2025/11/26

「ありのままで大丈夫」不安と迷いの中にいたわたしが、ナエドコで見つけた自信の芽

「いのちを、めでる はぐくむ わかちあう。」をテーマに、自分らしい持続可能な暮らしと仕事を育むことを応援するaiyueyo。

2025年の6月〜8月の3カ月にわたって、ナエドコ12期を開催。
ナエドコとは、愛本主義をベースとした自分らしい働き方暮らし方をはじめるために自分と向き合い、仲間と共に「らしさ」のタネを芽吹かせる3ヶ月プログラムです。

今回は、ナエドコ12期に参加したSayaさんに受講後の体験談を聞きました!

個人活動の道しるべを見つけに

ナエドコ12期の募集を見かけたのは、14年勤めた銀行を退職すると決断したタイミングでした。

「これからは自分で人生の選択をして生きたい」

安定と福利厚生で選んだ銀行員という職業。それまでずっと他人軸で生きてきた私は、ようやく「自分の本音」に気づき、これからはその本音を大切に生きていきたいと退職を決意しました。

退職は決めたものの、その先どのような働き方をして収入を得るのかは全くの未定。決めていたのは、「自分の意志を尊重できるフリーランスを目指す」「ブランディングをひとつの仕事にする」この2つだけでした。

ただ、個人で活動するのならば、何をするにも「ブレない自分軸」を持つことが大切だと強く感じていました。

そこで、自分が本当に望んでいる理想の暮らしとは何なのか?それを叶えるための道筋はどのようなものなのか?一度立ち止まって、時間をかけて仲間と共に思い描いてみようと、勇気を出してナエドコに飛び込んだのです。

aiyueyoファミリーの想いに触れた、はじめての愛食体験

言葉の力で乗り越えた、踏み出す一歩への恐れ

最初の頃は、私の憧れの的となるような仲間たちに囲まれ、講義でみんなと顔を合わせるときはもちろん、slackへの投稿ひとつにしても緊張していたことを覚えています。

ナエドコは安心安全の場であることは頭で分かりながらも、やっぱりありのままの自分を認められず、自分をさらけ出すことに怖さを感じていたのです。

そんな時にナエドコで教わったのが、軽やかにチャレンジするための合言葉「えい!」

側から見ると小さな一歩だったとしても、自分の中では勇気が必要なことってありませんか?私にはそんな瞬間が多々あり、結局踏み出せずに自信をなくすことがこれまでたくさんありました。

しかし、「えい!」という合言葉を知ってからは、そんな一歩を踏み出すことがずいぶんと軽やかになったんです。いつもわたしの行動を後押ししてくれるお守りのような言葉になっています。

怖いこと、自信がないことでも「やりたい」気持ちが芽生えたのなら、心の中で「えい!」と唱えてみる。そうすると、ひとまず「やってみよう」と自然と勇気が湧いてきて、挑戦に踏み切ることができるのです。

さらに、ナエドコ期間中には、仲間がえい!と挑戦する瞬間にも立ち会うことができ、その姿に何度も勇気をもらいました。能力の高さとか、評価される結果や実績よりも、「挑戦する行為自体がこんなにも尊いことなんだ」――これは、ふかふかの土であるナエドコだからこそ得られた、大きな体感でした。

理想の暮らしを描くときのコツは「ネジをぶっとばす!!!」

「叶える」に向かって、思うままに突き進めばいい

自分らしく夢を追いかけるために退職した私ですが、「このままやりたいことに突き進んでいいのかな?」とか、「こんな不安定のままでいいのかな?」など、家族や生活のことを考え、常に迷いと不安を抱えていました。

その度に、ナエドコで学んだ「我が身整え期」のお話を思い出します。我が身整え期は「理想に向かう過程の、自分自身の準備期間」という考え方。今の私はまさにそのフェーズであり、「ただ目の前のことにガムシャラに向かっていけばいい」という講義中の言葉から、このまま進んでいってもいいんだと、すごく背中を押してもらいました。

また、やりたいことで収入を得る道がまだ見えていない私にとって、自分の活動を「仕込む」「叶える」「稼ぐ」に分けて考えるという学びは、お金に対する焦りを手放すきっかけとなりました。

今は特に、いろいろなことに挑戦しても収入に繋がらないことが多く、その行動には価値がないと思ってしまいがちです。しかし、これはいつか叶えたいことに繋がる大切な「仕込む」の活動だと考えれば、そんな活動でも信念を持って取り組むことができます。

ナエドコでの学びのおかげで、これからも長く楽しく夢を追い続けられるなと、つくづく感じています。

最終発表のために書いた、1年後の私からの予祝レター

愛本主義の世界を広げたい

ナエドコ12期のみんなと過ごした3ヶ月間は、本当に色々な感情を味わいました。最初は距離を感じていた仲間たちとも、いつの間にか同志のような関係を築き、最終発表でのあの感動の高まりは今でも忘れられません。チームaiyueyoに入ってからも、同期は私の中でとても大きな存在となり、そんな仲間がいてくれることに心から感謝しています。

ナエドコ最終日、私が発表した理想の在り方は「どんな自分もまるごと愛し、周りの人もまるごと愛するわたし」。そこを目指していくために、まずは自分を満たし、愛し、信頼すること。そして、自分を満たした先の溢れた愛で周りの人と繋がっていくこと。まさに、愛本主義を体現することが私の活動の軸となっています。

そして、ナエドコを卒業してチームaiyueiyoに仲間入りした今も変わらず、えい!と行動し続けることが私のテーマです。

スキルや経験で言ったらゼロに近い私でも、手を挙げれば温かく迎え入れ、応援してもらえる環境がここにはあります。

これからも、そんな想いでつながる仲間たちと手を繋ぎながら、心動いたものに軽やかに挑戦していく私で在りたいです。

INFORMATION

Saya

Saya

新潟市在住。息子2人(小2、年少)のママ。
2025年7月に14年勤務した地方銀行を退職し、11月に起業。
「想いが埋もれていることがもったいない!」という信念から、ブランディングを中心に「言葉に想いを乗せて届ける」生業を模索中。
地元新潟が大好きで、”新潟で素敵な想いを持って活動している人”と繋がり、新潟の起業家さん同士で応援し合える関係作りがしたいと考えています。