aiyueyoは人にも地球にもやさしい暮らしを叶えたい企業や団体と手を取り合っています。本連載では日常の小さなエコアクションを応援するコミュニティ「暮らしの目からウロコ」と一緒に地球にやさしい暮らしを楽しむ ヒントをお届けしていきます。

暮らしの目からウロコが主催するエコでエシカルな暮らしを一緒に楽しむオンラインコミュニティ、通称「ウロコミュニティ」は2023年の春に活動3年目を迎えました。今年からコミュニティの参加費は無料となり、より多くの仲間とエコ・エシカルを楽しめる場としてリニューアルされます。今回、環境問題に関心のあるチームaiyueyoのやまくぼがウロコミュニティ会員のみなさんとの交流会に参加して、コミュニティの魅力をお聞きしてきました。

ウロコミュニティってどんな場所?

ウロコミュニティのみなさん、はじめまして!エコに関心があるやまくぼです。みなさんは、ウロコミュニティにはどんな経緯で参加されたのでしょうか。

わたしは2年くらい前から参加しています。環境問題に関心があって色々調べていたら、たまたまFacebookでウロコミュニティを見つけました。

わたしも確かFacebookで見つけました!今わたしは教師を目指している学生に家庭科を教えているのですが、授業での話題を見つけられそうだなと思って参加したんです。

ウロコミュニティをインターネットで見つけた時「面白そう〜!」と感じました。ロゴも可愛いし、開催予定のイベントにも惹かれました。特にプラスチックを使わないで生活する「プラなし生活」のイベントにぜひ参加したいと思い、コミュニティに飛び込んでみました。

過去に開催されたイベントたち。定期的にエコに関する座談会やワークショップが開かれる

なるほど~!みなさん、もともとエコについて関心がある方が多いんですね。みなさんが環境問題を意識するようになったきっかけはなんだったのでしょうか?

ぼくは、もともと「まだ使えるものをゴミとして捨てるのがもったいない」と思うタイプでした。大学生の時から北海道に住んでいるのですが、環境にやさしい生活を実践する「エコビレッジ」が割と近くあって、そこの方々と交流するようになってから環境問題を考えるようになりましたね。

わたしの場合は、自分が大きな病気をして食事を見直したことがきっかけでした。食育について学ぶなかで、牛肉などを育てるためには大量の穀物が必要で、そのために森林伐採が進み環境破壊が起こっているんですよってお話を聞いた時に「え、そんなことになってるんだ!」と衝撃を受けたんです。「自分と関わりがあることが環境を壊してるのに何も知らなかった」というのがショックで、そこから環境について学びたいと思うようになりました。

エコとエシカルを、みんなで心地よく楽しむ

環境問題に関心を持ったきっかけは人それぞれなんですね。実際にウロコミュニティに参加してみて、みなさんどんな活動をされてきたのでしょうか?

「みつろうラップを作ってみよう!」というオンラインイベントに参加しました。みつろうラップは、繰り返し何度も使える環境にやさしいラップです。みつろうラップって使う布次第でとっても可愛くなるんです。イベントに参加した後、たくさん作って友人に配ったり、ちょっとしたお礼に知り合いに渡したりしました。買うと高いものなので喜んでもらえましたし、友人たちにエコなものを知ってもらうきっかけになったので嬉しかったです。

みつろうラップの作成キット

ジビエの会も楽しかったですね。畜産と環境問題を考えるっていうオンラインイベントなんですが、京都のジビエ業者さんからお話を伺って、その後であらかじめ送られてきたジビエセットをみんなでそれぞれ食べるというものでした。おいしかったです。

他にも、会員のみなさんの家で使っているエコなものを紹介しあうイベントもあって面白かったですね~。

とっても楽しそうです〜!!ウロコミュニティではさまざまイベントが開催されているんですね。

あと、会員のミナさんがヘチマを育てていて、ヘチマの種をみんなに送ってくれたこともありました!へチマって食器洗い用のタワシとしてとっても使い勝手がいいんですよね。自分でヘチマを育てて実がなればまた他の人に種を配れるし、土を触るから微生物のことを考えるようにもなります。そんな循環が生まれるのも素敵だなって思いました。

みんなで「ヘチマ部つくろう〜!」って言って盛り上がって楽しかったですよね(笑)ヘチマダワシはプラスチックのタワシ代わりになるので環境にやさしいうえに、使いやすいので本当におすすめなんですよ〜。

この場所には、やさしいルールがある

みなさんで楽しみながら活動しているのが伝わってきます。みなさんにとってウロコミュニティってどんな場所なのでしょう?

