2024/06/19
美容の心地よい塩梅は? すべて0にして、また足せばいい。
「サラヤと愛ある暮らし」連載では、人と地球の両方にやさしい暮らしを探求するサラヤ株式会社と一緒に心地よい日用品の選び方を見つけていきます。
こんにちは。このaiyueyoを運営している会社の代表のあべなるみと申します。
わたしは2019年に「埋もれる農の魅力を伝えたい」「ごきげんなお母さんで在りたい」という2つの夢を叶えるため、自営業者になりました。
今は4歳と1歳の2人の娘のお母さんをしながら、在宅ワークを中心に、魅力的な農家さんたちの畑と家を行き来する日々を過ごしています。
心と体が元気。ごきげんであることが最大の美容
今回は、普段あまりしない「美容」の観点からお話をしてみたいと思います。
わたしは今、化粧といえば眉毛を描くくらい。すっぴんに近い状態で日々生活しています。
「ごきげんな笑顔が最大の美容!」と考え、顔の表面を工夫するよりも、健康的に食べて寝ることや、心にストレスをためずに楽しく生きることの方に注力しています。
ただ、元からこうだったわけではありません。
新卒で大手広告企業に入社すると、きらびやかな都心のオフィスに、女性は本当に綺麗な方ばかり。だから、なんとか浮かないように苦手意識があったファッションもメイクもそれなりに頑張っていました。
同時に、とにかく早く実力をつけたかったため、食事は適当に済ませて、夜遅くまで働いていました。
そのせいか、当時はニキビが定期的にでき、髪もすべての髪が切れ毛なんじゃないかと思うくらいに傷んでいました。お金をかけて、高い化粧品やマッサージなどもしていたんですけどね。(トホホ)
今思うと、もうとっくに不安定なジェンガを無理に維持しようとさらにガタガタに積み上げるような動きをしていたなぁと思います。
それを一度リセットするタイミングとなったのが、会社を卒業して自営業になったときでした。
すべてを0にする実験
自営業になったタイミングで、ずっと無理していたことをひとつずつ手放す「心のリハビリ」の取り組みをはじめました。
最初に手放したのがヒール。何年たってもうまく履けなくて、いつも東京メトロを人一倍カーンカーンと音を立てて歩いて‥いや、走っていたわたし。
「足が短いから履かねばならない」という自分の思い込みを手放し、ぺったんこの靴に履きなれるところからはじめました。
そうして手放すことが「ありだ」と思えるようになってきた頃、自分が理由なくなんとなくやっていることの多さに気づくようになりました。
例えばシャンプー&コンディショナー。化粧水&乳液。ボディクリーム&ヘアオイル。本当に毎日、両方つけなくてはいけないのか。何も考えずマーケティングに従っていただけかもしれない。もしかして自分にとっていらないものまで使っているのでは、という疑問が生まれ始めました。
環境に少しでもいい暮らしをしたいという思いと相まって、一度全部手放して、自分を使って実験してみよう!と「手放し活」にギアがかかったのです。
自分が心地よい塩梅で選ぶ
全〜部0にしたことで、「ここは仮に環境に負荷をかけてでも、自分の心地よさのためにほしい」と思えるラインが自分でわかるようになってきました。
例えば、コンタクト。一度は毎日メガネで過ごしてみたけれど、そうするとやっぱりオンのスイッチが入りにくかったり、「目が最大級にキュート!」と思っている自分の顔の魅力を立たせられませんでした。それなら、プラスチックゴミが出たとしてもコンタクトはしていたい。
例えば、シャンプー&コンディショナー。水洗いもしてみたけれど、やっぱりシャンプーはしていたい。でも頭皮まできれいに洗えてスッキリするなら、ショートヘアのわたしにはコンディショナーまではいらない。
例えば服。そもそも苦手意識があった流行を追ういわゆるファッションは辞めて、作る過程からサステナブルにこだわるブランドをメインにもうこれ!と決めた数着を着回す。でもファストファッションが0は息苦しいから、ときめいたら買うし、必要なものも買う。
ひとつひとつの購買に意思がこもりはじめたころ、わたしは以前よりもずっと自分のことが大好きになっていました。
ラクトフェリン ラボが叶えてくれた自分も環境も愛して労る選択肢
基礎スキンケアの化粧水と乳液も、もちろん一度0にして生活をしてみました。その結果思ったことは、「どちらも正直いらないかも」でした。もともと肌が強い方なので、冬もちょっと乾燥したところで痛みが伴うほどではない。3年近く何もつけなかったように思います。
ただ、なくても生きていけると言いながら、じゃあもちもちかと言われるとそうではありませんでした。
サラヤさんの商品はもともとハッピーエレファントのトイレ、バスクリーナーやヤシノミ洗濯用洗剤を愛用していました。特にハッピーエレファントは天然由来のソホロという洗浄成分で、水に流したあとも生分解性があると知って、いつも心地よく使わせてもらっていました。そんな中で同じソホロを配合した化粧品もサラヤさんの商品にあると知りました。それが「ラクトフェリン ラボ」です。
サラヤさんは「人にも自然にも優しいを約束してくれる会社」だと信頼がありましたから、ぜひ使ってみたいと購入しました。すると、肌に触れる瞬間、「き、気持ちい〜〜!!!」もっちもっちのひんやりとしたうすピンク色のジェルと優しいお花の香りに肌が包まれていく感覚は、自分の一番外側で外ストレスに接しながらも働いてくれている肌への「ありがとう〜〜」を伝える労りの所作のように感じました。
わたしの中で、わざわざ化粧品をつける意味が新たに生まれました。自分を労る、愛する感覚、それが環境に背反しない形で選択ができる。自分にとって心地よいから、わたしはラクトフェリン ラボを愛用しています。
思いきって捨てて、もう一度足せばいい。
自分が納得して選ぶ喜びやそれを積み重ねることで、自分が好き!という気持ちが高まることを、わたしはここまでの実体験から感じてきました。
もしかすると、現状から何かを手放したり減らすことを難しく感じている方もいるかもしれません。
その場合はわたしのように思いきって一回リセット、0にしてしまうのも手かもしれません。
意外と、取り返しがきかないほどのことにはならないことはわかったので、小さな実験を自分の人生に組み込んでみても面白いかも。
自分が心地よい塩梅を自分で掴むことは、その後何倍にもなって自分に還ってくることのように感じています。