産業を巻き込むことができれば、もっとおもしろいことが巻き起こっていきそうです……!
amu株式会社とaiyueyoが仲良くなるための第1歩としての本イベント。最後に参加者で記念写真をパチリ!

この出会いから、何が生まれていくのか。未来が楽しみになる時間になりました!
参加者の声
・海洋哺乳類を勉強していくうちに「魚網や廃漁具は怖いものだ」と長年恐怖でいっぱいだったのですが、amuさんの取り組みを知って、とてもありがたいな素敵だなと思いました!応援していきたいです!
・廃魚網からのアプローチで事業を創られている点に感動でした!廃魚網を素敵な価値に作り変えているamuさんはすごいし、amuさんの中にたくさんの原石があることを感じました。
▼amu株式会社さん
・公式HP
・公式オンラインストア
ライター/古澤椋子



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