エコやエシカルなお話って、実は友人や家族にはあまりできないんですよね……。話すと「え、そんなことまでするの?」ってびっくりされてしまうこともあるんですが、ウロコミュニティのみなさんは「それいいね~!」って盛り上がってくれるんです。違う取り組みをされている方のお話も聞けるし、参考になりますね。

わかります。ウロコミュニティって、お互いを承認する雰囲気がありますよね。そして、ぼくはエコに取り組む姿勢が「ゆるくてもいいんだ」って思えたのがとても嬉しかったです。真面目に環境問題に取り組んでも、それがつらくなってしまったら意味がないと思うんですよね。また、情報を得るだけだったらインターネットで十分だと思うのですが「実際にやってみてるよ」とか「気になってるけど実はまだ出来てないんだよね」とか話せる場があるのがとてもありがたいことだと感じています。

わたしも「無理しないで、ゆるーく長く続ける」をモットーにしています!ウロコミュニティでは、入会した時に運営のあづさんが「関わり方、楽しみ方は自由ですよ~」「メンバーみんなの温度差を許容しましょう」といったお話をして下さるんです。世の中で環境問題というと、やるなら0か100かみたいな考えも多いですが、本当はこんな風にゆるくていいんじゃないかなって思いましたね。0から5までやる人、5から10までやる人、色んな人がいていい。ゆるくみんなが少しずつ変わる世の中になったらいいな~と感じています。

運営のお二人(左:あづさん、右:ゆかさん)。メンバーには最初に「意見が違うのは当たり前。お互いのワクワクを大切にしましょう♪」と伝えています

ゆるく楽しみながらっていいですね。肩ひじ張らない感じが最高です。そんなウロコミュニティは2023年4月にリニューアルされると伺いました。

そうですね。今までは年会費をお支払いする形でしたが、これからはイベントごとにお金をお支払いするように変わると聞いて「それもいいかも」と思いましたね。自分が興味のある分野のことを聞きたい人、全部の分野に興味がある人などさまざまですし、選択肢が増えるのがいいですよね。

いろいろなイベントがありますもんね。今年はオンラインだけでなくてオフラインのイベントも増えたら嬉しいですね!旬のものを使ったお料理会とか、染め物ワークショップとか。

確かに、リアルでもみなさんにお会いしてみたいですね。ぼくは北海道に住んでいますが、今年は運営の方々がいる関西方面まで遊びにいってみたいです。

みなさんでアイデアを出して、コミュニティを一緒に作っていく感じも素敵です。最後に、ウロコミュニティのここが好きだな~というのを教えてください!

みなさん仰っていましたが、ウロコミュニティはゆるっと感が本当にいいんです。ガチガチになったら多分続けられてないなって。例えばオーガニックがいいと思った時に、オーガニック以外はダメ!としてしまうと、できてない自分に落ち込んでしまうんです。でもここでは「いやいや、できることでいいですよ~」って言ってもらえるので「あ、そうか」って安心できます。居心地がよくて、何を言ってもみんなが受け入れてくれるコミュニティであるというのが一番の魅力だと感じています。

そうそう。基準ってみんな絶対違うし、生活も性格もそれぞれ違いますもんね。環境をすごく意識して毎日行動されてる方もいれば、ほんの少しだけ実践している方もいる。でも、お互いにゆるっと認め合って批判はしない。それがウロコミュニティのいいところだなと。わたし、普段は学生に家庭科を教えていますが、そんな関わり方についても学生たちに伝えていきたいと思いましたね。

ここでは新しいことも学べるし、昔から大切にしていることも大切にしようという空気があります。みんな前向きで、なんでも受け入れてくれる雰囲気が好きですね。

素敵です。楽しみながら、暮らしにエコを取り入れられるのがウロコミュニティさんの魅力だと感じましたが、それはきっと会員や運営のみなさんが「お互いを受け入れる」ことを大切にしているからなんですね。


ゆるっと楽しく続ける。わたしも仲間に入りたくなりました。みなさん、楽しいお話をありがとうございました!

最後はウロコポーズで記念撮影。笑顔が絶えない交流会でした

暮らしの目からウロコが主催する、オンラインコミュニティ「ウロコミュニティ」は2023年4月12日(水)にリニューアルオープン!今年からコミュニティの参加費は無料に!さらにゲストをお招きしたオンラインイベント(要チケット購入)は年3回開催予定です。環境問題や社会問題に対して、まだまだ詳しくないけど何か始めてみたいという方、すでにエコやエシカルについて考えているけど仲間が欲しい方におすすめのコミュニティです。詳細は以下のHPをご覧ください。あなたのご参加をお待ちしています!

ウロコミュニティの詳細はこちら

ライター/やまくぼ

INFORMATION

暮らしの目からウロコ

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「地球にやさしい暮らしは楽しい」をテーマに、仲間とともに、ワクワクとした気持ちで地球にやさしい暮らしを楽しむ。
そんな暮らしが当たり前になる社会を目指して、イベントやオンラインコミュニティの企画・運営をしています