こんにちは!興味をもってこの記事を開いてくださり、ありがとうございます。わたしたちaiyueyo(あいゆえよ)は、メディアの運営、ギフト商品の販売、講座の開催など、さまざま取り組みをしています。そして、そのなかで活動しているチームaiyueyoと呼ばれるメンバーは、現在約90名。それぞれの個性を生かした活動があちらこちらで勃発し、それらをチームとして相乗効果を生めるように結びつけていくために日々最適化を試みています。

わたしたちは現在集まっているメンバーだけではなく、同じように共感いただけるみなさんと繋がり、手をとりあっていきたいと願っています。ですが、「結局aiyueyoって何をやっているの?」との声をお聞きすることも……。これまで、チームの外に向けてきちんと説明することができていなかったので、ここで現在の活動を体系的にまとめてみることにしました。

今、aiyueyoの隣にいてくださるみなさんに向けて、わたしたちが何を考えて、どんな活動をしているのか、自己紹介させてください。



暮らしも仕事も自分らしく楽しみたい人たちが集う活動体

まず、わたしたちは食を起点に自分を大切にし、自分らしく生きることで、半径5mからごきげんの輪を広げることを目指している活動体です。aiyueyoの由来は「愛ゆえよ」。自分も周りにも「愛」を広げていくことを目的にしています。

aiyueyoが主催する「自分らしい暮らし方働き方を見つけるプログラム『ナエドコ』」を卒業し、オンラインツールSlackで集っている仲間たちを「チームaiyueyo」、私たちが応援している農家などの食の作り手を「aiyueyoFamily」と呼んでいます。

■チームaiyueyoにはこんな人たちがいます

aiyueyoの発起人であり、旗振り役をしているのはSHElikesなどでブランディング講師をつとめる、あべなるみです。

(aiyueyoの運営会社TUMMY株式会社を2019年に創業。ブランドの助産師専門会社合同会社純化も経営。2児の母でもある。本人のTwitterはこちら)

チームaiyueyoは現在約90名が在籍。20,30,40代の女性が中心ですが、それより年配のメンバーや男性も在籍しています。オンラインが中心のコミュニティなので、メンバーは全国各地、世界にも広がっています!

(2023年7月時点では総勢90名のメンバーがいます)

もとから食と農を繋ぐことに想いがあるメンバーもいれば、これまでの自己犠牲前提の生き方を変えたいメンバー、子育てを含む暮らしと仕事のちょうどいいバランスを見つけたいメンバーまで、参加動機もさまざま。

活動量も、コミュニケーションを楽しむ人、イベント参加中心の人、仕事をたくさんする人、とそれぞれのライフスタイルに合わせて幅広いものです。

■aiyueyo Familyはこんな人たち

わたしたちは農産物を「いのち」と捉え健康的に育てている農家さんと、それを大切に届けようとしている活動を応援しています。具体的にはaiyueyo giftに掲載している14の農家さんと、ブランディングつくりに伴走する食の作り手さんのことをaiyueyo Family と呼んでいます。

自分を愛することを起点に、
世界をごきげんにしちゃうことを目指しています

わたしたちは「自分を大切にできる人たち」を増やしたいと思っています。だって、自分をごきげんにできる人は、半径5メートルにいる周りの人にもごきげんをお裾分けできる人だから。自分から周りへ。その延長線には社会・地球のごきげんもあります。自分を大切にすることを起点にごきげんの輪が広がっていく社会のあり方を「愛本主義(下図)」と独自に定義しました。

(「愛本主義」の図。ポスト資本主義のひとつのあり方として実現を目指しています。)

■愛本主義を実現するための活動軸


わたしたちの活動軸は3つの”shoku”です。

《食》「愛食」を広げる

「愛食」とは「わたしたちはいのちをいただいて生きている」という大前提に立ち返り、多様な生き物を配慮している作り手さんの食を選んだり、日々の食の背景に想いを馳せて大切に味わうことで、心身ともに満たされる食体験です。

忙しい日々のなかでついつい犠牲にしてしまうのが、食ではないでしょうか?「愛食」を知ることで立ち止まり、心と体を満たす時間をつくることができます。「愛食」は愛本主義の出発地点だと考えています。

