
2025/11/04
【イベントレポート】“愛”がめぐる日。コミュニティ通貨「愛」が愛食フェス会場に初登場!
9月27日(土)・28日(日)、下北沢BONUS TRACKで「愛食フェス2025」を開催しました。
aiyueyoのメンバーを中心に出店された「らしさ溢れるお店」では、コミュニティ通貨であるaiyueyoコイン「愛」を通したお買い物が、初めてリアルの場で行われる機会となりました。
開催概要
開催日時:2025年9月27日(土)・28日(日)11:00–18:00(雨天決行)
会場:BONUS TRACK(東京都世田谷区代田2-36-15)※下北沢駅/世田谷代田駅 徒歩5分
出店数:25店舗
ハイライト:特設「aiyueyo食堂」/サラヤ株式会社様協賛ブース/“ぶどうのめでたべ会” 実演 など
愛食フェス全体のイベントレポートはこちら

「愛で払います!」“愛”がリアルの場をめぐった2日間
会場には、自分の商品、推しの商品、ワークショップなど、この日のために準備をしたそれぞれの「らしさ」が詰まったお店・商品が並びました。

昨年も行われた愛食フェスですが、大きな違いはお店の決済方法にaiyueyoのコミュニティ通貨「愛」が導入されたこと。
今年の愛食フェスでは「愛で払います!」という声が会場のあちこちから聞こえてきました。

今回、初めてリアルな場で使用されたaiyueyoコイン「愛」は、これまでオンラインコミュニティ内で“ありがとう”や“うれしい”の気持ちをやりとりするために使われてきました。
それが愛食フェスという場で、実際のモノや体験と交換される——画面の向こうで交わされていた“愛”が、リアルの場で初めて形になった瞬間でした。
お金ではなく、想いがめぐる仕組み“愛コイン”とは?
愛食フェスで使用した通貨「愛」は、aiyueyoが導入しているコミュニティ通貨です。
非営利株式会社eumoが展開する共通プラットフォームを活用し、2025年4月からaiyueyoのコミュニティ通貨として本格的に利用が始まりました。
共感コミュニティ通貨eumo導入についてはこちらをご覧ください。
この仕組みは、2023年から運営しているaiyueyoの事業の一つ「循環商店街」という取り組みの中で育まれたもの。
循環商店街では、それぞれが自分らしいナリワイを持ち寄り、サービスや商品の購入を「愛」を使ってやりとりします。現金(円)の代わりに「愛」を使うことで、単なる“取引”ではなく、“想いがめぐる体験”として対価を感じられる仕組み作りを取り入れました。
「愛」は、単なるお金の代わりではありません。“ありがとう”や“うれしい”といった想いをカタチにして贈り合う通貨なのです。
これまでコミュニティ内でのみ使われてきた「愛」ですが、aiyueyoメンバー以外の人とも「愛」のやりとりができる新たな試みとして、愛食フェスでお披露目することになりました。
そこでは、オンラインでは見られなかったリアルな場だからこそ生まれる「愛」の循環が広がっていきました。


売って終わりじゃない、会場内で巡る「愛」
私たちのコミュニティ通貨「愛」の特徴は、“愛”が一方向ではなく、循環することです。
出店者たちは自分のブースで受け取った「愛」を手に、別の出店者の元へ買い物に行ったり、「aiyueyo食堂」で愛食メニューを楽しんだり、「aiyueyoブース」で商品を選んだり。「愛」は滞ることなく、愛食フェス内を巡り続けます。

「ありがとう」「おいしかった」「かわいいね」——そんな言葉と一緒に“愛”が渡され、それを受け取った人がまた次の誰かに渡していく。会場のあちこちで“愛”が行き交い、笑顔の連鎖が広がっていきました。“愛”を介することで、愛食フェス全体がひとつの大きな循環の輪になっていくのを感じることができました。
総循環20万愛以上!みんなで巡らせた“想いの通貨”
愛食フェスはaiyueyoにとって一年に一度のお祭り。
この日のために、循環商店街でお店を出して愛を稼いだり、aiyueyo内でお仕事の報酬を「愛払い」で受け取ったり、フェスを思いきり楽しむために“貯愛”してきたメンバーもいました。
それぞれが「どう愛を使おうか」と胸を弾ませて迎えた2日間です。

さらに今回は、aiyueyoメンバーだけでなく、当日訪れた来場者の方々の中にも「コミュニティ通貨って面白そう」と興味を持つ人が多く見られました。
中にはその場でアプリをダウンロードし、初めて「愛」で支払いをしてくださった方も。
「愛」という通貨が、コミュニティの外へとめぐり出した瞬間でした。

非営利株式会社eumoが掲げる、「お金の価値を“交換価値”ではなく“共感価値”として捉える」考え方。今回のフェスではまさにその理念が体現され、受け取る側も渡す側も“想い”を意識しながらやりとりする光景が広がっていました。
2日間で会場でやりとりされた“愛”の総数は20万愛以上。決済の半分がコミュニティ通貨で行われたお店もあり、店主もお客さんもみんなで愛を巡らせた日になりました。

“愛”が巡ったその先に——これからの循環へ
「愛」という通貨が初めてリアルな場を巡った愛食フェス。
単なる支払いの仕組みを超えた”共感価値”のやりとりは、私たちが掲げる「愛本主義」を一層加速させるものだと感じました。
今後は、コミュニティの外にいる皆さんにも、愛食や”らしさ溢れる商品”を「愛」を通じて共有していけたらと思っています。
あなたの暮らしにも“愛”がめぐる日を、楽しみにしておいてくださいね!





