2025/01/18
タクボ農園さんが出会った伝わる未来「キャッチコピーコンペ開催レポート」
譲れない想いやらしさ、こだわりを届けたい相手に一緒にお届けすることがaiyueyo brandingチームのお役目。作り手である農家さんと食べ手さんを対等にお繋ぎし、お商売を通じて”両想い”を叶えていきます!
こんにちは、ひさしぶりの執筆で、少しドキドキしているチームaiyueyoのともよです。旗振り役あべなるみを中心に、食を愛するメンバーだからこそとも言えるかもしれません。じつは、ブランドづくりに関するご相談は「お金」だけでなく、農家さんご自身が大切に育てた自慢の農産物でもお受けしております。
最近ではタクボ農園さんの丹波黒枝豆のキャッチコピーコンペを開催し、生産物を通じた新たな価値づくりをご提案させていただきました。
タクボ農園さんのキャッチコピーコンペとは?
「人と繋がり、未来へ繋ぐ、食卓の小さな幸せ。」を届けることを目指すタクボ農園の田窪悠(ゆう)・柚香(ゆか)ご夫妻。師匠から受け継いだぶどうと、悠さんが学生時代に栽培と販売を経験した思い入れがある丹波黒枝豆・黒豆などを作っておられます。農業を誰もがカッコいいと憧れる職業にするのが目標の悠さん。妻の柚香さんの後押しで、2024年7月25日に正式に農家としてデビューしました。
今回のキャッチコピーコンペでは、そのような田窪ご夫妻が想いを込めて栽培した丹波黒枝豆のキャッチコピー(ネーミング)をご提案させていただくことになりました。キャッチコピーコンペの概要は、以下の通りです。
1.丹波黒枝豆が各メンバーの自宅に郵送され、試食を実施
2.田窪悠さんへの質問会を開催し、丹波黒枝豆について理解を深める
3.実体験を基にキャッチコピー(ネーミング)を作成
4.田窪ご夫妻を審査員に迎え、コンペ会で発表
5.キャッチコピー(ネーミング)を選出
タクボ農園さんの丹波黒枝豆
知っていましたか?丹波黒豆は、枝豆としても楽しめるのです。普段はお正月のおせちで見かけることが多い黒豆ですが、じつは10月限定で枝豆として味わうことができる、貴重な旬の味覚です。
見た目は夏の枝豆によく似ていますが、少し黒ずんだ印象もある丹波黒枝豆。最初は「これって本当に美味しいの?」と疑問に思うかもしれませんね。けれども、ぜひ手にとって食べてほしいです。一粒食べればその豆本来の甘みと旨みに驚き、やみつきになること間違いありませんよ。
わたしの1歳の息子も、丹波黒枝豆の美味しさに夢中で「もう1個!」と何度もおねだりするほどでした。他のコンペ参加メンバーも、それぞれに丹波黒枝豆を楽しんだ様子が発表からも伝わり、温かい気持ちになりました。
キャッチコピーに選出された3作品
コンペ会では、17名が発表し、メンバーそれぞれの丹波黒枝豆への想いが詰まった36案ものキャッチコピーが提案されました!自分たちの想いあるお品のキャッチコピーとはいえ、それを選ぶ田窪ご夫妻は、大変苦労されたのではないかと思います。
丹波黒枝豆を知らない「30〜40代の子育てママ」や、「定年退職した旦那さんと孫がいるおばあちゃん」に魅力を伝えられるようにしたいとのことで、最終的には以下の3作品が選ばれました。
さらにターゲットを選ばない汎用的なキーワードとして、えりりんさんの「ふっくら、こく深」を活用していただけることにもなりました。
恐れ多いことに、このレポート記事を書くわたしの考えたコピーが、タクボ農園さんの丹波黒枝豆のキャッチコピーとして選ばれました。このような機会をいただき、大変ありがたく感じています。
さらにブランディング提案まで
キャッチコピーコンペ会主催者であるブランドの助産師あべなるみからは、キャッチコピーの提案だけでなく、ブランディング全体への提案までありました!
もちろんわたしたちも負けないぐらいにタクボ農園さんに寄り添おうとしていましたが、彼女のタクボ農園さんを「応援したい」「一緒に想いを食べ手さんに届けたい」という情熱をリアルに感じとることができ、わたしもよい刺激をいただきました。
わたしはチームaiyueyoに所属しながらも、これまで農家さんのブランドづくりに直接関わる経験はありませんでした。ですから、作り手さんと食べ手さんが対等に、そして両想いになるブランドづくりの本質を改めて知る機会にもなりました。
あなたの想い、こだわりをaiyueyoに託してみませんか?
今回のタクボ農園さんのキャッチコピーコンペでは、田窪さん夫妻の想いが込められた丹波黒枝豆の魅力を、表面的にではなく食べるを通して深く体験することができました。
頭ではなくお腹で感じる
だからこそ、言葉だけではない作り手さんの想いがよりわたしたちに伝わったのかもしれません。なぜなら、メンバーの想いがあふれた36案のキャッチコピーの他にネーミング、さらにブランディング提案までもできたのですから!
作り手さんの「もうすでにある魅力」を最大限に引き出し、等身大の姿のまま輝けるよう、わたしたちはこれからもお手伝いをしていきます。
キャッチコピーコンペの開催やブランドづくりに興味ある方は、ぜひお気軽にこちらまでお問い合わせください。あなたの大切な「いのち」である農産物を、届けたい相手へしっかりとお届けするお手伝いをさせていただききます。
ライター/ともよ