2023/09/22

名付けてめでめで、農家さんと一緒に育てる家庭菜園

こんにちは!チームaiyueyoのちえこ〜ぬです。

わたしは、もっと気軽におうちで野菜やハーブ栽培を楽しめる人が増えたらいいなという思いから、まわりの仲間や友人に家庭菜園を始めるサポートを小さく実験しています。

今年4月から7月の終わりまで、まるで我が子のようにめでて育てることを実践している農家さんと一緒に、お野菜をめでて育てる方法を身につける「うちの子菜園サロン」をチームaiyueyo内で企画・開催しました。

家庭菜園を始める一歩目がわからない。

育てたことはあるけれどなぜかうまくいかない。

そんな経験ありませんか?

はじめの一歩の背中を押してもらえて、「私の」お野菜ちゃんを見てアドバイスをもらえる。めでめでお野菜を育ててみたいと願う仲間と一緒に始める「うちの子菜園」の世界をお裾分けします。

(今年はミニトマトとバジルの寄せ植えを楽しみました)

うちの子菜園サロンとは?

うちの子菜園サロンとは、日当たりの良いベランダでもできるお野菜やハーブを育てる方法を学んだり、”めでめで育てる”マインドセットを身につけながら、「かわいいうちの子(育てているお野菜やハーブのこと)」を自分のペースでめでて育てる家庭菜園コミュニティです。現在はオンラインでつながり、全国各地から参加していただいています。

(家庭菜園のはじめの一歩を応援するサポートと仲間づくりをしています)

家庭菜園を始めたい人の一歩目の背中を押すべく、届いたらすぐに始められる栽培セットをお届けしたり、「わたしのトマトとバジル」についてオンラインでいつでも農家さんに相談できるサポート体制を用意して取り組みました。

今年はトマトをめでて育てることを実践している宮島農園さんをお迎えして、13名の方と一緒にミニトマトとバジルの寄せ植え栽培を3ヶ月間楽しみました。

(宮島農園の宮島真一さん、あゆみさん。熊本県八代市でトマト農園を営むおふたりは、家庭菜園でも可能な方法で栽培。とても明るくやさしく、初心者にも寄り添ってくれるおふたりに相談できるから安心して育てられます)

開催概要

今年はこんなスケジュールと内容で開催しました!

4月中旬〜下旬:トマトとバジルの栽培セットの送付
苗や袋のまま栽培できる土などのセットをお届けしました。

4月下旬:トマトとバジルのオンライン苗植え会をオンラインで開催
栽培期間中、レクチャー動画の配信やチャットツールでの随時相談サポート

5月〜6月:月に1回、オンライン相談会(うちの子めでめで会)を開催
顔を合わせて「うちの子」の相談ができたり、参加者の皆さんで一緒に栽培作業をしたりと、とても盛り上がる時間になりました。

7月:オンライン収穫祭(うちの子めでめで会)

12月頃:宮島農園の採れたてトマト送付

参加者の声をご紹介

今回参加して、すっかり家庭菜園の魅力にはまり、宮島農園さんの大ファンになったという参加者のおゆりさんと一緒に今年のうちの子菜園サロンを振り返ってみました。

お野菜ちゃんをお家で育てることってなんて楽しいの!という気持ちと、毎朝お水をあげる・観察する時に日々の変化や成長を感じられることがとても愛おしくて、毎日キュンキュンしていました。

育て始めたのは4月の終わり頃でしたね。トマトとバジルの苗が届いたときはどんな気持ちでしたか?

