aiyueyoは人にも地球にもやさしい暮らしを叶えたい企業や団体と手を取り合っています。本連載では日常の小さなエコアクションを応援するコミュニティ「暮らしの目からウロコ」と一緒に地球にやさしい暮らしを楽しむ ヒントをお届けしていきます。

今まで当たり前と思って手に取っていたものを、ほんの少し見直すだけであなたも今日から「地球にやさしい暮らし」を始められます。「地球にやさしい暮らし」を続けると、いつの間にかあなたも、あなたの家族も幸せになれちゃう要素がたくさん。今回は畜産のお肉について考えます。

様々な環境問題を引き起こす、畜産肉の大量生産

私たちの食事で欠かせないタンパク質。牛肉、豚肉、鶏肉が必ず食卓にあるという方も多いですよね。

実は牛肉、豚肉などの畜産肉は大量生産する過程での二酸化炭素排出量が多いことや、水資源、森林伐採などの様々な環境問題を引き起こしています。

そして、畜産肉を主に食べているのは私たち先進国の人たち。貧しく飢餓に苦しむ途上国の人がいる一方で、途上国の土地や水を使い、先進国に輸出するための畜産肉が大量生産されている現状もあります。

畜産肉による環境問題については暮らしの目からウロコのHPにてご紹介しています。

このような現状から、ミートフリーマンデーなど、週に1回だけでも畜産肉を減らすアクションが広まっています。畜産肉を減らしてみると、地球にやさしい暮らしを始められるだけでなく、健康面でのメリットや家事を楽にしてくれるヒントがありました!

畜産肉を減らすメリット

①ヘルシーで満足度が高い

しっかり食べたいけど、健康的な食事がしたい…そんな想いがある方は、外食でヴィーガンカフェを選んだり、お肉をソイミートに変更できるお店を選んだりしてみてください。

牛肉や豚肉はおいしいのですが、脂質が多く、食べ終わったあと、かなりお腹がパンパンになってしまいますよね。私は食品ロスを出したくない気持ちもあって、お腹いっぱいなのに無理やり食べることもしばしば。菜食中心、豆腐や大豆を使ったメニューなら、たくさん食べてもお腹がパンパンにならず、さらに健康的な食事ができた!という満足感が得られます。

自宅でも豆乳を使ったレシピなど、ちょっと工夫するとレシピのバリエーションも増えて楽しいですよ。

②洗い物が楽!

私が一番感動したメリットが、洗い物が楽なこと。豚肉や鶏肉を調理したあとは油汚れによる洗い物が大変ですよね。

洗い物が大嫌いな私。できるだけ短時間で、排水も汚さず、生ゴミも少なくしたい気持ちで日々工夫をしていますが、豆乳やお豆腐がメインのレシピを作ると油分が少なく、洗い物が楽なんです。動物性の油に比べると植物性の油は、お湯や台所用石けんでさっと洗うだけで片付けが完了。ぜひこの体験していただきたいです!

ヘルシーで美味しい畜産肉を使わないメニュー

ここからは畜産肉を使わない、ヘルシーで美味しいメニューをいくつかご紹介します。暮らしの目からウロコのオンラインコミュニティ、ウロコミュニティのメンバーからも美味しそうな写真が届きました!

大豆ミートを使ったスパイスカレー(提供:コミュニティメンバー・とっしーさん)
大豆ミートを使った豆乳そうめん
豆腐とチーズを使ったグラタン
鹿肉を使ったスパイスカレー(提供:コミュニティメンバー・とっしーさん)
鹿肉ミンチを使ったボロネーゼ

畜産肉ではなく、ジビエを使うのも、日本の社会問題に寄与するアクション。美味しい鹿肉や、地元の猪肉など、意外とあなたの身近にあるかもしれません!ジビエについては株式会社RE-SOCIALさんのインタビュー記事にも詳しくご紹介していますので、ぜひご覧ください。

できるところから少しずつ。あなたと地球の健康のために。

まずは週1回だけでも、畜産肉を減らしてみませんか?

お野菜の味がより引き立ったり、大豆の甘みをじっくり感じてみたり。きっと食材の新たな魅力に気づくはず。そして外食をするときは、ヴィーガンカフェやソイミートを使っているお店も選択肢に入れてみてください。

ほんの少し、意識する人が増えるだけで、きっと社会は変わっていきます。毎日の食事の楽しみを損なわず、自分らしいエコアクションを見つけてみてください!

INFORMATION

暮らしの目からウロコ

暮らしの目からウロコ

「地球にやさしい暮らしは楽しい」をテーマに、仲間とともに、ワクワクとした気持ちで地球にやさしい暮らしを楽しむ。
そんな暮らしが当たり前になる社会を目指して、イベントやオンラインコミュニティの企画・運営をしています。

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