ハタケとことば

効率的に大規模な生産を可能にする栽培技術のこと。

長いあいだ続いていることを意味する「慣行」の字のごとく、現代社会における従来型の農業技術ともいえます。日本では特に、食糧不足の解決や復興が急がれた太平洋戦争後に広く普及し、現在でも国内流通されている農作物のほとんどが慣行栽培です。

大規模化を叶える機械化や、病虫害を防いだり除草のための農薬、生育促進のための化学合成肥料など、さまざまな研究や新技術が慣行栽培を進める要素となりました。高度経済成長を支えた農業政策は今、高齢化や跡取り不足の解消として、AIやアグリテックの導入などへ移行しています。

栽培方法や技術は農家さんによってそれぞれ異なるこだわりがあり、農業という各々の事業を支える屋台骨です。ハタケトでも、コラムニストの小池菜摘さんをはじめとして、生産者さんの栽培に関する考えを教えていただくことがありますが、皆さんの真剣なお考えに敬意を抱いています。

(文:やなぎさわまどか)

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