2024/10/10

わたしとつながる畑ツアーイベントレポート 

秋も中盤に入ろうとしている時期、やっと朝晩涼しさを感じるようになってきました。季節の変わり目みなさん体調は崩していませんか?
夏の始まりのような快晴となった7月7日、東京都三鷹市にある冨澤ファームで「わたしとつながる畑ツアー」を開催しました!aiyueyoが現地の畑を訪れる初イベントです。

暑かった夏の締めくくりとして、旗振り役を務めましたかっしーが当日の様子をレポートします。

イベントの1日

当日の予報は30度超の夏日。快晴の空の下でイベントがスタート!

0.自己紹介タイム

一期一会でも、一緒に時間を過ごす人のことを知れる自己紹介は大切なコンテンツ。冨澤ファームを入口に参加した人、aiyueyoをきっかけに参加した人、「援農」で検索して参加した人。色んなバックグラウンドがある人たちと、ちょっとしたおしゃべりのきっかけになってほしい。そんな思いがありました。

1.畑ツアー

自己紹介が終わったら、畑ツアーのスタートです!冨澤ファームには、side1,2,3と3つの拠点があります。まずは、side2に向けて出発!

ツアーのトップバッターを務めるのは、トマト。
冨澤ファームには、日々の作業はお任せしつつ好きな時にお世話ができるミニトマトのオーナー制度「エコべジサロン」があります。
冨澤ファーム代表の冨澤さんが大家をしているマンションの住人同士のつながりを作りたかったのがそもそもの始まりだそう。そこから冨澤ファームに朝活に来ていたメンバーがトマトのお世話をするようになり、サロンの運営メンバーを担うようになったと言います。
トマトについての質問も活発に飛び交い、大人の社会科見学のようでした。

たっぷりトマトの話を聞いた後は、いんげんの畑へ。いんげんの蔦や葉が生い茂る立派な自然のトンネルが出来上がっていました。
「中を通ってみましょう~」という冨澤さんの一声に、参加者から歓声が上がります。みんなでトンネルを通ってみることに。見つけたいんげんを握りしめて出てくる子どもやわくわくした顔の大人たち。子どもも大人も大はしゃぎの時間になりました。この頃から、参加者同士で会話がぽつりぽつりと生まれてきます。

良い笑顔!

見るだけのツアーじゃなくて畑を面白く体験できる。その楽しみ方を一番知っているのは農家さんでした。自然のアスレチックのような体験を全員で楽しみました。

順番に夏野菜ゾーンを回り、一度メイン会場へ戻ります。
トウモロコシやナス、きゅうり、夏野菜シーズン真っ盛りの季節は、畑がとてもカラフルでエネルギーに溢れていました。

2.畑作業のお手伝い

休憩をはさみ畑作業へ。当日の早朝に枝豆の収穫をしてくれた冨澤さん。トラックの上には、さやのついたままの枝豆が山のように積まれています。

ここから、枝豆もぎもぎタイムがスタートです!
コツのレクチャーを受けて無心に枝豆をもぐ時間。熱中する人、ゆるくおしゃべりをする人、効率的に動けるように自発的に動く人、みんなが各々の心地よい関わり方で作業を行います。ちなみに私は、頭を空っぽにして目の前の作業に集中することが一番のリフレッシュになっています。

少し作業にも慣れてきた所で、「まめもーぐ」という農具を体験してみることに。みんな興味津々、続々と集まってきます。スタートボタンを押すとものすごい速さで枝豆が宙に舞いながら、どんどんさばかれていきます。

手作業の良さも、農具の便利さも体験することができる盛りだくさんな時間に。

まめもーぐの機械を実演する冨澤さん

3.試食会

お待ちかねの試食会の時間です。

トウモロコシ、トマト、きゅうり、順番に運ばれてくる夏野菜のプレートでテーブルの上がどんどんカラフルになっていきます。

当日のお品書きはこちら!

メニューが出そろい、立食試食会がスタート!

とれたて枝豆を自分の手でもいで頂くつながりを感じられる体験もでき、参加者全員で夏野菜を味わいました。
新鮮で味の濃い枝豆。甘いトウモロコシ。シンプルな調理だからこそ旬の美味しさをダイレクトに味わうことができましたし、畑で食べるといつもより美味しいと思えちゃいます。

旬の野菜の果汁をたっぷり使ったハタケ・ブレッドも大人気!お土産にと多くの方が購入していました。
春にリニューアルを迎えた冨澤ファームのパウンドケーキ。詳細はこちらの記事で!

試食会を終え、「わたしとつながる畑ツアー」は無事終了しました!

終わりに・・・

既にある冨澤ファームの魅力を体験できる時間にしたい。
「畑って面白い場所なんだ」、「冨澤ファームの野菜を食べに行こう」、「またお手伝いに行ってみよう」という気持ちが生まれるきっかけになれたら。お土産に買った野菜を食べながらファームでの思い出を話す時間のきっかけになれたら。そんな気持ちでイベントを作っていました。

私は、「つながる」という言葉に、2つの思いをこめました。
畑とつながるきっかけになる体験をしてもらいたいということ。
畑とのつながり方の選択肢を広げたいということ。畑に足を運ぶことだけがつながる手段ではなくて、冨澤ファームの野菜を買って食べたり、野菜を卸している飲食店へ行ったり。各々の心地よい方法で関わってみると日常をもっと楽しむことができます。
畑とのつながり方は、意外とたくさんあるのかもしれません。

参加者の皆様、ありがとうございました!

▼今回伺った冨澤ファームさんのホームページ https://tomizawa-farm.tokyo/
毎月第4土曜日に「畑のオープンキャンパス」を開催中!畑とつながる一歩目として参加してみてはいかがでしょうか。

また、aiyueyoでは今後も畑や作り手さんとつながるイベントや、暮らしが豊かになる講座などを開催予定です。各種SNSやLINEにて発信していきますので、ぜひご覧ください!

かっしー