《職》「ナリワイ」をつくる

「愛食」は、食べ物を通して自分と向き合う余白の始まりです。その余白を使って心の底から自分を満たすためには、自己理解を深めることが欠かせません。自己理解の先にあるのが、ふたつめのshoku《職》です。

わたしたちは個々がすでに持っている想いや強みを活かしたお商売の形を「ナリワイ」と呼んでおり、ナリワイを見つけること・育てることを応援しています。自然に生きられるナリワイを持つことは、仕事も暮らしをまるっと愛せる生き方に繋がります。

《色》「らしさ」を咲かせる

魅力的なものは既にある。わたしたちは個々が持っている想いや強みを活かすことこそ、自分も周りも心地よく生きられる一歩と考えています。らしさを花開かせることで、繋がりたい相手と両思いになれる。aiyueyoでは、関わる人たちが「それぞれのらしさを咲かせる」ために、ブランディング技術を活かします。


具体的に何してるの?


aiyueyoでは活動の場を「ハタケ」と呼んでいます。畑で野菜を育てるのと同じように、自分にあった種類や量の「活動のタネ」を蒔き、「活動のナエ」として仲間と一緒に育て、実ったものは収穫して分け合う。与えられることを待つのではなく、メンバーの一人ひとりが主体的に活用していく場であろうとしています。

現在、aiyueyoには大きく5つのハタケが存在します。

  1. ギフトバタケ

愛食を起点に、自分と大切な人を大切にしたい。わたしたちの想いと力を結集させた2つのプロダクトを販売しています。

【フードギフトに愛を込めて aiyueyo gift】

aiyueyo giftは、14の食を作り手のストーリーとともに掲載しているフードカタログギフトです。言葉にするのは照れくさい大切な人への愛を、お腹に届けて代弁します。

(両親へのギフトや友人の結婚祝い、出産祝い、大切な人との別れのシーンにも愛の詰まった瞬間にたくさん選んでいただいています。商品ページはこちら)

【季節はじめのごきげん仕込み aiyueyo BOX】

aiyueyo giftよりももっと気軽に愛食を体験いただくために、一食分+食後のおやつを詰め合わせたアソートボックスを新商品として現在計画中です。自分をごきげんにする食との向き合い方を、始めていただけるプロダクトとなっているので、お楽しみに。

(購入者限定で一緒にごきげんを仕込むワーク・食事をともにするごきげん仕込み会もあります。こちらの初販売は秋以降を予定)

  1. スクールバタケ

自分の理想の暮らし方・働き方とは?自分を犠牲にしない食との向き合い方とは?

あなたの心に眠っている理想の在り方(being)を共に描き、育てる、3ヶ月コーチングプログラムが「ナエドコ」です。

(ナエドコはチームaiyueyoへの入り口です)

自分の理想の在り方を見つけたら、それを実現するナリワイ(doing)を育てて行動していくのみ。自分の想いとらしさからナリワイを生み出し、具体的な事業計画をつくりたいときにチームaiyueyoメンバーが活用できるのが「ナリワイ助産院」です。チームaiyueyo外でも、農家さんの参加は歓迎しています。

また、クリエイターとして活動していく道も、aiyueyoでは応援。現在、ブランドの戦略家を意味する「ブランドの助産師」「ブランディングデザイナー」「ブランディングライター」という、ブランディングクリエイターになるための3つの講座を開講しています。

(ブランディングクリエイター講座は卒業後に共にaiyueyoで地域・食に埋もれる魅力を発掘することを目指す講座です。そのため、チームaiyueyo外からの参加は、ナエドコの受講と合わせての申し込みになります)

  1. ブランディングバタケ

想いとらしさが詰まった食や取り組みが、世の中で埋もれてしまうのはもったいない!スクールバタケでの学びを経て、愛食・愛本主義の世界を加速するためにブランディングを提供するのがこのチーム。

例えば、ブランド戦略をもとにデザイナー・ライターとチームを組みながらウェブサイトやパンフレットを制作。ブランディングの専門性あるメンバーが、それぞれのスキルを束ね、ブランドの本来の「らしさ」の花を開くお手伝いをしています。