箱を開けた瞬間、土や葉の香りとともに宮島さんの大きな愛を感じました。とても丁寧な梱包だったんですよね。あたたかいお人柄を梱包からも感じ取れて、早くレクチャーを受けたい〜!とお話しできる当日までウズウズしていたことを覚えています。

トマトくん・バジルちゃんにお名前をつけて、愛情たっぷりで育てましょう〜!と伺っていたので、どのように命名しようか悩む時間も楽しかったです。

(小さなミニトマトとバジルの苗から始まりました)

私は征十郎くん(トマト)、陽子ちゃん(バジル)と名前をつけたんですが、その名前で宮島さんも呼んでくれるのが、本当に嬉しかったですね〜。zoom越しに「征十郎くん、いい感じに成長していますね!」って。

そうそう、植えてから1ヶ月ごとにzoom(オンライン会議ツール)をつないで、うちの子の様子をシェアし合いましたね。わたしの「うちの子」を一緒に育ててくれる宮島さんの存在は本当に安心しますよね。

虫さんや猛暑日など、育てる中での悩みにも、宮島さんがアドバイスしてくださったのは、とても心強かったです。
以前から、宮島農園さんのTikTokを見てトマトの美味しい切り方を実践していました。お二人のやさしいレクチャー動画のおかげで、私は誘引のやり方を習得できました!あの動画、何度見たことでしょう!ってくらい繰り返し再生しました!

(今回は13名の方にご参加いただいて開催しました!)

うちの子を宮島さんや参加者の皆さんでシェアしながら育てる中で印象的だったことはありますか??

一番印象に残っているのは、なんといっても脇芽まつり!!!私は家庭菜園初心者なので、脇芽がなんなのかもわからず、脇芽をとることで成長につながることを初めて知ったのですが…「え?これも脇芽?うわ!これも脇芽だったの?」って、zoomに参加してたみんなで大騒ぎした記憶があります。すごく盛り上がりましたよね〜!!!

うちの子菜園を通して学んだことってなんでしたか?

毎日の「めでめで」がとっても大事だよ。ってトマトと向き合う姿勢から学べたことって、すごく大きいなって感じたんです。いのちと向き合うってこういうことだな〜と。私が家庭菜園の様子をSNSにアップすると、宮島さんからリアクションいただけたことも大きな励みになりましたし、レクチャーひとつひとつも愛が溢れていて、ますます宮島ご夫妻のファンになりました。お二人に大感謝です!

「#うちの子菜園」をXで検索すると、収穫したトマトでパンづくりをしたり、来年へさらなる意欲がわいたりする人も)

ほかの参加者のみなさんからは、「以前から家庭菜園をしていましたが、農家さんから直接アドバイスいただきながら、丁寧に野菜と向き合うのは初めてだったので、発見がたくさんあり楽しかったです」、「トマトを美味しく育てることの難しさをあらためて実感しました。 でも、うまく育てられなかったことは私にとっては失敗ではなくて、お店に陳列されているお野菜や果物の背景を想像するようになったし、あらためて農家の方々に感謝の気持ちを抱くようにもなりました」といった声をいただいています。

まずは小さく、家庭菜園を始めてみませんか?

わたし自身、植えるときはとても楽しく始められるのですが、気づくと枯れてしまうということを何度も経験しました。仕事の忙しさから、水やりしそびれてしまうことが多かったのです。それでも、毎回いのちの芽吹きに感動するから、何度でもチャレンジしてしまう。そんな経験を繰り返すうちに「自分のペースで楽しめばいいんだ」と気づきました。

できるときに、できる範囲で気軽に家庭菜園を楽しむ。育たなかったことは失敗ではなく、家庭菜園はいつも楽しい実験だと思っています。自分で育ててみることで、スーパーや直売所に並ぶお野菜たちの背景を想像できるようになり、日々の食卓がより豊かになりました。

まずは1種類、気になるお野菜やハーブを植えてみるところから始めてみませんか?家庭菜園を楽しむ小さな一歩は「愛食便り」でもご紹介しているので、ぜひチェックしてくださいね。

(我が家は「ひろこ」と名付けたミニトマトちゃん。娘にほぼ全て食べられてしまいました(笑))

■うちの子菜園サロン企画・運営

かんばやし ちえこ(ちえこ〜ぬ)|お腹でご縁をつなぐ人

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ライター ちえこ〜ぬ/編集 さえこ