2026/03/25

お腹の底からのわくわくを、わたしの生きるエネルギーに

「いのちを、めでる はぐくむ わかちあう。」をテーマに、自分らしい持続可能な暮らしと仕事を育むことを応援するaiyueyo。aiyueyoでは、個々がすでに持つ想いや強み・個性を活かしたお商売の形を「ナリワイ」と呼んで、自分らしいナリワイを生み出すことを応援しています。

2025年の9月〜12月の3カ月にわたって、ナエドコ13期を開催。
14名の参加者が、愛本主義をベースとした自分らしい働き方・暮らし方を始めるために自分と向き合い、仲間と共に”らしさ”のタネを芽吹かせました。

今回は、ナエドコ13期に参加したてんちゃんさんに受講後の体験談を聞きました。

駆け出しフリーランス、迷走中!

新卒駆け出しほやほやのフリーランスだったわたしは、週の半分は農家で現場仕事をし、残りの日は別の会社でSNS運用やサイト編集などのオンライン業務を行い、さらに余白の時間でボランティア活動にも関わるという暮らしをしていました。

一つの仕事や組織に依存せず、自分のできることで誰かに貢献し、行きたい時に行きたい場所へ行ける働き方。そんな理想を胸に、毎日忙しく動き回っていました。充実している実感もありましたが、続けるうちに、少しずつ限界も見えてきました。

やりたいことはたくさんある。でも、わたしの体力と時間には限りがある。そしてこれからの人生を考えると、いつまでも同じ働き方を続けられるわけではないのではないか。何のプランもないまま社会に飛び出してしまったわたしは、何をどこから見直せばいいのか分からず、同じような働き方をしている身近なロールモデルも見つからず、立ち止まっていました。

そんな時にふと思い出したのが、以前イベントでお話しをきいたaiyueyoのことでした。赤ちゃんをおんぶしながらプレゼンするきむら かなさん(ナエドコ3期卒業生であり、現在は、TUMMY株式会社のCOOとしても携わっている)。※TUMMY株式会社:畑から暮らしを彩るブランディングカンパニーで、aiyueyoのクリエイターと共創するパートナー企業。
その姿がとても力強く、キラキラしていて、「かっこいい!」と感じたのを今でも覚えています。そのときに紹介していただいたのがナエドコでした。

立ち止まっているとき、「わたしが次に学ぶべきフィールドは、ここかもしれない」そう直感的に感じ、ホームページを開きました。そこには「aiyueyoとは、らしさを循環させるワークプレイスです」と書かれていて「これだ〜〜〜〜」と、改めて素敵なコンセプトに大共感。同時に、「まずはわたし自身が、自分のらしさと向き合う必要がある」とも感じました。友人に背中を押してもらい、わたしはナエドコを受講することを決めました。

感動して写真を撮っていたプレゼン

なんでも屋さんからの脱却

農家の“なんでも屋さん”のように働いていたわたしは、頼られるとつい何でも引き受けてしまうタイプでした。誰かの役に立てることが嬉しく、「わたしができることで喜んでもらえるなら、それがわたしの役割だ」と思っていました。けれど気づかぬうちに疲弊し、後から後悔する…そんなことを何度も繰り返していました。ナエドコを受講する中で、そんな自分の在り方に少しずつ違和感を覚えるようになりました。期間中、何度もかけてもらった言葉があります。

「てんちゃんは、てんちゃんのままでいい」

誰かの役に立つことを最優先にしていたわたしは、「誰か」が自分よりも先に来ていたのだと気づきました。自分自身の存在を肯定することが、とても苦手だったのだと思います。
まず自分が満たされているかどうか、自分のお腹の声を聞いているかどうか。その問いを、初めて真正面から考えるようになりました。

「理想の暮らしを描いてみよう」というワークでは、真ん中に「のびのび・いきいき」という言葉を書きました。本当はもっと、自分のお腹の底からわくわくする状態で生きたいんだ。頭の中でなんとなく分かっていましたが、できていなかったんだなと客観視することができました。

そこから些細なことでもわくわくするかどうかを基準に(今までもそうしていたつもりでしたが…)改めて物事を分けて取り組んでいくようになり、しかめ面をしながら「やらなきゃ」と思って続けていたことは、少しずつ手放していくようになりました。

「やってみる」と「お腹の声をきく」

ナエドコで一番しっくりきた学びは、「やってみる」「お腹の声をきく」という、とてもシンプルなマインドです。やってみないと、分からない。当たり前ですがたくさんのゲストの方のお話を聞きながら、先を歩く人たちは、この積み重ねを本当に丁寧にコツコツと続けてきたのだと感じました。

「誰かのため」だけに今を生きるのではなく、自分のお腹を満たしてやっと初めて誰かのお役立ちができる。その「良い」状態を作れるように、そんな自分の状態を肯定できるように日々お腹の声に耳を傾けたいと思います。

ナエドコを経て、これから

aiyueyoのコミュニティでは、らしさを生かしたナリワイに挑戦できるフィールドが用意されていることに感動しました。手厚いサポートがたくさん…!!やりたければいくらでもやれる自由さと、気軽さ。そして同じ価値観や大切にしたい軸が同じ先輩たちがたくさんいる!これはaiyueyoならではだと思います。まだまだ全然使いこなせていませんが、aiyueyoのハタケ(aiyueyoでの活動分野のこと)を、もっとわたしらしく使ってみたいと思います!

私生活ではナエドコ期間中、大きな人生の転機がありました。生活環境も、仕事環境も大きく変わる出来事でしたが、都度後悔のない選択ができていると思います。ちゃんと「お腹の声をきく」ができていたからだと思います。お腹の底からのわくわくを、わたしの生きるエネルギーにして、試して、迷って、楽しみながら暮らしと仕事に向き合っていきたいなと思っています。

INFORMATION

てんちゃん

てんちゃん

大阪在住。コロナ禍で出会った農家に一目惚れして大学を休学。
イベント運営をしながら農家で住み込みインターンを2年経験。新卒でフリーランスとして社会に飛び出し、枠にとらわれない働き方や生き方を模索中。
食べることの大切さ、農や循環、共感、関係資本を基盤とした社会に興味関心を持つ。