2023/10/27

予防して、感染症シーズンもごきげんな毎日を

「サラヤと愛ある暮らし」連載では、人と地球の両方にやさしい暮らしを探求するサラヤ株式会社と一緒に心地よい日用品の選び方を見つけていきます。

こんにちは、0歳と2歳の子を育てているaiyueyoライターのやまくぼです。だんだんと肌寒い日が増え、季節は秋から冬に向かっているのを感じます。子どもたちと毎日ごきげんに楽しく過ごしたいと思いつつ、忍びよるのは感染症のシーズン。一度インフルエンザなどにかかると、高熱にうなされ、家事も仕事もままならなくなります。感染症の流行が本格化する今、あなたや家族を感染症から守るちょっとした工夫を一緒に考えてみませんか。

ごきげんの大敵!感染症の季節がやってきた

(今回の記事を書こうと思ったその日に発熱。39℃に達し、うなされながら夜を越しました)

……なんだか寒気がする?ゾクッとしたと思ったら倦怠感。「これは、来るぞ……」嫌な予感は的中し、突然の高熱。インフルエンザでした。

インフルエンザは毎年11月頃から流行しはじめ、1月から2月にかけてピークを迎えます。インフルエンザは普通の風邪とは違い、38℃以上の急な高熱や倦怠感など全身症状が出るのが特徴です。幸いにもわたしは二日目に熱が下がりましたが、お年寄りや乳幼児は重症化しやすく、インフルエンザで亡くなる方は毎年2,3千人にのぼります。

インフルエンザは感染力が強いウイルスですが、少し工夫すれば感染を予防できるのだそう。久しぶりに高熱を出し、起き上がるのも苦痛だったわたし。やりたいこともやれず、娘にも優しくできなくて気持ちも落ち込んでしまいました。「もう自分も家族も感染しないようにする!」と心に決め、具体的な対策をサラヤ広報の廣岡さんにアドバイスいただくことにしました。

目から、口から、鼻から、ウイルスは入ってくる

インフルエンザや新型コロナウイルスなど、感染症が流行する季節がやってきましたね。みなさん、ウイルスはどうやって感染するか知っていますか?

インフルエンザなどの感染経路は主に二つ。感染者のくしゃみや咳を吸い込むことで感染する「飛沫感染」と、ウイルスが付着したドアノブやスイッチを触り、その手で口や目などに触れることで感染する「接触感染」です。飛沫感染はマスクを着用することで、接触感染は手洗いや消毒をすることで、感染をかなり抑えることができます。でも、ほかにも気を付けるべきことがあると言います。

新型コロナの流行以降、帰宅後に手洗いをする方は増えたと思います。ただ、玄関から洗面所に行くまでの間に、家の中を触ってしまうという人が実は多いんです。

一般的によくあるのは、洗面所に行くまでに部屋のドアノブ、電気のスイッチ、エアコンやテレビのリモコンなどを触ってしまうこと。一度家に持ち込まれたウイルスは、人の手を介して家のあらゆる場所に広がってしまいます。

ウイルスは玄関でシャットダウン!

感染を広げないためには「ウイルスを家の中に持ち込まない!」が大鉄則。そのためにもわたしたちは玄関消毒を強く勧めています

家の中に入ったらすぐに手指を消毒する。そうすれば、洗面所に行くまでにどこかに触れたとしても、ウイルスの付着を防ぐことができます。

また、アルコール手指消毒剤には厚生労働省が推奨する基準があり、濃度70%以上95%以下のエタノールが有効とされています。加えて、「医薬品」や「医薬部外品」と書かれた商品を選ぶようにすれば安心です。最近では、規制が緩和され、エビデンスのあるものには、「インフルエンザ、コロナウイルスなどへの有効性が確認されています」などの表記シールが付いているので高品質の商品を見分けやすくなっています。

(アルソフトは「指定医薬部外品」で、インフルエンザやコロナウイルスにも有効だそう。表示を探してみてくださいね)

楽しみながら、消毒を習慣化

さて、サラヤの廣岡さんのお話を聞いてドキリとしたわたし。思い返すと、わたしは家に帰ってから手を洗うまで、無意識に五箇所ほどに触れてしまっていました。また、2歳の娘は靴を脱いですぐに「遊ぶ~!」と部屋の奥に走り去り、手を洗わずにおもちゃや絵本を触ってしまう……ということが日常茶飯事。今まではあまり気にしていなかったけれどこのままじゃいけない、と工夫してみることにしました。

イヤイヤ期の娘は手洗いを嫌がって逃げてしまうこともあるので、まずはサッと使えるアルコール手指消毒剤を試してみることに。ジェル状のものが伸ばしやすくて使いやすいと感じ、我が家ではチームaiyueyo内でも愛用物が多いサラヤさんのアルソフトを使っています。ほかのアルコールジェルを試した時はベタつきが気になりましたが、アルソフトはサッと手になじむのでベタつかず、そのまま料理をしたり洗濯物を取り込んだりしても気になりません。

(ミッキーの描かれたアルソフトミニボトルも発見。お気に入りになって「消毒する〜」と言う娘)

また、玄関先はバタバタすることが多いので、娘には家に着くまでの帰り道に消毒してもらうことにしました。「ミッキーマウスだよ〜」と言うと、自ら手を差し出してくれます。

娘には「ママはお熱が出てとってもつらかったんだよ。だから、あなたは感染しないようにしてね」と、手洗いや消毒の大切さを伝えながら、消毒が定着するようにしていきたいです。

これからさまざまな感染症が流行する季節。ごきげんな毎日を続けられるよう、手洗いと消毒を習慣にして流行シーズンをみんなで乗り切りましょう。

ライター/やまくぼ  編集/あんどうまりこ

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いのちをつなぐSARAYA

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「衛生」「環境」「健康」を事業の柱とする日本の衛生用品・日用品メーカー。
ヤシノミ洗剤やarau.、ハッピーエレファント、アロマライフなど、人と地球に優しいブランドを多数展開している。