2022/11/08
今日からはじめるお得で心地いいエコアクション。使い捨てのラップを減らしてみませんか?
aiyueyoは人にも地球にもやさしい暮らしを叶えたい企業や団体と手を取り合っています。本連載では日常の小さなエコアクションを応援するコミュニティ「暮らしの目からウロコ」と一緒に地球にやさしい暮らしを楽しむ ヒントをお届けしていきます。
今まで当たり前と思って手に取っていたものを、ほんの少し見直すだけであなたも今日から「地球にやさしい暮らし」を始められます。「地球にやさしい暮らし」を続けると、いつの間にかあなたも、あなたの家族も幸せになれちゃう要素がたくさん。今回はお料理に欠かせない食品用ラップを考えてみましょう。
無意識に使い捨てては、買いに走っていた食品用ラップ
毎日料理で使う食品用のラップ。
無意識にどんどん使っちゃって、「あれ?もうなくなった!買いに行かなきゃ!」となりませんか?いつの間にかどんどん溜まるゴミ袋を見て、「ラップがなくなったらどれだけのゴミが減るんだろう?」とふと気づきました。
無意識に買って使って捨ててるものって本当にたくさんありますよね。そのひとつが使い捨てのラップ。
使い捨てのラップにはプラスチックに関わる様々な添加物が含まれており、ゴミの量だけでなく、健康面においても気になる点が多くあります。
使い捨てないラップを使ってみよう!
安心・安全で、ゴミにならないラップの代用品をいくつかご紹介します。暮らしの目からウロコのオンラインコミュニティ、ウロコミュニティのメンバーが実際に普段使っているもののお写真も合わせてご覧ください!
①みつろうラップ
みつろうを布に染み込ませたものがみつろうラップです。みつろうとは、ミツバチが巣を作る時に精製するロウで、保湿効果があり、ハンドクリームやリップバー厶も作れます。みつろうラップでくるんだ野菜はみつろうの保湿力で長持ち!使い終わったら水で洗って再利用。布の見た目も可愛いので使い捨てのラップよりもちょっとテンション上がります。ただみつろうが溶けるので熱いものは包めません。電子レンジもNGなのでご注意を。
みつろうラップはネットショップでも購入可能です。私も最初はAmazonで購入しました。
また、みつろうラップは簡単に手作りできるんです。
作り方は暮らしの目からウロコのブログにてご紹介しているので、お好きな布を用意してチャレンジしてみてくださいね。
②シリコンラップ
シリコンでできたラップで、サイズも様々、もちろん電子レンジや熱いものも冷凍も可能。みつろうラップが少しハードル高く感じる人はこちらからがオススメ。最近は100円・300円均ーのショップやでも目にするようになりました!
また、ジップ付きの食品保存用袋も使い捨てないタイプがあります。これも熱々OK、冷凍も湯煎もできるので便利です。私は今後、数を増やす予定にしています。
③お皿
お皿とお皿を組み合わせて蓋をします。特に深めのお皿にはぴったり。ちょっと小さめの平皿を乗せるだけ。落とさないように気をつける必要はありますが、これなら熱いものも大丈夫、家にあるお皿で簡単にできちゃいます。これは、昔、祖母が実践していたのを見て、何でもかんでもラップが必要と思っていた私は、まさに「目からウロコ」の体験でした。
使い捨てをやめるとメリットがたくさん!
キッチンのゴミが減る
料理中のゴミの中でも、使い捨てラップは多くの割合を占めています。キッチンはゴミが出やすいところ。ラップごみを抑えると家庭ごみの量がぐっと減ります。ゴミ出しの頻度が減ったり、分別の手間がなくなったり、ゴミの量が減ることで自分自身や家族に向ける時間を増やすことができます。
ラップを買いに行く頻度が減る
ラップが使いたい時にないストレスはもちろんのこと、必要なものを「買わなきゃ」と頭にインプットして買い忘れのないように動くことは日常生活の中で結構めんどくさいことだと思いませんか?ラップに限らず、様々な消耗品のことで頭のメモリーの一部を使っているのではないでしょうか。使い捨てのラップを減らすと決めたら買いに行く頻度が減っていきます。その分、本当に必要な考え事に自分の頭のメモリーを使うことができるのです。
支出を抑えられる
単純に支出も抑えられます。たかがラップですが、使い捨てのものは便利な反面、年間にすると多くのお金を使っています。無意識になくてはならないものと思い込み、買い続けているもののひとつです。今回はラップを取り上げていますが、無意識に必要と思って買い続けているものを見直していくことが地球にやさしいだけでなく、お財布にもやさしい暮らしにつながっていきます。
まずは少しずつ減らしてみよう
使い捨てのラップや消耗品の技術は本当にすごいですよね。便利で、楽ちん。
しかし、便利さの反面、環境負荷が大きかったり、あなたのお金や時間を奪ってしまうものがたくさんあります。まずはあなたが関心のあるものを少しだけ使い捨てないものに変えていくことから始めてみてください。
例えば、野菜だけはみつろうラップで包む。小鉢はお皿で蓋をしてみる。
小さく始めて、その楽しさやワクワクに気づいたらどんどん広げてみてください!もちろん、実践してみて、ちょっと違うなと気づいたら、一度やめてみてもOK。また何かの機会で始めてみてください。
完璧じゃなくて大丈夫。
楽しく、あなたに合うエコアクションを見つけて、細く長く続けることを大切にしてくださいね。