こんにちは!チームaiyueyoのせいちゃんです。

寒い季節に食べたくなる、しゃぶしゃぶ。豚肉、牛肉どちらがお好みですか?地域によっても好みが分かれ、中部・近畿地方は牛肉派が多く、関東や四国・九州地方では豚肉派が多いのだそう。今回は九州で豚さんを育ててくださっている、上野養豚さんの「まるごとん」5部位を食べ比べする企画「まるごとんめでたべ会」に参加しました。お腹も心も満たされる体験レポートをお届けいたします。

第四回目となる今回は、お肉もお野菜もたっぷり食べられる、しゃぶしゃぶで“まるごとんの豚肉”をめでたべしました。

まるごとんめでたべ会の流れ

まるごとんのお肉を提供してくださったのは、長崎県大村市の養豚場で豚さんを育てている上野淳子さん。普段は「山のウエノ豚」を販売しています。「まるごとん」は、それぞれの部位ごとにある個性やおいしさをもっとたくさんの方にお届けしたいと、月に1度インターネットで販売する際の企画名なんです。

参加者の元には、事前に冷凍され、部位ごとに小分けにされたまるごとんの豚肉が届きます。スーパーで良く見かけるロースやバラ肉の他に、モモ、ウデ、肩ロース肉の全部で5部位が入っています。普段見かけない部位のお肉はどんな味がするのかとても気になります。

お待ちかねのめでたべ会は、同封されていたポジショニングマップを手元に置いてスタート

ポジショニングマップとは、お肉の部位をもっと楽しむためのアイテムのこと。部位ごとに、やわらか、しっとり、ジューシー、しっかりのどこに当てはまるか、ピックを置いて表を作っていきます。

まるごとんの生産者である上野淳子さんの説明を聞きながら、豚肉をしゃぶしゃぶして部位ごとに食べ比べします。
作り手の想い、食材のストーリーを聞き、部位ごとの味の違いを感じながら食べてみると、今まで気づかなかった味わいを感じたり、豊かな気持ちになりますよ。

では当日の様子を見ていきましょう~!

お肉の味わいの違いを楽しむ「愛で食べタイム」

100gずつ小分けにされた5部位のお肉(ロース、バラ、肩ロース、ウデ、モモ)を事前に解凍し、しゃぶしゃぶの準備をします。

(部位ごとに、脂の入り具合や色見の違いを探してみるのも楽しい。こうして見ると全然違うものですね!)

部位ごとの違いを感じながら、おいしく食べる秘訣

まるごとんめでたべ会スタート!

最初にお肉をおいしくしゃぶしゃぶするコツを教えてもらいました。お鍋を煮立たせながらしゃぶしゃぶするのではなく、グラグラする手前のお湯でしゃぶしゃぶすることでお肉が硬くならずに柔らかいまま食べることができます。この“ぬるしゃぶ”で部位ごとの食べ比べをしていきますよ。

手元にポジショニングマップを置き準備をします。生産者淳子さんのおすすめは、部位ごとの違いをより感じられるように「ロース→バラ→肩ロース→ウデ→モモ」の順に食べること。今回も、この順番で食べ進めていきました。

脂とお肉のさっぱりのバランスがおいしい「ロース」

お肉を比べてみると、部位によって色が少しずつ違うんです。ロースは淡いピンク色。とんかつや生姜焼きで使われることが多く、豚肉の部位の中でも人気のお肉ですよね。しゃぶしゃぶして味わってみると、脂のこってり感とお肉のさっぱり感のバランスがいい。ロースが人気の理由が分かります。

脂のおいしさで味が決まる「バラ」

豚肉の中でも一番脂がのっている部位。じっくり見てみると、白い脂と赤い身がグラデーションになってます。食べてみると、脂があまい!実はバラ肉って脂っこくて少し苦手だったんですが、まるごとんのバラ肉は、脂がおいしいから食べられちゃう!こってりしているバラ肉には、さっぱりしたポン酢や辛味のあるタレがおすすめ。

お肉の味が濃い!ルビーのような赤色が美しい「肩ロース」

肩ロースは、脂の線が網のように入っていることで、焼いても硬くならずにおいしく食べられるのだそう。お肉の味が濃くてジューシー。個人的に、しっかりお肉の味を感じられて、食べ応えのある肩ロースはかなり好みの部位です。

あまり出会えないレアキャラ、ジューシーでさっぱりが魅力的な「ウデ」

ウデのお肉は、豚さんが運動時によく使う部分なので太い骨の周りに筋が入っています。この筋が食べたときに硬く感じる要因になったり、カットするのに手間がかかってしまうんです。スーパーなどではソーセージやミンチ肉として扱われることが多く、ウデ単体で見かける機会は少ないですよね。

