サラヤと愛ある暮らし」連載では、人と地球の両方にやさしい暮らしを探求するサラヤ株式会社と一緒に心地よい日用品の選び方を見つけていきます。

今回お話をうかがったのは、チームaiyueyo(愛食を広める活動体)のメンバーであるぱおさん。いつもパワフルでしっかり者のぱおさんは、aiyueyo giftに掲載中である上野養豚のオンライン販売企画「まるごとん」の応援隊メンバーであり、もうすぐ1歳になる男の子のママでもあります。そんなぱおさんが大切にしているのは、健やかさと軽やかさのある暮らし。その根幹には、人とのつながりを楽しむぱおさん流の「推し活」がありました。

子どもが出会わせてくれた健やかな食、そしてナエドコ

── 健やかさを大切にしようと思ったきっかけは?

ぱおさん:妊娠をして「食」へ意識が向くようになったのがきっかけですね。「わたしが食べるものが子どもに影響するんだ」と改めて気づいて、健康的な食事について考えるようになりました。そんななか出会ったのが、農家さんで収穫された野菜。夫の知り合いに農家さんがいて、野菜をいただいたことがあったんですけど、その野菜がすごくおいしくって。獲れたての野菜ってこんなにおいしいんだ。こんなにおいしい野菜を日常的に食べていたら、子どももわたしも健やかでいられそう!と感動したのを覚えています。

(妊娠して健康的な食を意識し始めたぱおさん)

野菜のおいしさに惹かれてから、わたしも野菜を育ててみたい!と思うようになりました。とはいえ、野菜を育てた経験もなく何からすればいいのかわからない状態。そんなとき、aiyueyo旗振り役のあべなるみさんのSNSで「ハタケト(現aiyueyo)」を発見し、これや!と心のピースがはまったんです。ハタケトのコンセプト「畑のそばの豊かな暮らし発掘メディア」にビビッときたのはもちろん、ちょうどナエドコ(働きかたと暮らしを考えるaiyueyoのプログラム)の募集もしていたので一気に興味がわき、思い切って応募してみました。

(健やかさを大切にするきっかけとなった農家さんの野菜)

── 畑に興味があったからナエドコに応募したのですか?

ぱおさん:きっかけは畑への興味でしたが、それだけではありません。働きかたや暮らしかたを見つめ直したいと思いナエドコに応募しました。出産後はきっと、今とは違う生活になるだろうと想像できたので、自分らしく働きながら子どもとの時間を大切にできる暮らしについて、妊娠中にじっくり考えたいと思ったんです。

健やかさと自分らしさが磨かれていく「推し活」

── ナエドコに入ってどうでしたか?

ぱおさん:正直、育休がこんなに楽しくなるなんて思っていませんでした(笑)今のわたしが健やかに自分らしく過ごせているのは間違いなくナエドコのおかげで、素敵な食べ物とたくさん出会えたから。ナエドコ仲間には農家さんもいて、農家さんの愛情をたっぷり受けて育ったお肉や野菜を味わう機会も自然と増えました。愛のこもった食体験によって健やかさがチャージされたと感じます。それに、夫と「おいしいね」って言い合いながら食べる時間も楽しいので、体の健康だけでなく暮らしの健やかさにもつながっている気がします。

(ナエドコに入ってから今も変わらず大好きな「まるごとん」のお肉)

ナエドコを通して出会ったのは、食べ物だけではありません。応援したい仲間や素敵な人たちとのご縁もたくさんありました。夢に向かって進む仲間を応援しているなかで、自分が今後どうしたいのか、答えも見つかってきたんです。わたしは夢がある人のやりたいことを叶えるために、わたしの得意を使って応援したい。それがナエドコ後に見つけた「推しを推す人を推す」という働きかたでした。

── 推しを推す人を推す!?

ぱおさん:そうです!わたしはサービスやプロダクトを推すだけでなく、それを作る人も推しているんです。たとえば、わたしは「まるごとん隊」のメンバーとしてまるごとんを応援していますが、それは上野養豚の上野淳子さんのことが大好きだからなんです。まるごとんのお肉も好きですが、おなじくらい淳子さんのことも応援したいと思っています。

── 素敵ですね。具体的にどんな推し活をしているのですか?

