2024/10/04
推し活で地域を元気に。「地域の推し活屋さん」始めます。
「いのちを、めでる はぐくむ わかちあう。」をテーマに、自分らしい持続可能な暮らしと仕事を育むことを応援するaiyueyo。aiyueyoでは、個々がすでに持つ想いや強み・個性を活かしたお商売の形を「ナリワイ」と呼んで、自分らしいナリワイを生み出すことを応援しています。
第二期となるナリワイ助産院を4月から3カ月にわたって開催。12組の参加者が、想いや強み・個性など自分軸で向き合う事業創造プログラムに挑戦しました。今回は、ナリワイ助産院に参加したかなえーるさんに受講後の体験談を聞きました!
2年経ってもやりたいこと
2年前にナエドコ※を受講して自分と向き合った時に志した「推し活(おすすめの食べ物をSNSで発信したり、友人に贈る活動)を通して自分も生産者さんも地域も元気にする」という想い。日々の忙しさから、なかなか活動できずにいました。
※ナエドコとは自分らしい働き方や暮らし方をはじめるために自分と向き合い、仲間と共に「らしさ」のタネを芽吹かせる3ヶ月プログラムです。
「でも、2年経っても、この活動をしたいと思っている自分がいる。」
丁度、第二子出産のため産休に入るタイミングでの開催となり、「しっかり向き合おう!」と参加を決意しました。
俯瞰してみた自分
いざ向き合ってみると、どんな形にしていけばいいのか、収益化は望めるのか、両思いになりたい相手は誰なのか、私の強みを生かせるのか。わからないことだらけでした。
講座内では、まずは自分の棚卸しを行いました。とにかく自分が思っていること、できることをどんどん書き出し、そこに紐づく原体験やエピソードも書いていきました。これが、すごく良かったのです。
最初は全然書けなかったのですが、ブランドの助産師(ブランドの戦略家)の方とお話していくうちにどんどん書けるようになりました。自分がいつも思っていることも、書き出してみると俯瞰してみることができました。紐づく原体験も書くことで、さらに想いが深まることも。
また、お役立ちできたことと自分の資産もとにかく書き出しました。成果物のレベルで書く書かないを判断せず、とにかく書く。こうして書き出した数は65個。眺めてみると、「私、こんなに思っていることがあるんだ。こんなにできることや資産があるんだ。」と、とても驚いたのと同時に自信がつきました。
この棚卸しを経て出てきた自分のミッションは「自分らしく地域と自分を愛する人を増やす」。
地域の魅力に気づいていないけどおいしいものが好きな人、信念を持って取り組んでいる生産者さん、働き方と生活の両立に悩んでいる人を、地域のおいしいものを通して幸せにしたい。
この3つのペルソナは、過去・現在・未来の私のことでもあります。
おいしい食べ物に出会って、尊敬できる生産者さんのことを知って、生産者さんがいる地域のことも知りたくなる。そして、生産者さんに感想を届けたくて、SNSを通してお伝えすることで、他の人にもおすすめすることができる。
私の住む南信州を含む地方の問題として「人口減少・少子高齢化・地域衰退」が挙げられますが、これらは地域の魅力発掘をすることで解決できるのではないかと考えています。
地域のおいしいものをきっかけにその土地の魅力を発掘することで、興味を持って移住をしたり、UIターンをする人が増える。また、今住んでいる地域をもっと好きになることで、住んでいる満足感も得られて幸せになる。
私の新ナリワイとして、「地域の推し活屋さん」を始動します。
推し活を通して地域を元気に
「地域の推し活屋さん」は自分の推し商品を深掘りすることで地域を元気にすることができます。地域ごと推すと起こるいい事としては以下3つ。(もっと他の効果もあるかもしれません。)
地域の推し活屋さんでは、こんなことをやりたいと思っています。
ワークショップに関しては、モニターを募集したいと思っていますので、その際にはぜひご協力をよろしくお願いいたします。
おいしいものの推し活を通して、地域を好きになる人が増えますように。
ぜひ多くの方々と推し活を楽しんでいきたいです。