地球にやさしい暮らしを探検しよう。新商品「ウロコラップ」に込めた想い

aiyueyoは人にも地球にもやさしい暮らしを叶えたい企業や団体と手を取り合っています。本連載では日常の小さなエコアクションを応援するコミュニティ「くらしの目からウロコ」と一緒に地球にやさしい暮らしを楽しむヒントをお届けしていきます。

私たちは「地球にやさしい暮らしは楽しい」をテーマに、2020年よりエコ、エシカルを身近に感じられるオンラインイベントや仲間とつながる場、ウロコミュニティを展開してきました。2023年夏から、「もっと多くの人に地球にやさしい暮らしを体験してもらいたい！」と思い、地球にやさしい暮らしの第一歩となる商品、「みつろうラップ」を商品化するプロジェクトをスタート。5月25日（土）に開催される愛食フェスにてお披露目できる運びとなりました！

本記事では商品化に向けた想い、そしてaiyueyoと二人三脚で進めたブランディングのお話をお届けします。

地球にやさしい暮らしの第一歩「みつろうラップ」とは？

みつろうラップは使い捨てない食品用ラップ。通常のラップと同じように野菜やお皿を包むためのものです。みつろうとはミツバチの巣の元になる「ろう」のこと。みつろうはハンドクリームやリップクリームにも使われる素材です。このみつろうを布に染み込ませることで、撥水性のある布になり、洗って繰り返し使うことができるのです。使い捨てのラップごみを大幅に減らせるだけでなく、保湿力があり、包んだ野菜は長持ちするのも嬉しいポイント。

私たちはみつろうラップが地球にやさしい暮らしの第一歩となるグッズと考え、「ウロコラップ」と命名し、商品化することにしました。

環境問題というなんだか堅苦しいお話も、ウロコラップを暮らしの中に取り入れると、私たちの暮らしと地続きであることに気がつくのです。ゴミが減ることで、今まで自分が出しているゴミについて考えるきっかけになったり、みつろうやミツバチについて調べることで、物事の背景を知る意識を持てるようになったり…少し考え方が変わるだけで、難しい問題に対するハードルが下がり、興味関心が生まれます。そんなきっかけを届けてくれるのがウロコラップです。

ウロコラップは楽しさを表現した地球にやさしい暮らしへの招待状

今回、商品化をするにあたり、aiyueyoにブランディングを依頼しました。これまで届けてきた、すでにエコに関心のある人たちだけでなく、より暮らしを楽しみたい人たちにも届けたいと思ったからです。

まず、aiyueyoブランディングでは私たちの想いやビジョンをたくさんヒアリングしていただきました。何よりも大切にしている「楽しむこと」を「暮らしの探検」へ、ウロコラップは地球にやさしい暮らしへの招待状と表現してくれました。

そして、ウロコラップの楽しさをより表現するためにオリジナルな巻き方をワークショップにて数多く発掘！実用性のあるものから、実用性皆無でも面白い巻き方が誕生し、単純にお皿や野菜を包むだけではない楽しみが生まれました。このワークショップにはブランディングに関わるメンバー以外もたくさん参加してくださり、まるで大喜利のような雰囲気の中、みんなでリアルにウロコラップを楽しむ時間になっていました！

自分だけでは絶対に気づかなかった魅力を発掘してもらえた

aiyueyoブランディングの信念で私が素敵だなと思っていることは「魅力的なものはすでにある」という言葉。実際に私たちへのブランディングでもすでにある魅力を見つけようとたくさんヒアリング、検討をしていただきました。

私たちの魅力をたくさん見つけていただいた中で特に驚き、嬉しかったのは、運営メンバー2人の「面白さ」でした。運営メンバーの関西人2人が、何気なくお喋りしていることが、他の人が聞くととてもユーモアがあり、クセになってしまうようなものだったそうなのです（これを自分で書くのも少し恥ずかしいのですが…）。これこそまさに、aiyueyoブランディングに入ってもらわなければ気が付かなかった私たちの魅力でした。

今思えば、私たちのファンになってくださる方々からは「お二人の掛け合いが面白くて…」「お二人がコミュニティで配信しているラジオが楽しみなんです！」と言ってくれる方もいらっしゃいました。実は耳にしていた言葉だったはずなのですが、やはり自分の魅力はなかなか自ら気づくことは難しい…だからこそ、ブランディングをしていただく価値があると痛感しました。

ウロコラップのデザインには私たちの魅力である「面白さ」「ユーモア」を全面に出していただいたものになっています。デザインはお披露目まで内緒ですので、お楽しみに！