2025/08/03

ナエドコで見つけた、わたしの価値観

「いのちを、めでる はぐくむ わかちあう。」をテーマに、自分らしい持続可能な暮らしと仕事を育むことを応援するaiyueyo。

2024年の10月〜12月の3カ月にわたって、ナエドコ11期を開催。
ナエドコとは、愛本主義をベースとした自分らしい働き方暮らし方をはじめるために自分と向き合い、仲間と共に「らしさ」のタネを芽吹かせる3ヶ月プログラムです。

今回は、ナエドコ11期に参加したRemiさんに受講後の体験談を聞きました!

「自分らしさ」にもう一度、出会いたくて。

前職(介護士)でのオーバーワークや人間関係のストレスから体調を崩し、退職することに。
人手不足の影響で仕事の幅がこれまで以上に広がり、同僚や上司とのすれ違いも重なって、心身ともに限界を感じていました。

いつも通りの生活が送れなくなり、「こんなこともできないのか…」と、自信をなくしていく日々。
不調が続く中で、気づけば自分を責めてしまい、自己肯定感もどんどん下がっていきました。

「前に進まなきゃ!」と頑張るほど、“自分らしさ”がわからなくなっていって…。
その時、もう一度わたし自身に立ち戻れる場所がほしいと思ったんです。

以前からナエドコには興味があったのですが、なかなかタイミングが合わずにいました。
SNSで募集の投稿を見かけたときは、「運命だ!」と思ったことを今でもよく覚えています。

aiyueyoの“愛本主義”に心を動かされ、「もっと自分らしく生きたい」「自分らしさに自信を持てるようになりたい」という思いが芽生え、参加を決めました。

焦りと不安の中で、自分に『いいよ』と言えた瞬間

印象に残っているのは、Day2の「我が身整え期とお金のレクチャー」で教えていただいた、「仕込む・叶える・稼ぐ」の考え方です。

これまでのわたしは、「やるなら結果を出さなきゃ」「稼げるようにならなきゃ」と、どこか力んでいて、焦りや不安でいっぱいでした。
知らず知らずのうちにプレッシャーを感じ、気持ちに余裕がなくなっていって…。
がむしゃらに行動していたものの、「自分に何ができるのか」がわからなくなるほどだったんです。

だからこそ、なるみさんの
「“稼げないことをやる”というのは、大事な仕込みなんです」
という言葉に、気持ちがふっと楽になりました。

同時に、自分がいかに“稼ぐ”ことに縛られて、空回りしていたのかにも気づかされました。
一つのことに集中しすぎず、「仕込む・叶える・稼ぐ」のバランスを意識することが大切なんだなと、あらためて感じたんです。

それ以来、どんなに小さなことでも「やってみたい」と思ったら、まずは試してみようと思うようになりました。

“わたしでいる時間”が、ナエになっていった

ナエドコ期間中に、わたしは2つのナエを見つけました。

ひとつ目は、「ゆるっと日記」の習慣化コミュニティです。
もともとわたしは、コツコツ続けることが得意で、語学や日記などいろんなことを無理なくゆる〜く続けてきました。
なかでも日記は、その日に感じたことや、うれしかった出来事を思うままに書くことで気持ちが整い、自分と向き合う時間をつくってくれる、大切な習慣です。

このコミュニティでは、“自分にやさしく向き合う時間”を大切にしながら、
手書きだからこそにじみ出る「その人らしさ」や「喜び」を、みんなでゆるっと共有できるような、心地よい場づくりができたらいいなと思っています。

もうひとつのナエは、「本音をポロッと言える」お話サービスです。

日記で自分の気持ちに向き合う時間が増えるなかで、 書き出すだけでは晴れないモヤモヤもあることに気づきました。
「誰かに話したいな〜」と思っても、気軽に何でも話せる場所って、意外と少ないな…と感じていて。

だからこそ、ふと湧いた想いや言葉にならない気持ちをお友達に話すような感覚でアウトプットできる、“気持ちをそっと置ける場所”をつくりたいと思ったんです。

忙しい毎日のなかでも、自分の気持ちにそっと目を向けられるきっかけになれたらうれしいな〜と思っています。

自分らしく、やさしく生きるために

これからは、自分をやさしく「満たす」ことをしていきたいです。
お腹の声に耳をすませながら、無理せず自然体で過ごせるように。
わたしがごきげんでいることで、“らしさ”がめぐっていくと感じています。

そして、誰かの背中をそっと押せる存在になりたい。
そのためにも、まずは半径5メートルのまわりから“らしさ”を少しずつ広げ、
わたし自身の「ナエ」も丁寧に育てていけたらと思っています。

たとえ小さなことでも、aiyueyoで「えいっ」と実験していくことで、自分への自信を積み重ねていけたら嬉しいです。

INFORMATION

Remi

Remi

石川県生まれ。
大学では国際(異文化)コミュニケーションを学ぶ。
卒業後、「人を支える仕事がしたい」と介護の仕事に従事。
過労や人間関係のストレスからメニエール病を発症し、入社4年目で退職した。
現在は体調と向き合いながら、大好きな100円ショップで接客の仕事をしている。
SNSでは「#れみのゆるっと日記」で普段の様子を発信中。
座右の銘は 「意志のあるところに、道は開ける」