2024/09/09
農家さんと仲間と育てるトマト&バジルの家庭菜園
こんにちは!チームaiyueyoのせいちゃんです。
わたしが家庭菜園をはじめようと思ったきっかけは、野菜嫌いだった息子が少しでも食に興味を持ってくれたらいいなぁという思いから。収穫できるようになるまで時間はかかりますが、芽が出て成長していく様子はとっても愛おしくて、自分で育てた野菜を食べたときの感動はひとしおです。今ではわたし自身が家庭菜園の魅力にはまり、季節に合わせて野菜づくりをしています。
今年4月から7月までの期間、プロのトマト農家さんと一緒に家庭菜園でトマトとバジルを育てるコミュニティ、「うちの子菜園サロン」の活動を行いました。去年はチームaiyueyo内での開催でしたが、今年はもっとたくさんの方に知ってもらいたいとaiyueyo以外の方にもご参加いただきました。
家庭菜園に興味はあるけど、何からはじめたらいいか分からない。
自分で野菜を育てられるようになりたいけど、知識や場所がないから諦めている。
そんな経験がある方へ、日当たりが良ければ小さなスペースでも育てられて、知識がなくても安心して家庭菜園をはじめられる「うちの子菜園サロン」の魅力をお届けします。
うちの子菜園サロンとは
うちの子菜園サロンとは、家庭菜園で楽しめるお野菜の育て方をプロの農家さんや家庭菜園好きのナビゲーターから学び、「かわいいうちの子(育てているお野菜のこと)」を自分のペースでめでて育てる家庭菜園コミュニティです。食をいのちとして捉え、自分の手で育て・収穫して・食べてみる!という食の循環を、農家さんや仲間との繫がりを感じながら体験できます。
家庭菜園を始めたいけれど、何からはじめていいか分からないという人の一歩目の背中を押すべく、届いたらすぐに始められる栽培セットをお届けしたり、「わたしのトマトとバジル」についてオンラインでいつでも農家さんに相談できるサポート体制を用意して取り組みました。
2024年春夏は、トマトをめでて育てることを実践している宮島農園さんをお迎えして、31名の方と一緒にミニトマトとバジルの寄せ植え栽培を3ヶ月半の間楽しみました。
うちの子菜園サロンの流れ
今年はこんなスケジュールと内容で開催しました!
■4月中旬〜下旬:トマトとバジルの栽培セットの送付
苗や袋のまま栽培できる土などのセットをお届けしました。
■4月下旬:トマトとバジルのオンライン苗植え会をオンラインで開催
栽培セットに入っている苗の植付方法のレクチャ―をしながら、実際にみんなで作業を行いました。
■5月〜7月:月に1回、オンライン相談会を開催(ZOOMを使用)
栽培期間中、レクチャー動画の配信やチャットツールでの随時相談サポート。
顔を合わせて「うちの子」の相談ができたり、参加者の皆さんで一緒に栽培作業を楽しみました。最終会は、トマト農家のあゆみさんによる、プチお料理教室を開催しとても盛り上がる時間になりました。
■1月頃(予定):宮島農園の採れたてトマト送付
トマト農家である宮島農園さんのトマトを送っていただき、食べ比べ。プロが作るトマトのおいしさをぜひ味わってみてください。
参加者の声を聞いてみました
「うちの子菜園サロン」に参加しようと思ったきっかけは?
「自分で育ててみたかった」という意見が一番多く、次に「子どもと育ててみたかった」、「過去に育ててみて難しかったので栽培スキルを身につけたかった」という結果でした。育ててみたいけれど、ハードルを感じてチャレンジできない方がいらっしゃったり、お子さんの食育のために育ててみたいというお母さんたちが多く参加してくださっていたようです。
「うちの子菜園サロン」に参加してみて、感じたことは?
毎朝トマトを観察して変化を感じることで心のゆとりが生まれました。
心配ごとがあれば農家さんに相談できたので、とても心強かったです。
植え付けからとってもわくわくしました!子どもと一緒に毎日お水をあげて、はじめて収穫できたときはとっても嬉しかったです!
目標だったトマトが収穫できて、子どもと野菜の育つ過程が見れていい経験になりました!
他にも、SNSで #うちの子菜園サロン と検索すると、参加者の声を見ることができます。
Instagram:#うちの子菜園サロン
体験を通して感じたこと
4月に苗を植えたトマトは、日差しを浴びてグングンと成長していきます。住んでいる地域やその人の育て方によって違いはありますが、早い人だと6月中旬頃から真っ赤な実が付いてきます。成長の速さや実の付き方が違って不安になってしまうことがあるかもしれません。そんな時にプロの農家さんにすぐに聞くことができる環境があること。一緒に同じ野菜を育てる仲間がいることは、諦めないで続ける勇気や安心に繋がります。
うちの子菜園サロンの毎月行われるZOOM相談会で、参加者の皆さんとお話したり、宮島農園のお2人のレクチャーを受けたことで、モチベーションがあがって、楽しく育てられたという方もいらっしゃるんですよ。
野菜を育ててみるという体験を通して、旬を感じたり、食べ物を大切にする気持ちが芽生えたり。人によっては、育てることの難しさに直面することだってあるかもしれません。実際にやってみるからこその気づきがあって、そこから学んで、また挑戦することができる。これは家庭菜園のおもしろさではないでしょうか。食べ物を「いのち」として感じ、体験を通して味わってみる。そんな愛食体験ができる場所に「うちの子菜園サロン」がなれたらとても嬉しいです。