
2025/09/06
【愛食フェス2025出店者紹介】こだいらスタンド〜小平のクラフトビールと”地域を楽しむ視点”〜
東京都多摩エリアの小平って…? ─ 人と畑が魅力のまち「小平」を知ってほしい
ふるさとや地域に愛着を持つ人を増やしたいというテーマで活動しているライターの「まやこ」こと、おおいしまやです。
普段は地域の記事や発信の伴走をするほか、「のしてん、編集室」というユニットで「のしてん、こだいら。」というメディアを運営し、記事発信やイベントを行っています。
今回の愛食フェスでは、「こだいらスタンド」として出店します。
小平市で生まれたクラフトビールや、仲間と制作したZINEを通じて「地域を楽しむ視点」を届けたいと考えています。

小平は、ユニークな市民活動が盛んで人が活発なまち。
市民発のイベントが多く、さまざまな人がゆるやかにつながり、企画や活動をしています。
そして緑と水が豊かで、たくさんの畑があり、都心にもアクセスしやすく、暮らしやすさもあふれています。
玉川上水の開通をきっかけに農村として栄え、今も昔ながらの原風景が残る場所もあります。
そんな“人と自然が共に息づくまち”小平の魅力を、食と表現を通じて知っていただけたらうれしいです。
ポポーの果実を使ったクラフトビールと地域のZINE
小平市の有志が集まり、「いつか小平に醸造所をつくりたい!」という夢を掲げて生まれたのが、オリジナルクラフトビール「こだいらポポービール」です。
ビールづくりの経験もない市民が試行錯誤を重ね、協力し合いながら生み出した一杯。

最大の特徴は、森のカスタードクリームとも呼ばれる小平産の果実「ポポー」を使用していること。
トロピカルでやわらかな香りで飲みやすく、試飲イベントでは9割以上の方が「おいしい!」と納得してくださいました。
小平の新しい特産品としても期待が高まっています。
また、ビールのラベルデザインは全国公募で集まった46作品の中から選ばれたもの。
プレゼンテーションを経て決定したデザインは、多くの人の想いをかたちにしたシンボルでもあって、味だけでなく見た目にも「地域の物語」がつまっています。
さらに、ブースにはビールとともに、地域を編集するユニット「のしてん、編集室」で制作したZINEも並びます。

書き手二人とデザイナーの三人で、記事の発信だけでなくカフェやイベント出店などを行いながら、「暮らすまちのことが好きになる視点」を届けています。
ZINEは新たな視点で小平でのゆるやかな日常に隠れた魅力と好奇心を編集した一冊です。
小平を知る入り口に、そして自分の暮らすまちを楽しむきっかけに。
ビールとZINEを通して、新しい視点が生まれることを願っています。
日常をちょっとおもしろがる、地域がもっと近くなる
今回の愛食フェス出店は、地域への愛着をシェアする小さな実験かもしれません。普段は小平や多摩エリアで発信やイベントを行っていますが、この日は場所を変え、まだ小平を知らない方へ向けたPRの機会。
クラフトビールやZINEをきっかけに、「こんなビールがあるんだ」「小平っておもしろいまちなんだ」と感じてもらえたらうれしいです。

暮らすまちの中に小さな発見やユーモアがあると、まちがぐっと愛おしく思えてきます。
そんな体験を来場者のみなさんと分かち合い、「日常をちょっとおもしろがる視点」を持ち帰っていただけますように。
「こだいらポポービールってどんな味?」「小平のこと教えて!」と、ぜひ気軽に声をかけてください。
9月27日だけの「こだいらスタンド」で、みなさんと乾杯できるのを心待ちにしています。