2025/08/26

【愛食フェス2025出店者紹介】umi to wa 〜めぐる、ひろがる。青の手しごと屋〜

”いのちのらしさ”を祝い合う、「やさしくっておいしい食と軽やかでごきげんな人が集まる日」
「愛食フェス」が、今年は2日間にわたって開催決定!
会場は昨年に引き続き、東京・下北沢のBONUS TRACK。
「食」や「ひと」が持つ、いのちの“らしさ”を味わい、感じ、分かち合う時間を楽しみませんか?

そんな愛食フェスの会場に集う個性豊かな出店者さんたちを、ひと足先にご紹介!
どのブースにも、“らしさ”がぎゅっと詰まっています。
お店の情報や、出店に込めた想いを、ぜひのぞいてみてください。

愛食フェスってどんなイベント?についてはこちら

大好きな海をこれからもずっと残したいーumi to waに込めた想い

「umi to wa(うみとわ)」は、海が大好きな、ぴなその・さところ2人のお店です。

福岡県から兵庫県に移住して3年目、pinnamlaris(ピナムラリス)という屋号で活動しているぴなそのです。

渡り鳥など野生動物の調査に参加したり、河川や海でいきものを探したり、出会ったいきものたちを色鉛筆で描いたり、日々いきものに心を動かされ、いきものとのご縁に生かされています。

現在は、控えめに会社員をしつつ、aiyueyoでの活動もしつつ、大好きな海・川・いきものを真ん中においた暮らしを実験中です。

共同出店するのは、ライフコーチやブランド戦略家、広報など、複業フリーランスとして活動している3児ママのさところです。
埼玉県(海なし県!)在住ですが、沖縄の透き通る青が大好きで、毎年のように通っては癒されてきました。沖縄が好きすぎる気持ちから、今年は仲間と一緒に沖縄情報メディアも立ち上げまして、コツコツ育て中です。

そんなわたしたち2人の出会いは、aiyueyoの玄関口プログラムであるナエドコ6期でした。ナエドコを卒業して2年。2人とも海が好きという共通点から、お互いが大切にしている海やいきものへの想いと「らしさ」を活かしたコラボ出店を決めました!

umi to waには、“海と和(調和)”、“海と輪(つながり)”、“海とは?”…とたくさんの意味を込めています。

また、umi to wa(うみとわ)は、水環境に配慮した洗剤の開発や海の保全活動にも携わっているサラヤ株式会社様とのコラボ出店をさせていただきます!サラヤさんの出店ご紹介記事は、続報をお待ちくださいね!

海やいきものに想いを馳せるきっかけをここから

ぴなその:

わたしは、いきもののイラストと雑貨の販売を準備しています。

描くのは、身近だけれど意外と知られていないいきものたちです。開発により住処を失い、食物となる資源が減り、あんなに身近にたくさんいると思われていたスズメでさえじわじわと減少しています。それでも、いきものたちは今ある環境で生きようとしていて、海には魚や鳥、そして、海から川へ視線を移せばキツネやタヌキに出会えることも。

pinnamlarisでは、何気ない仕草や、まっすぐに何かを見つめる瞳から、いきものの気持ちが自然と伝わってくるように細部までこだわって描いています。魚のヒレや羽の一本一本まで見つめて、楽しんでいただけたら嬉しいです。

さところ:

わたしはプラスチックごみを「自分だけの宝もの」に変えるアップサイクルワークショップを開催します。

沖縄の海は、穏やかで、ゆったりと、でもどこかにときめきを秘めた、包み込んでくれるような透き通った青で、いつもわたしを癒してくれます。
一方で、世界中で深刻な課題となっている海洋プラスチック。多くのいきものたちのいのちを奪い、このまま増え続けると2050年には魚の重量を上回ると推測されています。

海洋プラスチックがカラフルな素材に

大好きな海をずっと長く残していくために、何かできることから始めたい!
そんな気持ちから、楽しい、面白い、かわいい!から、少しでも海やいのちの課題に目を向けるきっかけづくりができたらと思っています。

当日は、洗浄・粉砕したカラフルなプラスチック片を組み合わせ、アクセサリーやキーホルダーを自由にデザインしていただけます。種類によって色味や溶け方が異なるので、世界にひとつだけの作品に。どんな色味になるかもお楽しみに!元々はごみだったものが、こんなに可愛くなるなんて!と、驚きや発見があると思います。

大人も子どもも気軽に楽しめる内容なので、親子でのご参加も大歓迎です。
お気に入りの色を選んで夢中で手を動かす時間が、海やいのちを想うやさしい気持ちにつながっていく。そんなひとときを一緒に過ごせたら嬉しいです!

自分の好みにじっくり調整してみてください♡

海を、とわに。わたしたちにできること

わたしたちは、海といのちのつながりを感じながら、「より良い循環」を育む・考える機会をつくりたいと思っています。

ぴなその:

わたしは、いきものと関わり生き方を学ぶことで、怪我や病気で辛い時期を乗り越えてきました。自然界で出会ういきものたちは、生き方も、姿も、人間とは全くちがうけれど、

・自分の体ひとつで海を越える、見た目からは想像できないタフさ
・慎重さと、他者への寛容さのバランス
・周囲の状況やほかのいきものの動きを読む力 など

いきものたちを知ることは、わたしたちが生きるためのヒントにもなると実感しています。そんな彼らに「どうしたら恩返しができるのか?」を考えていたら、イラストを描き始めていました。

また、いきものと関わっていると、生きたくても生きられなかった「いのち」にも出会います。交通事故や、体に釣り糸に絡まって身動きや呼吸ができなくなったなど、理由はさまざまです。辛くて諦めたくなるとき、頭に浮かぶのは彼らのこと。その度に、「共に生きるとはなんなのか?」を自問し、活動を続けてきました。

答えはまだ探しているところですが、「みんなのため」という言葉の中に、人間以外の動物や植物もいるのが当たり前。そんなやさしさと愛に満ちた世界になるように、これからも祈りを込めて描き続けます。

さところ:

地球規模の課題に対して、わたしたちがすぐにできることは、小さな一歩かもしれません。でもその一歩が、まるで水面に落ちた雫のように、少しずつ波紋となって広がっていくはず。
「楽しい」、「かわいい」から始められることなら、きっと自然に続けられる。その小さな積み重ねが、ゆくゆくは大きな動きになると信じています!

umi to waに来ていただくことで、日常の中でふと立ち止まって、海やいきもののことを考えたり、自分の小さな一歩に想いをめぐらせてもらえたら嬉しいです。

umi to waは、「誰かの正しさを押しつける場所」ではなく、ひとりひとりが“自分らしい1アクション”を見つけられる場でありたいと思っています。

海やいのちを感じながら、いきもののイラストにときめいたり、プラごみから生まれるアクセサリーにわくわくしたり。そんな楽しい瞬間の積み重ねが、やさしい循環につながるはず。

ぜひ、umi to waに遊びに来て、あなただけの宝ものを見つけてくださいね!

INFORMATION

愛食フェス概要

愛食フェス概要

日時:2025年9月27日(土)・28日(日)11:00〜18:00
場所:BONUS TRACK(ボーナス・トラック) 東京都世田谷区代田2-36-12
入場料:無料(ワークショップなど有料コーナーあり)