上手にカットしたり、この筋を活かして煮込んであげることで、おいしく食べられることを知っている淳子さん。だからこそ、まるごとんでは、個性を活かしておいしく食べてほしいという想いで、ウデを単体で販売しています。

しゃぶしゃぶで食べてみると、お肉の味がしっかり感じられてジューシー、嚙んでいくと後味はさっぱりもしていておいしいんです。

究極のさっぱり部位、あと引くおいしさで何枚も食べられちゃう「モモ」

最後にモモを食べてほしい理由は、究極のさっぱり肉で、締めに食べるともっと食べたくなるあと引くおいしさだからなのだそう。色は薄めのピンクでロースと似ています。

しゃぶしゃぶして食べてみると、確かにさっぱりはしているけれど、お肉のしっかりとしたうま味を感じました。まだまだ食べたくなる感じ、分かる気がします。

(私が作成したポジショニングマップがこちら)

養豚農家として生きている豚さんを育てあげることが、淳子さんの本業です。

豚さんは、肩ロース10本、バラ10本というように、使いやすい、食べやすい部位だけで生きているわけじゃない。どの部位も大切な豚の一部で、豚1頭から取れる量には限りがあるから、特定の部位だけを都合よく販売することができない現実がある。それを受け入れてくれる人に、お届けしたい。それぞれの部位ごとに、たくさんの魅力が詰まっているからこそ、部位ごとの個性を活かしながら、おいしく食べてほしいという想いで「まるごとん」を販売しているとお話ししてくれました。生産者さんの想いを感じながら、味わうことで、お腹も心も満たされ、とても豊かな気持ちになりました。

参加者の声

Xで #めでたべ会 と検索してみると、参加者のみなさんの楽しんでいる様子がたくさん!

みなさんのおいしい幸せとワクワクと楽しさが投稿から伝わってきます。「まるごとん」のお肉のおいしさと魅力を感じてください!

他にもたくさんの投稿があります。ぜひご覧ください!

「まるごとん」のお肉は、毎月第1金曜日販売

おいしいのはもちろん、淳子さんの想いに共感し、まるごとんのファンになったチームaiyuyeoメンバーも多いんです。みんなの作ったまるごとん料理を集めたレシピ集まであるんです!わたしも、まるごとんのお肉が大好きでよく食べていましたが、今回のめでたべ会で部位ごとの魅力を詳しく知ることができて、ますますファンになりました。

月に1度3日間のオンライン限定で「山のウエノ豚」を1頭まるごと産直販売しているまるごとん企画。

毎月第1金曜日~月曜日の3日間限定で「まるごとん」のオンラインサイトからご購入いただけます。今回のまるごとんめでたべ会と同じ、5部位が100gずつ小分けになったしゃぶしゃぶセットも期間限定で販売していますよ。

部位ごとの違いを感じながら、あなたの推し部位を見つけてみてくださいね。

ライター/せいちゃん 編集/あっつん

まるごとんは、わたしたちaiyueyoがご用意している、生者者さんの愛や想いが詰まった「愛ごと贈る」フードカタログギフトのaiyueyo giftにも掲載させていただいてます。まるごとんへの想いが詰まったこちらの記事もぜひ読んでみてくださいね。

aiyueyo giftは、愛を贈ることをテーマにしたフードカタログギフトです。 食の作り手が大事に育てた農産物を食べやすい形で。畑から食卓までの全ての過程にめいっぱいの愛を注いで、あなたの気持ちを大切な方へお繋ぎします。

めでたべ会とは?

「生産者さんの想いやこだわり、生産方法、種類ごとの違い・・・食材がもつストーリーをさまざまな角度から掘り下げて、その上で五感をつかって愛でながら味わう。そうすることで普段何気なく行っている「食べる」という時間がもっと愛おしいものになるのではないか・・・?

こんな発想からうまれたのが、旬の食材を愛でて食べて、心とお腹をごきげんに満たす食の体験会である“めでたべ会”です。

まずは目で見て楽しんで、食べ比べる。そして食材のストーリーを知った上で、生産者さんの愛ごと味わう。家族や友人と一緒なら、それぞれの感想をシェアして楽しむこともできる。旬の食材を通してワクワクする時間を過ごし、みんなでごきげんになろう!という企画です。

INFORMATION

上野淳子

上野淳子

長崎県大村市にある上野養豚を夫ともに経営。
自社ブランド豚「山のウエノ豚」を育てている。
おいしく食べてほしいという想いで月に1度、オンラインにて3日間限定で「まるごとん」の販売企画を開催している。

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