2024/09/27
田舎移住で手に入れた、おだやかな暮らしと守りたいもの
「サラヤと愛ある暮らし」連載では、人と地球の両方にやさしい暮らしを探求するサラヤ株式会社と一緒に心地よい日用品の選び方を見つけていきます。
こんにちは、misacchi(みさっち)です。
4年前、田舎に移住して現在は4歳の息子と2歳の娘、夫の4人家族で自然に囲まれた田舎暮らしを楽しんでいます。
都会にいた頃は、満員電車での長時間通勤にうんざりして、夫と休日が重なることもほとんどない日々。戦闘服を身にまとうように着飾っていたわたしが、今では無地のTシャツに長靴で泥だらけ、毎日が幸せです。
自然のなかで暮らすようになってわたしの宝物になったのは、たんぽぽを摘んでプレゼントしてくれる息子の笑顔と、小さな手。「この小さな手を守りたい」と強く想うと同時に、いつか子どもたちが帰る故郷として「自然を残してあげたい」と想うようになりました。
守りたいものは息子の笑顔と小さな手
田舎に移住して一番大きく変わったのは、日々がとてもおだやかになったこと。都会にいた頃はたくさんの情報に目をふさがれていて見えていなかった、足元の小さな季節の移ろいまで子どもたちと楽しんでいます。
ここには過激な広告もなく都会の喧騒もなく、目に映るものはどこまでも続く田園風景と山々。春にたんぽぽが一斉に咲いたかと思えば、あっという間にみんな綿毛になって、初夏のカラスノエンドウやシロツメクサに一気に様変わり。
「かあちゃん、はい、どうぞ」と、たんぽぽをくれる息子の笑顔と小さな手はわたしにとって何よりも大切です。だから、息子のふわふわの頬とやわらかい手肌を守りたくて食べ物も洗剤も「子どもにやさしいもの」を選ぶようにしています。
けれど、畑仕事や外遊びで毎日汗だくの泥だらけ。しっかり汚れが落ちる洗浄力も譲れません。そして「子どもたちに自然の景色を残してあげたい」と想うと、なるべく環境にやさしい洗剤だともっと嬉しい。
そんなわたしのわがままを叶えてくれたのは、サラヤさんのヤシノミ洗剤でした。
ヤシノミ洗剤に出会うまで遠回りの「洗剤迷子」
元々、強い香りが好まれないオーガニック食品店や紅茶専門店などで働いていたこともあり、衣服や手に香りが残らない洗剤は必需品。わたしが欲しかったのは、手肌にやさしく自然にもやさしいだけでなく、洗浄力が高くて香りが強くない洗剤でした。
ですが、理想を叶えてくれる洗剤にはなかなか出会えず、ヤシノミ洗剤を使い始めるまで洗剤迷子でした。生分解性の高さで洗剤を選ぶと、泥汚れが落ちなかったり室内干しで臭いが残ったり、ボトルの見た目で選んだ海外製の自然派洗剤は、日常使いには価格が高すぎたり香りが強すぎたりと失敗ばかり。
いつも通うスーパーでふと目に入ったヤシノミ洗剤は、まさに「灯台下暗し」の出会いでした。
子どもと自然にもやさしくて汗も臭わない
無香料で無色透明のヤシノミ洗剤は、植物原料の「ヤシ油」を使用。無香料のため残り香が全くなく、強い香りを残したくない食品関係の仕事をしていても安心です。
洗浄成分の濃度が高く、多くの添加物が入っている洗剤は、排水後に微生物による生分解に時間がかかりますが、ヤシノミ洗剤は「ヤシ油」由来の植物性で、洗浄に不要なものを入れないこだわりから、微生物による生分解性が高く自然にやさしい洗剤です。
洗濯用のヤシノミ洗たく洗剤も愛用していますが、泥汚れも子どもたちの食べこぼしもしっかり落ちるうえに室内干しでも臭いません。
シンプルさと手軽さが心地いい
わたしがヤシノミ洗剤を長く愛用する理由は他にも2つ。シンプルさと手軽さです。
物が増えがちなキッチンだからこそ、なるべくスッキリ見せるためにキッチンには色が増えないことを意識しています。ヤシノミ洗剤の透明ですっきりとしたボトルは、そんなわたしのわがままも叶えてくれます。
そしてネット注文が億劫なわたしにとって、ヤシノミ洗剤のスーパーで手軽に買える手軽さは最大の魅力。いつもの食材の買い出しついでにポイっとかごに入れて買い忘れない手軽さに助けられています。
手肌と自然にやさしく洗浄力も抜群なうえ、ボトルはシンプルで手軽に買うことができる。このすべてが心地よくて、愛用し続けています。
次世代の子どものためにできる小さなこと
田舎に移住して自然のなかで暮らすようになってから、いつか子どもたちが大人になって家を出たとき「ただいま」と帰るこの故郷には、思い出のままの自然を残してあげたいと想うようになりました。
ヤシノミ洗剤は、20年も前から植物原料の生産地で起きている環境問題の改善のために活動していて、森や生き物を守っていることも選ぶ理由のひとつ。
いつか生まれてくる次世代の子どもたちのために、わたし個人ができることは少ないですが「自然にやさしい洗剤を選ぶ」という小さなことはできます。
最近では、4歳の息子と2歳の娘のお気に入りの遊びは「お洗濯ごっこ」。映画「となりのトトロ」を見て以来、外の洗い場で「おいっちに、おいっちに」とお洋服を踏み洗いして大笑いです。子どもたちに「かあちゃん、洗剤いれて!」と言われたら、ほんの少しだけ洗濯用のヤシノミ洗たく洗剤を投入。
家の中ではついテレビや動画を見る時間が多くなって「もうおしまい!」と怒ってしまいがち。だけど外でこんな遊びなら、おだやかな気持ちで見守ることができるので母は大助かりです。
そして、無邪気に遊ぶ姿を見ながら、この笑顔とふわふわの頬と小さな手と自然の景色を守りたいと強く想います。
ライター/misacchi 編集/あんどうまりこ