こんにちは!チームaiyueyoのこっこです。年のはじめ、みなさんはどのようにお過ごしですか?私はやりたいことリストをつくることが恒例になりつつありますが、梅酒を仕込む、ラムレーズン作りに挑戦、東北に旅行に行っておいしいものが食べたいな、、、気づくといつも食に関することが大半を占めています。

今日はそんなわたしからaiyueyoが大切にしている「愛食」についてお話しします。

2023年9月、愛食の旗振り役ことあべなるみさんの

“「愛ごといただく食体験」とゆるく定義してきた「愛食」をもう一段深く定義したい”

という声かけで集まったメンバーを中心に「愛食言語化プロジェクト」が立ち上がりました。

ワークショップを開催したり、個別ヒアリングを実施したりとチームaiyueyo全体で改めて「愛食」とは?という問いに向き合い、「愛食」という言葉の定義と「愛食」を楽しむための基準を決定しました。

わたしたちが考える「愛食」とは

チームaiyueyoでは「愛食」とは、
「いのち」のつながりを感じ、心もお腹も満たされる食体験
と定義しました。

チームaiyueyoが考える「いのち」とは?

食材そのもの、育てる人、その環境で共生する植物や動物たち、食べる人もみんな「いのち」。
生産と消費の現場に関わる生きものすべてを「いのち」と捉え、その一つひとつが尊ばれることで良い循環が生まれると考えています。

チームaiyueyoが考える「つながり」とは?

わたしたちは「つながり」には2種類あると考えています。

1つめは「生産者さんと食べ手のつながり」。「愛食」は、生産者さんと食べ手が「両思い」の関係になることで実現します。生産者さんが想いを込めて育てた食材を、食べ手がその想いごと受け取りいただく。そんな双方向のコミュニケーションが成り立つことで、つながりを実感することができます。

2つめは「愛食を共に楽しむ人とのつながり」です。一緒に食卓を囲む、お裾分けをする、感謝の印として贈り物をする…「愛食」を大切な誰かと共に楽しむ機会にすることで、より一層その価値を感じることができます。

この「つながり」については、こちらにも詳しく記載しています。

忙しいとつい削ってしまいがちな食ですが、わたしたちの身体はその食に支えられています。
少しだけ意識して丁寧に向き合うことで、
暮らしの中にある何気ない日常の幸せを抱きしめる感覚を大切にしたい。
再定義した言葉にはそんな想いも込められています。

この背景にはチームaiyueyoで共有している「愛本主義」という考え方があります。

愛食の背景にある「愛本主義」

「いのち」をいただく愛食を起点に、まずは自分の心と身体をごきげんに満たす。そうして溢れたごきげんで家族や友人など身の回りの半径5mにお役立ちをする。そんな感覚を持つ人が増えることで社会ももっと温かくなると考えています。

「愛本主義」については、こちらの記事をご参照ください。

愛食を実現する「食べ物基準」「体験基準」

「愛食」をもっと理解しやすく、みんなの日常に取り入れやすいものにしたいと今回新たに2つの基準を設けることにしました。
個々の感覚ではなく共通認識があることで、「愛食」を広げるaiyueyoのさまざまな活動に活かすこともできると考えています。

愛食を実現する「食べ物基準」

「愛食」を楽しむためにはまず食材選びが鍵になります。
食べ物に対し、愛食を実現する「食べ物基準」を定めました。

愛食を実現する「食べ物基準」

愛食を実現する「体験基準」

「愛食」の実践の輪を広げていくため、愛食を実現する「体験基準」も定めました。

1.愛食を実現する「食べ物基準」を満たす食材を使う
まずは食材を丁寧に選んでみること。普段何気なく使用している食材にも温かい想いが込められていたり、予期せぬつながりを見つけたりすることもあります。

2. 食材の味わいを楽しむ
感覚を研ぎ澄ませ、いつも以上に丁寧に味わってみる。香り・食感・味など意識するとたくさんの発見があります。

3. 食材の個性を愛でる
品種の違う野菜や果物を並べて見比べてみたり、食べ比べてみたり。意外と気づかなかった発見があり、推しが見つかるかもしれません。
スーパーで好きな品種を見つけて、きゅんきゅんしちゃうなんてこともあります。

4. 背景にある想いやこだわりを知る
食材が手元に届くまでのストーリーごといただく。どんな環境で育ち、どんな想いで育てられたのか。「いのち」として丁寧に扱われた背景を知ると、よりありがたく感謝の気持ちでいっぱいになります。

5. つながりを感じる
生産者さんとのつながりやおいしいよと教えてくれた人、お裾分けしてくれた人。一緒に食事を楽しむ家族や仲間たち。食をきっかけにさまざまなご縁があります。そんなつながりを感じて食と向き合うことで心が喜ぶ時間になります。

「愛食」を実践するメンバーの声

チームaiyueyoメンバーに「愛食」を取り入れてどんな変化があったか聞いてみました。

(一部抜粋)

身近な食との向き合い方を少し変えるだけで、日々の充実感が高まったという声が複数ありました。「いのち」として丁寧に扱われた食をいただくことで、自身と重ねて自分のらしさを受け入れることができるようになったという声もありました。

aiyueyoがお届けする愛食

■aiyueyo gift
読んで、食べて。大切な気持ちを運ぶフードカタログギフトです。食の育て親の生産者さんが「健康に育つように」と心を注いだ食材を、愛ごと、食べやすい形に変えて。 ご友人の出産祝いや結婚式の内祝いなど、大切な贈り物のシーンで言葉では伝えにくい温かな気持ちを大切な方へお繋ぎします。

aiyueyo giftサイトはこちら

めでたべ会
旬の食材を愛でて食べて、心とお腹をごきげんに満たす食の体験会です。まずは目で見て楽しんで、食べ比べる。そして食材のストーリーを知った上で、生産者さんの愛ごと味わう。家族や友人と一緒なら、それぞれの感想をシェアして楽しむこともできます。旬の食材を通してワクワクする時間を過ごし、みんなでごきげんになろう!というオンラインイベントです。

過去のめでたべ会のレポート記事はこちら

■愛仕込み会
自分のためのごきげんを存分に「仕込む」ことができる場です。お腹から、そして心までごきげんになる時間をお届けします。aiyueyoセレクトの、簡単なのにとてもおいしい「aiyueyoBOX」と、立ち止まって「ごきげんな自分とは?」を考えるためのやさしい問いをご用意しています。

愛仕込み会のレポート記事はこちら

その他、aiyueyoでは「愛食」できる機会をたくさんご用意しています。
引き続きaiyueyoの活動をお楽しみください♪

編集 西野千佳 / ライター 市川成海

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