2025/08/05

aiyueyoに惹かれた日から、心の地図が動きはじめた──心地よい働き方を探しに、ナエドコへ

「いのちを、めでる はぐくむ わかちあう。」をテーマに、自分らしい持続可能な暮らしと仕事を育むことを応援するaiyueyo。

2024年の10月〜12月の3カ月にわたって、ナエドコ11期を開催。
ナエドコとは、愛本主義をベースとした自分らしい働き方暮らし方をはじめるために自分と向き合い、仲間と共に「らしさ」のタネを芽吹かせる3ヶ月プログラムです。

今回は、ナエドコ11期に参加したmakioさんに受講後の体験談を聞きました!

“わたし”と向き合う時間に必要だったナエドコ

ナエドコの前に、「aiyueyo」という名前を初めて目にしたのはSNSの投稿でした。
食や農を切り口にしながら、地域や暮らし、働き方にまで手を伸ばしている活動に惹かれ、「この場所でいつか何かできたら…」と密かに思っていました。

もともと私は、食べることや地に足のついた暮らしに興味があったので「食を軸にこんなに自由な活動ができる場所があるんだ」と知ったとき、心がわくわくしたのを覚えています。

そして、実際に愛食フェスに参加した際「もっとaiyueyoを知りたい!」「aiyueyoに携わりたい!」という想いが強くなり、ナエドコに参加しました。

ゲスト(補佐)で枠愛食フェスに参加させていただきました!

なにより、

「心地よく働くって、どういうこと?」
「自分の軸って、どこにあるんだろう?」

そんな問いを持ちながら、フリーランスとして働く日々の中で、理想と現実のギャップに少しずつ疲れていた私にとって、この講座は自分と向き合う静かな場所になるような気がしました。

“自分を楽しむ”人たちとの出会い

ナエドコではさまざまな講座がありましたが、DAY1で先輩方の話を聞いたあの日のことは、今でも忘れられません。

みなさん、それぞれの暮らしの中にしっかりと「自分の幸福感」を持ち、日常のなかにある豊かさを感じながら「自分に合った働き方」を選びとっていて、その姿にすごく憧れを抱きました。

「私もあんなふうに、日々を大切にしながら過ごせたらいいな」

そんな想いが、じわじわと湧いてきた時間でした。

ナエドコのワークのひとつで”妄想でもいいから「やりたいこと・やってみたいこと(=ナリワイのナエ)」を書き出す”という時間があったのですが、実は私はこのワークでかなりつまずいていました。

ワークシートにいろいろ書き出したものの、現実的にできるのかな…?と考え込んでしまい、 “ナリワイ”になるものはあるのかと、自信が持てずに迷い続けていました。

でも、同期や運営の方々と話すなかで「迷ってること自体が大事だよ」と言ってもらえる場面があり、肩の力が抜けたのを覚えています。

“今すぐ答えを出さなくてもいい”
“見つからないことも、プロセスのひとつ”

そんなふうに受け止めてもらえる場って、意外と少ない。だからこそ、ナエドコという場のあたたかさが、私にとってはすごく大きな支えでした。

正直に言うと、私はまだ「ナリワイのナエ」を見つけられてはいません。でも、aiyueyoにもっと関わっていきたいという気持ちは、以前よりもずっと強くなっています。
同期やaiyueyoの皆さんに、何かしらお役に立てる存在になりたい。そんな気持ちが、今の私のナエなのかもしれません。

これからは「わくわく」を軸に進んでいく

ナエドコで過ごす中で、自分の本音に少しずつ耳を傾けられるようになってきました。
誰かの期待に応えようとしすぎて、自分の気持ちを後回しにしてきた私。でも今は、「わくわくするかどうか」を自分の軸にして選択していこう、と決めました。

まずは、ナエドコ、aiyueyoのような“心地よい場所”を、もっと外の世界に伝えていきたい。

働き方や暮らしにモヤモヤしている人、「これでいいのかな?」と立ち止まっている人に、「こんな場所もあるよ」と背中をそっと押すような発信を、これからも続けていきたいと思っています。

最終発表で紹介したスライド

そして、自分の中の「わくわく」を大切に、無理なく、自分らしく歩いていきたい。
ナエドコはその一歩を踏み出せる場所であり、aiyueyoは思い切って実験できる場所だと感じています。

少しでも気になっている方がいたら、そのドアを叩いてみてほしいです。aiyueyoで会えるのを楽しみにしています。

INFORMATION

makio(まきおーる)

makio(まきおーる)

茨城県生まれ。
接客業に20年従事し、2023年からフリーランスでライターや広報をメインに、メディア記事やインタビュー記事の執筆、SNS運用など「言葉を通じて誰かの想いや魅力を伝えるお手伝い」をしています。
丁寧に話を聞き、想いをすくい上げていくことにやりがいを感じる日々。
自然を感じられる場所、ご当地調味料、日本酒、ビールを愛してやまない二児の母。