
2025/04/28
自分を満たしてからこそ、伝えられる想いがある
「いのちを、めでる はぐくむ わかちあう。」をテーマに、自分らしい持続可能な暮らしと仕事を育むことを応援するaiyueyo。aiyueyoでは、個々がすでに持つ想いや強み・個性を活かしたお商売の形を「ナリワイ」と呼んで、自分らしいナリワイを生み出すことを応援しています。
2024年の8月〜10月の3カ月にわたって、ナエドコ10期を開催。
14名の参加者が、愛本主義をベースとした自分らしい働き方・暮らし方を始めるために自分と向き合い、仲間と共に”らしさ”のタネを芽吹かせました。
今回は、ナエドコ10期に参加したりんゆみさんに受講後の体験談を聞きました!
「ナエドコで出会った、”自分を大切にする”という感覚」
私がナエドコに参加を決めた理由は、普段から他人のために自分を犠牲にしがちな自分に気づき、”自分を大切にする”という感覚を取り戻したいと思ったからです。
目の前で困っている人がいると、つい自分を後回しにしてしまい、いつの間にか「何をしたいのか」見失ってしまうことがよくありました。
ナエドコでは、「自分を愛で満たす」「お腹の声を聞く」といった考え方に触れ、まずは自分自身を大切にすることの大切さに気づかされました。自分を愛でることから始めることで、その愛が自然と周りにも広がっていくことを知り、改めて「今自分に必要なのはこれ!」「まずは自分を大事にしよう」と思えたのが一番印象に残っています。

「暮らしと仕事のバランスを見つめ直す」
ナエドコday2の講座で先輩方がシェアしてくださった「暮らしの中に仕事と食が共にある」「お金とは遅延指標」という言葉が、特に心に刺さりました。
フリーランスになってまだ数年、全力で仕事に向き合ってきた結果、気づけば寝る時間を削り、食事中も素早く済ませるような生活に。寝不足の日々が積み重なり、子供たちに話しかけられても、上っ面でしか返事ができず「ちゃんと向き合えていないな…」と感じることがありました。
割合でいうと仕事9割。
「暮らしの中に仕事と食が共にある」という考え方は、仕事、暮らし、食を別々で考えるのではなく、仕事と食は同じくらい大事で、それが暮らしを作っている考え方。文章にしたら当たり前のようだけど、この講座を受けた当時の私は、初心に帰るような気持ちでした。
また、「お金とは遅延指標」=「今蒔いている種がすぐに芽吹くわけではない」という考えにも心が軽くなりました。早くて数ヶ月で結果を出している方と無意識のうちに並ぼうとしている自分がいました。そもそも競争していないのに。
畑のように数年単位で前に進めていけたらいい。焦らず、しっかりと基盤を作りながら歩んでいくことで、ちゃんと結果がついてくるんだということがわかり、もう少し落ち着こう(笑)ゆっくりいこう。と思ったのを覚えています。
「ナエドコで見つけた、2つの「ナエ」」
ナエドコを通して、2つの「ナエ」が見えてきました。
1つ目は、ブランディングを強みとするデザイナーとして活動することです。
普段の制作でも単にデザインを早くきれいに仕上げて納品するだけでなく、クライアントの根底にある想いや考えをデザインに落とし込むように意識はしているのですが、もっともっと深いところまで潜り、ブランディングに特化しているデザイナーになりたいというのが今の目標です。
そんなデザイン制作を通じて、思う存分“推し活”をしたいと思います!
2つ目は、キャリアチェンジを目標とする人や駆け出しデザイナーの背中を押すメンターとして活動することです。
相談してくれた方が、自分の強みをしっかりと理解し「私にもできるかも」と思えるような声掛けや背中押しで、その先のお仕事やお客様とつながるサポートをしていきたいと思っています。
もちろん、まずは自分自身をちゃんと満たしながら、2つのナエを育てていきたいと思います🌱