(毎月第一金曜日に販売している、豚まるごと一頭を部位別に販売する「まるごとん」。#まるごとん も賑わっています)


わたしたちがお手伝いしたブランディング事例は一部メディアaiyueyoでも紹介中です

  1. コミュニティハタケ

ナエドコを卒業したメンバーは、slackというオンラインツールを通して交流しています。お互いの好きなことや、初めの一歩としての小商いを応援し合っているのです。例えば、コミュニティ内商店街「aiyueyo循環商店街」。ここでは、自分で自分の「らしさ」に価値をつけ、交換する練習を行っています。

(循環商店街についてはこちらの記事で詳しく紹介しています)

暮らす地域が近い人同士は、マルシェ共同出店やイベントの開催など、リアルな場での活動もしています。2023年4月には「1年に一回くらい、みんなで集合しようよ!」ということで、都内の冨澤ファームに、全国から総勢70名以上が集合しました。

(2023年4月に都内の冨澤ファームで開催された愛食フェス。わたしたち「らしさ」の詰まったフェスの様子もぜひこちらの記事で覗いてみてください)
  1. メディアバタケ

最後に、メディアaiyueyoでは、こうして日々たくさんの取り組みが盛んに行われるaiyueyoの今や、愛食・愛本主義の世界を伝え、共感しあえる人々や企業さんと手を取り合う活動をしています。


チームaiyueyoの「やってみたい」の応援を目的とした企画作りや運営をしており、駆け出しの人でも執筆・編集・デザイン・カメラ・SNS運用など実践的な経験が積める場所でもあります。

( 3つの”shoku”を軸に発信をしていく、WEBメディア aiyueyo

(愛本主義に共感いただき、手をとりあっている企業さん団体さんたち)
(「愛食」について濃くお伝えするために、ポッドキャストも配信しています)

どうやったら関われるの?

①まず覗いてみたい

aiyueyoやメンバー主催のイベントや単発講座にご参加いただくと、aiyueyoの雰囲気を掴んでいただけるかなと思います。イベント情報は、わたしたちのメディア・SNSで随時更新中です。ご都合のよいものをフォローいただけると嬉しいです。

Twitter

インスタ

ポッドキャスト

ライン

②愛食を浴びる、贈る

自分を大切にする入り口として、愛食を体験してみたい方。または、愛食に共感し、大切な方への贈り物に選びたい方。わたしたちの心のこもった愛の循環のバトンは、こちらからお買い求めいただけます。

aiyueyogift サイト

③チームaiyueyoに入りたい

ナエドコがチームaiyueyoの入口となっています。次の募集情報はこちらからご確認ください。

ナエドコのページ

④自分らしいお商売がしたい、食の作り手さん

わたしたちは食が起点だと思うからこそ、想いをこめて食を作る方、届ける方を応援しています!ナリワイ助産院でナリワイづくり、aiyueyo brandingでブランディングサポートが可能です。もちろん、チームaiyueyoとして所属いただくのも大歓迎!

ナリワイ助産院の詳細はこちら

ブランディングのお問い合わせはこちら

その他質問等ありましたら、お気軽にお問い合わせください。

お問い合わせ窓口はこちら

最後に。魅力的なものはすでにある。

ここまでご紹介してきたaiyueyo。少しはイメージが湧いたでしょうか。

aiyueyo自体、わたしたちらしいを追求して来た結果、一般的な会社組織、あるいはサークルなどとはだいぶ違う在り方になりました。このように独自の道を進むことができるのも、aiyueyoの根底にあるフィロソフィーが大きく影響しています。それは、「魅力的なものはすでにある」というもの。

人も食も「いのち」です。いのちは最初からすべて、すでに美しい。わたしたちは、その本来の魅力が花開くようにしているだけ。自然体で、ごきげんで、しなやかな世界へ。あなたもその循環の一員になっていただけたら嬉しいです。

フードギフトに、愛をこめて aiyueyo giftフードギフトに、愛をこめて aiyueyo gift