aiyueyoの愛食便り」では旬の食材を楽しむ暮らしをご紹介します。

材料はりんごのみ。みんなをやさしく包みこむ味。

秋から冬にかけて旬を迎えるりんごは、甘くシャキッとした歯応えで香りもよく、お好きな方も多いのではないでしょうか?この記事を書いているわたしはもちろん、うちの愛犬も大好き。そこで今回は、人も犬も一緒に食べられる素材を活かしたシンプルなおやつのレシピをご紹介します。

旬の食材にふれると、季節の到来を感じられてワクワクした気持ちになりませんか?りんごで一番楽しんでほしいのは香り。味わうときはもちろん、作るときにも、ふわりと広がる香りを楽しみながら、煮りんごを作ってみてくださいね。

煮りんごの材料

りんご 2個(600gほど)
りんごの種類はおうちにあるもので構いませんが、煮崩れしにくく、甘みと酸味のバランスがよい「サンふじ」「シナノゴールド」などがおすすめです。

愛犬も食べられる煮りんごの作り方

1.りんごはよく水洗いしましょう。8等分のくし形に切り芯を除いたら、気持ち厚めに皮を剥きます。りんごに包丁を入れると、シャキッとした感覚と同時に、晴れた日の朝のように爽やかな水々しいりんごの甘い香りがしてきます。

2.りんごの皮は捨てないでくださいね。1で切ったりんごをやさしく包み込むように、鍋底に敷き詰めましょう。お水はなくても大丈夫。剥いたりんごと皮から水分が出てくるからです。おいしさをギュッと一緒に煮詰めましょう。さらに、真っ赤なりんごを使えば、ほんのり赤く染まる煮りんごに。可愛らしい色合いも楽しめます。

3.その上にくし切りにした1のりんごをのせます。りんごはなるべく重ならないように入れてください。

4.ふたをして弱火にかけます。

フツフツとした音が聞こえてきたら、りんごから水分が出てきた合図です。それから2〜3分後、しずくとなり底に溜まると音がだんだんと落ち着いてきます。ここで一度蓋を開けて様子を確認しましょう。

5.蓋を開けて、りんごから水分が出ていることを確認します。まるで仲良く集まっておしゃべりしているかのような愛らしいりんごたち。煮る前とはまた違う、豊かな香りが漂います。ときどき崩さないように1切れずつ上下を返しつつ、15分ほど煮ていきます。

6.りんごが透き通っていることを確認したら火から下ろし、ふたをしたまま冷まします。人肌くらいまで冷めたら煮りんごの完成です。一口食べてみれば、程よくやわらかで、どこか懐かしい甘さが感じられます。保存するときは冷蔵で、2〜3日で食べきることをおすすめします。

愛犬にあげるときに気をつけたいこと

(ちょっとずつだよ!作っているそばから甘い香りにそわそわして待ちきれない)
(おいしいもの目がないぼくは、食べるのもあっという間)

大好きな相手と一緒に食べると、不思議とおいしさが増しますよね。それは、愛犬もきっと同じ。ぜひ一緒に、旬のりんごを楽しんでみてくださいね。

けれど、愛犬にあげる際は、病気やアレルギーに注意する必要があります。
愛犬の体調を見て、必要に応じて獣医師に相談してからあげるようにしましょう。また、初めての場合は少量からあげるようにしてくださいね。

飼い主さん向けアレンジ

そのままでもやさしく落ち着いた味の煮りんごですが、飼い主さんはもっとおいしくいただけるアレンジも楽しんでみてください。デザートとしてアイスクリームを添えてメープルシロップやシナモンをかけて華やかにしたり、朝食のヨーグルトに添えてはちみつをかけてスッキリといただいてもおいしいです。

(薄くスライスしてくるくると花ように巻いた煮りんごを添えれば、いつものヨーグルトがもっとごきげんに)

煮て残った皮も、もちろん使えます。紅茶に入れてアップルティーとしてほんのりとした香りを楽しんだり、刻んでお菓子づくりの材料やトッピングに使うのもおすすめですよ。

ライター/ともよ 編集/ちーこ

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