ぱおさん:「推しを推す人を推す」の活動としては、SNS発信やアイデア出し、連絡事項をまとめるなどさまざまです。わたしは誰かとコミュニケーションをとったり、サポートしたりするのが好きだし得意なので、ナエドコに入ってから自分らしさも磨かれているように感じますね。

(ナエドコで出会った農家さんや仲間とリアルで会う機会も)

素敵だなと感じたら、軽やかに試してみる

── ぱおさんは軽やかさも大切にされていますよね。それはなぜでしょうか?

ぱおさん:軽やかな気持ちでいたほうが今をもっと楽しめるし、新たな推しと出会えるチャンスもあるんです。その最たる例が、サラヤさんの商品ですね。はじめてのサラヤ商品は「アラウ.ベビー」だったんですけど、当時見ていた赤ちゃん用品の雑誌にアラウ.ベビーが「赤ちゃんに優しい」「洗い上がりがいい」とランキングで1位になっていたので、いいやん!と思い試してみることに。実際に使ってみると、本当に洗い上がりがふんわりして優しい触り心地だったので、今でも気に入って使い続けています。

(アラウ.ベビーシリーズ。軽やかな気持ちで試してみてから今では推しに)

あとはこの連載(サラヤと愛ある暮らし)を見て、サラヤさんの「ボルネオ環境保全プロジェクト」などの環境への取り組みも知り「ヤシノミ洗剤」も使い始めました。出産前と比べて食器を洗う回数が増えたので、せっかくなら環境にいいものがいいなと思いこちらも愛用しています。

── 商品の背景を知ると使いたくなる気持ち、よくわかります。

ぱおさん:そうなんですよ。先日、チームaiyueyoとサラヤさんの座談会に愛用者のひとりとしてわたしも参加させてもらったんですけど、サラヤさんの商品をもっと推したくなりましたね。サラヤさんがどんな思いで商品をつくっているのかを知って、ほかの商品も試したくなったし、実際に使ってみることで使い心地への納得感も得られました。とくに「ヤシノミ洗たく洗剤・柔軟剤」は座談会がきっかけで使っています。柔軟剤は香りが強いものが多いので、子どもを抱っこするときに子どもにとって服の匂いがしんどくないか心配だったんです。でもサラヤさんが「ヤシノミ柔軟剤は無香料なので、お子さまと触れ合う機会が多い場面でもおすすめです」とおっしゃっていたので、さっそく試してみました。本当に匂いがないし洗い上がりもふわふわで、わたしも子どもも気持ちよくいられる使い心地が気に入っています。サラヤさんから商品に込めた思いを直接うかがって、実際に使ってみて、より「使い続けたい!」「推したい!」という気持ちが強くなりました。今後も自分が素敵だなと感じたものには軽やかに試してみて、新たな推しに出会っていきたいです。

今を大事に生きる。それが健やか軽やかな暮らしのヒントかも

── 健やか軽やかな暮らしのヒントがあったら教えてください!

ぱおさん:今を大事にすることでしょうか。今を大事に過ごしていたら、その先もいい感じになるんじゃないかなと思っています。結果としてうまくいかないことがあっても、今わたしはどんな気持ち?と自分に問いかけてみることで、これだけ達成できたからいいよねって自分を認められる。そんな今を大事にする姿勢は、何よりわたし自身が一番心地よくいられるんです。だから、今後も推し活を活力に今を楽しんで、健やかさと軽やかさを大切にしていきたい。そう思います。

(インタビューはここまで)

ぱおさんの推し活は人の心を動かす。インタビューを終えて、その理由がなんとなくわかったような気がします。ぱおさんの推し活は、食べ物や商品であってもいつも人の存在があって、推し活をすればするほどその人とのつながりを明るく豊かなものにする。それはきっと健やかさや軽やかさだけではなく、「愛あるコミュニケーション」もまたぱおさんが大切にされていることだからではないでしょうか。人との関わりが希薄化する現代において、ぱおさんのようなマインドをもつことは大事であり、お相手にも、自分にも、そして暮らしにまでも愛が循環するのだと気づかせてくれます。

ライター/はま 編集/あんどうまりこ

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いのちをつなぐSARAYA

いのちをつなぐSARAYA

「衛生」「環境」「健康」を事業の柱とする日本の衛生用品・日用品メーカー。
ヤシノミ洗剤やarau.、ハッピーエレファント、アロマライフなど、人と地球に優しいブランドを多数展開している。

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