2024/11/01
からだと人生について学ぶ、大切な時間。【デスクワークのつらさを改善!ごきげんに働く「からだ」のセミナー 受講レポート】
こんにちは!からだに良い食事とボディメイクが人生の主軸な、チームaiyueyoのあゆです。
様々な縁があって、2024年6月からaiyueyoの一員となりました。
現代社会において、切っては切れない存在となったデスクワーク。「デスクワークをしている人がごきげんに働けるようになる」ために、愛本主義の視点からからだについて学ぶ、「デスクワークのつらさを改善!ごきげんに働く「からだ」のセミナー」が先日開講されました。
この記事ではその受講レポートをお届けします!
aiyueyoだからこそ、からだのことも伝えていく必要がある
aiyueyoは、いのちを真ん中にとらえ、まず自分を満たしていく「愛本主義」に共感したメンバーが集まっているコミュニティです。
愛本主義の出発点は、自分のいのちを構成する「食」や「いのちと食体験の繋がり」を大切にしていこうね!というもの。aiyueyoではそれを「愛食」と定義して、愛食に関わる発信をメインに行っていました。
そんなaiyueyoで初となる、「からだ」にフォーカスした今回のセミナー。「愛食」という提案手段から一歩踏み出し、皆さんと共に自分のからだに目を向ける一時間です。
「食だけ」「からだだけ」「仕事だけ」ではなく、その全てを大切にして、自分を満たしながらごきげんに暮らしていく。そのどれかを切り捨ててしまうのではなく。
これが、「aiyueyoだからこそ伝えられる内容であり、aiyueyoだからこそ伝えていく必要がある内容だ」と考え講座の開講を決定。aiyueyoのこの想いに講師ののりさん(松本のりひろさん、以下のりさん)も共感し、今回のセミナーが実現しました。
からだと向き合うということは、「人生と向き合う」ということ
のりさんは、整体師になる以前はサラリーマンとしてお仕事をされていたこともあるそう。幼少期にご自身が病弱だったことや、お仕事での挫折がきっかけで「多くの人のからだと人生を健康にしたい」と思うようになり、整体師になることを決意されました。現在では首都圏を中心に「やさしい施術」をされており、650名以上の方々のからだをサポートされているそうです!(のりさんについて詳しくはこちらのインタビューをご覧ください。)
講座の冒頭、自己紹介の中で、のりさんが自身の「からだ観」に触れられていました。
「からだは一生を共にするパートナーである」
多くの人が身体に不調を感じてから、他人に頼るようになる。他人や専門家に頼ること自体が悪いわけではないけれど、そうなる前に日頃から一番のパートナーである「自分のからだ」に目をかけてほしい。そのお言葉に、参加者の皆さんからも「体調崩してからやっと気づく」という声が上がっていました。
実際に「からだを大切にできるようになってから、自分にも周りにも優しくできるようになった」というお客様の声もあるそうで、のりさん自身もご自身の経験からそれを実感されているとのこと。
わたし自身も、10年前はからだや食は二の次、いや三の次くらいにして、からだや周りに目を背け、仕事や推し活などをしていたことがあります。そうするとやはり、肌は荒れるし、なんとなく体調が悪い日々が続いたりしていました。また、「なんとなく気分が乗らないから」という理由で入っていた予定をドタキャンしたこともあります。当時の友人には本当に申し訳なかったと思っています。
からだにとっての当たり前
のりさん:「皆さん、一日何時間くらいデスクワークをしていますか?」
この質問には様々な回答がありましたが、平均4〜6時間くらいの方が多いかなという印象でした。(お恥ずかしながら、私はその前日残業をしていたので10時間くらい…ワーストでした)
スポーツ庁によると、日本人が平日に座っている時間は、世界20カ国中一番長い平均7時間ほど。これだけだと「そうなんだ」で終わってしまいますが、続けて、「なぜ座りすぎがよくないのか」と言われている理由を、人類の歴史から紐解きながらお話ししてくださいました。
- 近年のテクノロジーの進化で「全身」を動かすことが少なくなった
- 「からだ」の作り自体は20万年前から変わっていない
- 長時間座り続けることで、血流や筋肉の動きが低下する
- 座る時間が短い人と比べ、メンタルヘルスが低下する傾向にある
その結果、様々なからだの不調を生み出してしまうのだそう。
また、WHOの調査によると、飲酒や喫煙だけではなく、この「座りすぎ」であることもさまざまな病気のリスクをあげていることが判明しているようで、これには私を含め皆さん驚きや納得の声が上がっていました。
「でもデスクワークは完全に切り離せない」
「じゃあどうやって生活費を稼げばいいんだろう」
このような参加者さんからのお声に、のりさんは優しく答えてくださいました。
のりさん:「デスクワークをやめてください、というわけではありません。適切な対策をしっかり行っていくことが大切なんです」
ごきげんにデスクワークをする8つの方法
ここからは具体的な対策について、簡単なセルフケアのワークを含めてお話しいただきました。
様々なアドバイスをお伝えしていただいた中、参加者の皆さんに好評だったのは「良い姿勢の作り方」や「やさしいセルフケア」。実際に写真や動画を使用し、のりさんからレクチャーしていただきました。
変化を感じやすいように、片方の足や手で行ったのですが、ほんの10秒ほどの座ったままでもできるセルフケアで、足のむくみ感が全然違う…!
ゴリゴリ力を入れて、時間をかけてマッサージしないといけないと思っていたわたしにはまさに目から鱗が落ちるような体験。それは参加者の皆さんも同じだったようで、
「もっとガッツリほぐさないといけないと思っていた」
「意識するだけで動きが全然違う!」
など感動の声が上がってきており、皆さんのキラキラした顔が浮かんでくるようでした。
終わりに
「からだは動くことがデフォルトである」
セミナー内でのりさんから教えていただいた言葉です。車や機械なども、適度に使われなければ悪くなってしまいますよね。
そう考えると、座りすぎている=動かないということも、からだにとっては負担になっているんだなぁということを講座を通じてあらためて感じることができました。
そして、実際に教えていただいたセルフケアは本当に簡単で、デスクワークや日常のちょっとした時間で取り入れることができるものばかり。姿勢についても教えていただけたことで、これから仕事もからだも大切にしていきながら、ごきげんにデスクワークができそうです!
今回、あらためて自分のからだについて目を向ける時間を設けてくださったのりさん、本当にありがとうございました。
のりさんのInstagramでは、簡単なセルフケアの方法などを紹介した動画を日々発信しておられるそうなので、ぜひそちらもご覧くださいね!
のりさん:Instagram
自身のケガや病気、仕事での挫折がきっかけで整体師になる。INFORMATION
松本教博(まつもとのりひろ)
やさしい施術で650人以上の「からだ」をサポート。現在「多くの人のからだと人生が健康になること」を目指して活動中。
千葉県で妻とふたり暮らし。インタビュー記事はこちらから。