2024/07/20

ブランドの助産師【ぶらんどのじょさんし】

「aiyueyo」を説明するうえで必要な言葉、聞きなれない用語など。これまで少しずつ増やしてきた語彙を集めてみることにしました。今回はこのことば。

ブランドの助産師【ぶらんどのじょさんし】

aiyueyoでは「愛食(※)」を広める手段の一つとして、「想い」を持つ生産者さまのブランディングを行っています。aiyueyoが行うブランディングの目的は、作り手(生産者)と食べ手が「両想い」になれるようなお手伝いです。

(※愛食について詳しくはこちら

「ブランドの助産師」という肩書きは聞き慣れないかもしれませんが、「ブランドストラテジスト」という肩書きと同義です(ストラテジスト=戦略家)。

いまこの瞬間も、会社、商品、個人を含めて様々なブランドがそれぞれの「ビジョン」を叶えるために商品作りや販売、広告、広報などを行っています。ブランドストラテジストは、各々が持つ「個性」を魅力として最大限活かし、各々のビジョンを達成する方法を一緒に考え、実行を支援する職業です。

私たちはこの役割を「ブランドの助産師」と呼んでいます。医療現場で妊婦の出産をサポートする本物の「助産師」ではないけれど、確かな実力で「個性の出産」という一大イベントに愛を持って寄り添うスタンスが、お産の瞬間に立ち会いサポートする助産師に似ていると感じるからです。

ただし、aiyueyoのブランディングはブランドの助産師だけで行うものではありません。「ブランドの助産師」がクライアントの魅力を深掘りし、「ブランドのことばクリエイター」が想いを言語化し、「ブランディングデザイナー」が価値を可視化させるというチームでブランディングを進めていきます。これは、ブランドストラテジストの役割を複数人が適材適所で補い合いながら、クライアントがより個性が光るブランドを出産できるように導くための体制なのです。

aiyueyoがブランディングする際のチームの構成

その中でも「ブランドの助産師」は、クライアントの「想い」や「個性」の芯を捉え、クライアントのビジョンを達成するためにはどんな人と「両想い」になることが理想なのか、そのためにはどんな媒体や行動がブランドに必要なのかなどを明確化させ、ブランドの戦略を立てるお役立ちを行います。

達成までの道のりを描くにあたり、ビジョンの解像度をあげるお手伝いや、埋もれてしまっている個性を発掘し、魅力として磨き背中を押すお手伝いもしています。

ブランドの助産師が立てる戦略は、背伸びをしたり着飾ったりするものではありません。また、ホームページのデザインやわかりやすいパッケージといった「見せ方」にもとどまりません。その人(企業)の「らしさ」を最大限に魅力的に見せ、その「らしさ」をブランディングを継続的に行うことによって爆発させるようなサポートです。元々の個性や魅力を活かし、その人らしく突き進めるようなブランディングを行えることが、aiyueyoのブランディングの強みです。

ブランドの助産師になるためには、aiyueyoが主催する「ブランドの助産師養成講座」を受講し、卒業する必要があります。

ブランドの助産師養成講座はブランドデザインについて座学のインプットと、実際にクライアントとコミュニケーションを取りながら行う実践課題でのアウトプットを繰り返し、ブランドの助産師としての思考力・実践力を身につける講座です。

3ヶ月で全9回の講座に加え、講座と講座の間の週には学んだブランディングの知識を即活用してリアル課題にも取り組む難易度の高い講座となっています。だからこそ、aiyueyoの助産師たちはとても優秀!

ただいまブランドの助産院講座は定期的な開催はありません。「我こそは」という助産師のたまごがいらっしゃいましたらぜひお問い合わせください。

【参考リンク集】

aiyueyo旗振り役あべなるみのnote「個性を魅力に、両思いの相手を増やしたい。あべなるみのお仕事紹介」

https://note.com/narumi_bee/n/nfaf888f5db41

あべなるみインタビュー記事「私がブランドの助産師である理由」